フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

2月19日(月) 小雨

2024-02-20 11:50:32 | Weblog

8時、起床。

胡桃パン、サラダ、牛乳、珈琲の朝食。

本日の『ブギウギ』。いっぺんに時間が進んだ。愛子は赤ちゃんではなく幼児になっている。『買物ブギ』(1950年)は飛ばされてしまったのか? 好きな歌なんだけど。

9時半に家を出て、駅前(東口)からバスに乗り、東京蒲田医療センターに行く。妻も一緒である。3月中旬に予定している腹部のヘルニアの手術の説明を受けるためである(2年前に手術したのだが再発したのである)。10時の予約だったが、1時間ほど待った。こういうときのためにキンドル・スクライブを持って行ったのだが、いつ呼ばれるかわからないので、読む気になれなかった。待合所には高齢者が多かった。一人で来ていて大丈夫なのか見ていて心配になるような人もちらほらいた。歳を取るといことはそういうことなのだ。

手術の説明は丁寧で、今後の段取りも含め、一時間近くかかった。支払いは220円だった(検査や処置や投薬がないとこんなに安いのだ)。

帰りもバス。小雨が降り始めていた。

昼食は蒲田駅で買った崎陽軒のシウマイ弁当。

食事をしながら『正直不動産2』第6話(録画)を観る。

デザートにパウンドケーキを食べる。

少し午睡。

夕方、大森の「ベイクマン」に電話して、食パンの取り置きをお願いする。

小雨の降る中、出かける。駅の近くの駐輪場の自転車たちが動物の群れのように見える。

艸千里浜(くさせんりはま)のとある丘の

雨に洗はれた青草を 彼らはいつしんにたべてゐる

たべてゐる

彼らはそこにみんな静かにたつてゐる

ぐつしよりと雨に濡れて いつまでもひとつところに 彼らは静かに集つてゐる

もしも百年が この一瞬の間にたつたとしても 何の不思議もないだらう

雨が降つてゐる 雨が降つてゐる

雨は蕭蕭と降つてゐる

(三好達治「大阿蘇」より)

大森駅の北口を出て、ジャーマン通りを歩く。

「ベイクマン」に到着。食パンを受け取る。

いま来た道を引き返す。

帰宅。食パン二斤、6枚切り。

冷凍保存する前に、一枚だけ、焼かずにバターで食べる。これがやわらかくて美味しいのだ。

「ルーティンですね」

夕食は鯛のつみれ汁、銀鮭の西京焼き、春雨サラダ、ごはん。

食事をしながら『さよならマエストロ』(録画)を観る。楽団の最後の曲(カルメン)は楽団の創設時からのメンバーであるコンマス(津田寛治)が指揮棒を振った。その晴れの姿を妻と娘が見に来ていないなんて・・・。

ゼミ論集(14冊目)の編集作業ほぼ終了。201頁、ワードで作成したものをPDFにしてUSBに保存する。「ほぼ」と書いたのは学生への確認(私が最終段階で原稿に修正を施したものがある)の返信待ちがあるからだ。確認が取れたところで印刷・製本業者に渡す。

風呂から出て、今日の日記を付ける。

1時、就寝。

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