フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

11月21日(火) 晴れ

2023-11-22 12:33:34 | Weblog

7時15分、起床。早起き(私にしては)である。

チーズトーストと珈琲の朝食。ミニマルな朝食である。

食卓で写真を撮った後、書斎に運んで、昨日のブログを書きながら食事をする。

1時間で昨日のブログを書き上げてアップし、9時過ぎに妻と家を出る。今日は妹夫婦と川越散歩をするのである。

電車の中で益田ミリ『小さいわたし』を読む。大学院の演習(自伝の分析)で学生が取り上げることになっている本である。

品川で山手線に乗り換えて池袋まで行き、そこから東部東上線に乗って新河岸(川越の1つ手前)まで行く。

新河岸駅には10時45分頃着いた。駅前(西口)は何もない。もちろん本当に何もないわけではない。コンビニと学習塾と歯科医院(3軒も!)があるが、蒲田と比べると何もないに等しい。

妹夫婦の車で「すぺいん亭」というレストランへ向かう。何もない風景が続く。遠くに山が見える。

「すぺいん亭」は完成道路沿いにある工場のような外観のレストランである。11時半開店で、開店を待つ人たちが並んでいる。

外観からは想像もつかない内装である。ガウディ風というのだろうか、テーマパークの中にあるレストランのようである。

パエリアを主菜にしたランチコース(2500円)を注文。

スパニッシュオムレツ。じゃがいもがたくさん入っている。

葡萄入りのガスパチョ(冷製スープ)。

パエリア。鍋で出てきて取り分けてくれるのかと期待したが、個皿で運ばれてきた(予約時にリクエストしておけば鍋で提供してくれる)。看板料理だけあって美味しい。

揚げたてのチュロス。

アイススクリーム(「ラマンチャの華」という名前が付いている)。

珈琲。

店先の大きなパエリア鍋の前で記念撮影。

車で移動して川越城跡の本丸御殿に立ち寄る。

川越城は『どうする家康』とのかかわりで言えば、秀吉の関東攻めのときは後北条氏の城であったが、前田利家らに攻められて陥落。家康が江戸に入るにあたって、重臣の酒井重忠が城主となった。

入り口前で記念撮影。

現在、保存されているのは本丸御殿の一部だが、とにかく部屋が多い。「〇〇詰所」という部屋がたくさんある。

その一番奥、離れになっているところに、「家老詰所」がある。ここもたくさんの部屋の複合体である。立身出世のレベルに応じて入れる部屋が厳しく決まっていたのだろう。

家臣の中の最上位が家老である。三人の家老が江戸の守備ついて相談しているところという想定で人形が置かれている。

川越観光のメッカ、蔵町へ。平日だが天気がよいせいだろう、たくさんの観光客がいる。

かわいいキャラクターがそこここに。

「時の鐘」。蔵野町のランドマークというか、シンボルである。

「陶舗やまわ」に立ち寄る。

4年前に来たとき、妻はここである作家さんのカップを買ったのだが、それを割ってしまったので、新しいものを購入したかったようだが、その作家さんはいまや人気作家となり、入荷してもすぐに売れてしまうそうである。妻は別の作家さんのカップを購入したが、残念そうであった。

前回も入ったカフェ「エレバート」に立ち寄る。

二階のテーブル席は満席だったが、一階のカウンター席が空いていたので4人で並んで座る。

それぞれドリンクを注文。私はドラジェコドラジャ。

玉子サンゴを2人前(一人前2切れ)注文し、4人でシェアして食べる。だし巻き卵である。

車の通りを離れ、大正ロマン通りへ。前回来たときに食事をした鰻の「小川菊」はここにある。

店先のメニューを見たら、千円くらい値上がりしている。美味しいこと間違いなしだが、うかうかと手は出せない値段になってしまった。

次回は和食の店なんかにしましょうかね、ともう次回のランチのことを考えている(笑)。

蓮聲寺に立ち寄る。

コロナでお賽銭箱の前のジャランジャランはなくなってしまったところが多いのだが、ここでは復活していた。

鈴ではなくて銅鑼ですね。もちろん鳴らしてみる。やっぱりいいですね。

線香を香炉に置いて、煙を体の不具合のあるところに浴びる。みんな、もうあちこちに浴びてました(笑)。

もう一度、大正ロマン通りに戻る(車の往来がないのでぶらぶらしやす)。サツマイモのチップスが気になったので買ってみた(400円)。「蜂蜜かけますか?」と聞かれたので、最初は「けっこうです」と答えたのだが、お店の人がちょっと残念そうな顔をしたので、聞いてみると、ここは本来川越産の蜂蜜を扱うお店なのだそうだ。おぇ、それは蜂蜜かけなくちゃ。「かけてください!」

みんなでシェアして食べる。うん、初めて食べたけど、これはいけますね。

蔵町周辺は食べ歩きの若者たちが多いが、われわれもその仲間入りをした。(食べ終わった紙コップを処理をお店に戻ってお願いしたとき、「美味しかったです!」といったら「よかった!」と喜んでもらえた)。

「時の鐘」の通りに元祖おさつチップの店があって、行列ができている。

ちなみにこちらは600円。こちらの方が高級感がありますけど、さっきのおばさんの店なら並ばずに買えますよ(笑)。

氷川神社へ向かう前に公衆トイレの前のベンチで一休み。

市役所の向かいにコロッケを売る店があって、数人人が並んでいた。カツヨシさん(妹の夫)が「コロッケ食べましょう」と言って並んだ。年配の男性のワンオペの店で、文字通り揚げたてを売っているようで、列が遅々として進まない。

ようやく買えました。三人にはコロッケだったが、カツヨシさんはコロッケパンだった。お腹が減っていたんですね(笑)。さっきの玉子サンド、本当は一人前食べたかったのだろう。

氷川神社。縁結びのご利益があるそうで、若い人たちも来ている。

鯛のおみくじ。「めでたい」の「たい」にかけたのだろうか。磁石のついた小さな釣り竿で釣り上げる。

本体におみくじが差し込んである。

こちらは「あい鯛みくじ」。恋愛に特化したおみくじである。

いろいろ考えるものである。

社の裏手にあるご神木。

樹齢600年とか。

平成23年の台風で先の方が折れてしまったそうである。

たしかに上の方が折れている。しかし、奇跡手に社にも人にも危害はなかったそうである。

神社の裏手から出ると、新河岸川が流れている。春には桜の名所になる。

橋を渡ったところにあるヤオコー川越美術館。スーパーヤオコーの創業者が収集した三栖右嗣という画家の作品が展示されている。入館料はドリンク付きで500円。

2つの展示室に大小の作品が展示されている。

作品は3月と9月に展示替えされうのだが、前回も晩秋に来たので、馴染みの作品たちが並んでいた。

併設のラウンジ。

前回も川越散歩の最後はここだった。ゆったりとしくつろげる空間だ。一番街を歩いている若者たちもここまでは来ない。

私はミルクティー(ポット)におはぎ(ヤオコーの商品で130円)を追加。

妻と妹はもこもこカフェだったかな?

美術館を出たのは4時半。

本丸御殿の駐車場に止めてある車のところまで戻る。

川越駅まで送ってもらう。今日はどうもありがとうございました。

改札のところでお別れ。次に会うのは年末の墓参りのときですね。

川越駅ではタイミングよく特急に乗れて、蒲田までスムーズに帰って来られた。

夕食は蒲田駅構内の弁当屋で買った崎陽軒のシウマイ弁当。小さな旅の気分が続いている。

私はごはんが右に来るように置く派である。そして一番先に食べるのは列からはみ出たシウマイと決まっている。

食事をしながら『時をかけるな、恋人たち』第4話・第5話(録画)を観る。

澤田瞳子さんの『月ぞ流るる』の電子書籍版を購入。紙の本をいただいたが、読むのはこちらで。

レビューシートのチェックをすませてから、今日撮った写真の整理。

風呂から出て、今日の日記を付ける。今日の歩数は1万3千歩ほど。

オンデマンド授業の第7回のコンテンツ一式をアップする。

1時15分、就寝。

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