7時50分、起床。
胡桃パン、目玉焼き、ソーセージ、サラダ、牛乳、珈琲の朝食。
新聞に谷村新司さんの訃報記事が載っていた。74歳だった。ご冥福をお祈りします。
今日は竜王戦の第2局の一日目である。対局場は京都の仁和寺。タイトル戦ならではである。
ネットTⅤの中継を点けると、指し手はけっこう進んでいて(先手が藤井)、先日の王座戦第4局と同じ局面になっている。そのとき、先手番の永瀬は4五桂と跳ねて、開戦した。しかし、藤井はその手順を選ばず、6六歩と差した。おそらく4五桂は後手に正確に受けられると「攻め急ぎ」とその後の検討で結論が出たのかもしれない。
書斎に移動して、昨日のブログを書く。
10時のおやつ。解説の女性棋士が「ふきよせってなんでしょう?」と言っていたが、落ち葉が風に吹かれて集まった様子をお菓子で表現したものである。元の字は「吹き寄せ」である。
伊藤はフルーツ盛り合わせ。これも一種の「吹き寄せ」といえないこともない。
昼食休憩前までに局面はここまで進んだ(藤井が7四歩と打ったところ)。AIの形成判断は五分。
昼食は和食。お寺の外からの仕出し弁当だろう。
値段は伊藤の方が高そうである。もちろん支払いは主催者がするのであるが(笑)。
私も昼食を食べに出る。「吉岡屋」へ。
今日も夏日。まだ冷たい麦茶が美味しい。
ランチセットを注文。そばはもり、おかずはアジフライ、ごはんは軽めで。
アジフライにかけるものは何か問題。フライを重視するとウィースターソース、アジを重視すると醤油ということになるが、二枚あるので、一枚はウィースターソース+からし、もう一枚は醤油で食べる。ちなみに一枚のときは、半分に切って、片方をウィースターソース、片方を醤油で食べる。
あと数日で年間の夏日の記録を更新するそうである。すでに猛暑日、真夏日の記録は更新しているので「夏の三冠王」達成となる。とにかく暑い夏だった。
玄関先でお隣のNさんの奥様からジャガイモをいただいた。「やわらかいからサラダにするといいですよ」「僕はポテトフライが好きなんですけど、フライもいけますか?」「はい、フライも美味しいと思います」「ありがとうございます」
昼食休憩前の局面から、後手6五桂、同歩、3六歩、7三歩成、同金と進んだ。ここで先手(藤井)が長考に沈んだ。
アマゾンで購入したキンドル・スクライブが届いた。説明書が入っていないと驚いたが、すごく薄い説明書が入っていた。操作が簡単なのかもしれないが、詳しくはネットで読んでねということのようである。周りに使っている人がいると教えてもらえるのだけれど、新製品だからな、どうだろう。
3時のおやつ。藤井はショートケーキ。八冠らしく王道のスイーツである。
伊藤は和栗の最中。サンドウィッチと同じで手で食べられるのがいいところである。
次の一手を封じ手にするのではないかと解説者は言っていたが、残り30分のあたりで、藤井は4七金と指した。3七歩成、同金でじっくり指しましょうという手である。
将棋のAIといっても種類があるのだが、別のAIでは先手の優位がより大きく評価されている。予想手順は3七歩成、同金までは同じだが(これは誰が指してもこうなるだろう)、その後、3五銀と出るか、3三歩と打つかで最善手が分かれている。
藤井が封じ手をして(100%3七歩成だろう)、1日目が終った。
夕食は「吹き寄せ」的? 炒り卵、まぐろの山掛け、シラスおろし+シソ、明太子が並んでいる。「どうぞお好みで」という感じ。
食事をしながら『下剋上球児』初回(録画)を観る。なんとなく夏ドラマにふさわしいような内容である。小日向文夫が野球好きでノー天気な金持ちのオッサン役で出ている。同じ局の夏ドラマ『VIVANT』の不倫上司役とは全然雰囲気が違う。役者である。
オンデマンド講義の収録。キンドル・スクライブにワードの原稿を転送して、画面で文字を拡大して使ってみることも考えたが、まだ扱いが不慣れなので、今回はやめておく。でも、ペーパーレス化は進めていきたい。アマゾン・スクライブはペンでの書き込みができる(とのことなので)ペーパーのように使えて、ペーパーレス化にはうってつけだろう。
風呂から出て、今日の日記を付ける。
1時45分、就寝。