フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

1月19日(火) 晴れ

2021-01-20 14:00:00 | Weblog

9時半、起床。

あんバターパン、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

朝刊の文化欄に金原ひとみの最近の小説について紹介されていた。興味深い。

昨日のブログをアップする。

放送原稿のパート1を仕上げる。

今日は雲一つない晴天だが、風がある。

昼食は「喜楽亭」に食べに行く。昨日の人間ドッグが済むまでは高カロリーの食事を控えていたのだ。

風で入口前のホワイトボード(おすすめメニュー)が外れている。店主さんに教える。

客は私一人。「今年もよろしくお願いします」の挨拶。

いつものチキンカツ定食(ごはんは少なめで)。

店内の本棚に巻の不揃いのコミックと並んで、文庫本も一段分ある。

安岡章太郎、北杜夫、山本周五郎、尾崎士郎、大江健三郎、遠藤周作、丸谷才一・・・いろいろある。古本屋の店頭の一冊50円とか100円とかの箱から選んだもの多いようである。

しかし、最近の客は人で一人で来てもたいていスマホをいじっているから、本に手は出さない。本棚があると、「めずらしいですね」と懐かしがる年配の客もいるそうだ。

食後のコーヒーは「喜楽亭」の向かいのビルの2階にある「ハッピー珈琲」で。

ブレンドを注文するとお替り分も一緒に出てくる。

『池波正太郎の銀座日記』もそろそろ読み終わりそうだ。

帰りに駅ビルの本屋に寄って、池波正太郎『鬼平犯科帳』1(文春文庫)と『文豪ナビ 池波正太郎』(新潮文庫)を購入。『鬼平犯科帳』は全24冊。私はもっぱら池波のエッセーの愛読者で、彼の本業の時代小説はあまり読んでいないのだが、『鬼平犯科帳』はTV(主演は中村吉衛門)ではよく観ているので、原作も読んでみようという気持ちになった。文庫本一冊に10話収まっている。連作短編小説集のようなものだから、読みやすだろう。『文豪ナビ』は池波自身の著作ではなく、編集部が作成した作家ガイド(人と作品)である。

金原ひとみ『fishy』(朝日新聞社)

 コロナの感染騒ぎの前に書かれた作品なので、朝刊で紹介されていたものではないのだが、3人の女性たちが互いのプライベートには踏み込まない距離感を保ちながら、この場限りの「ともだち」として付き合い続けていという、「女性の生きづらさと新たな連帯の形を届ける」金原ひとみの小説的達成、といううたい文句に惹かれて購入。

吉本隆明『ひきこもれ』(SB新書)

 2002年に出版されたものの新装版。副題は「ひとりの時間をもつということ」。

帰宅して夕食の時間まで修士論文を読む。

夕食はフライ盛り合わせ、薩摩芋の甘煮、味噌汁、ごはん。(ごはんと味噌汁の配置が逆です)

ウィンナーフライとカニクリームコロッケ。昼食とフライかぶりである。

食事をしながら日曜日に録画した『モヤモヤさま~ず2』を観る。今回は柴又。年末に収録したものですとのテロップが出ていた。だんだんコロナの感染状況が悪くなっている状況での収録だったのだろう。ようやく場所が23区内に戻ったと思ったら、また郊外の方に戻るか、再放送かになるのだろう。

修論を切りのよいことろまで読んでから、オンデマンド授業のコンテンツの収録に入る。

「ライフストーリーの社会学」の第15回(最終回)の講義を2本収録する。パート1は33分。パート2は37分30秒。どちらもワンテイクでOK(を自分で出す)。

風呂を浴びてから、『ジェットストリーム』をタイムフリーで聴きながら、今日の日記とブログ。

3時、就寝。

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