9時、起床。
トースト、ヨーグルト、牛乳、紅茶の朝食。
午後1時に蒲田駅で卒業生のクミコさん(論系ゼミ5期生)と待ち合わせて、「ティティ」へ行く。
彼女と会うのは去年の11月以来だから、ちょうど一年振りである。お元気でしたか?
揚げ春巻き。
生春巻き。
この店で最初に注文するのはいつもこの二品。でも、出てくる順序はそのときどきで違う。今日は揚げ春巻き→生春巻きの順。
三番目に注文するのは汁物(蕎麦)が多い。フォーか、フーテュウか、ビーフンか。彼女はサイゴン風フーテュウを希望した(フォーはふだんからよく食べているが、フーテュウは初めてという理由で)。
カフェめぐり自体は1年ぶりだが、蒲田は実に2年半ぶりくらいである。その間に、消えたカフェがあり、新しく生まれたカフェがある。
私の家の近所の専門学校で学園祭をやっていた(早稲田祭も今日、明日だ)。
「わー、学園祭だ!」
模擬店の並ぶ通路を歩く彼女のテンションが上がる。
「学生はいいですね!」
「キャンパすはいいですね!」
職場の閉塞感と比較して、キャンパスの開放感を素晴らしいものに感じている、卒業後5年目の彼女だった。
十分、学生で通用するけどね(笑)。
2年半前に行ったカフェの跡を訪ねてみましょうか。
「フォノカフェ」(2017年4月29日訪問)
「フォノカフェ」は昨年の9月末で閉店(店主の大原さんはいま高知で農家をやっている)。
「フォノカフェ」の後に入った「ノザワBAKE」も11月4日(月・祝)の営業を最後に休業に入る。シャッターが半分空いているのは、ご主人が厨房でお菓子を焼いているからだろう。
「あるす」の跡地にも行ってみましょう。
「あるす」(2017年4月29日訪問)
いまは更地になって、雑草が生えている。
つでにいうと、あの日、彼女が背中を撫でたナツももういない。
2年半という歳月はそうい長さである。
新しいカフェ「スリック」に行きましょう。その途中の道にあるかつて「屋根裏」という名のカフェであった家屋。蔦が象の形をしている。
灯りは点いているので人はお住まいのようだが、営業はしていない。
いまにも動き出しそうな黒猫。
店頭に置かれた地球儀のグアムのあたりを指差す彼女。「今度、旅行にいくんです」。
「スリック」に到着。
もちろん彼女がここに来るのは初めて。
メニューを見ながら何を注文しようか思案する。
紅茶は私はアフタヌーンティ(ラッフルズ)、彼女はキームンをチョイス。彼女は紅茶が大好きで、私と同じく、朝はいつも紅茶だそうだ。私と違うのは(ティーパックではなく)ちゃんと茶葉から煎れること。でも、「スリック」のように煎れた紅茶をティーポットに移すまではしていないそうだ。
シフォンケーキは2人とも同じものをチョイスした。カモミールと洋梨のシフォンサンド。11月限定である。
食べ始める前に、マダムに写真を撮っていただく。
マダムと紅茶談義に興じるクミコさん。
紅茶の煎れ方の裏ワザ(?)を伝授するマダム。*ここでは書けません。
ほうじ茶シフォンに添えられている白玉あずきをサービスで出していただいた。これ、好きなんです。ありがとうございます。
紅茶好きの彼女に「スリック」で使われているティーポット敷き(販売もしている)をプレゼントする。彼女は休日に吉祥寺を散歩する(お気に入りのカフェもある)のが無上の楽しみだそうなので、いつか私を案内してください。
彼女は今日は埼玉の実家に帰るそうである。よい休日を。
夕食は二色丼、味噌汁。
挽肉のそぼろ煮と入り卵、スナップエンドウもトッピングされているから三色丼か。
デザートはホナミさんの結婚式でいただいたお菓子。
食事をしながら、ワールドカップラグビーの決勝戦を観る。大方の予想を覆して、南アフリカがイングランドに快勝した。ペナルティーキック合戦の様相を呈していた試合だったが、後半中盤の南アフリカの見事なトライで試合は決まった。南アフリカの選手の気迫がすさまじかった。
1ヶ月とちょっと間、ラグビーというものを大いに楽しんだ。素晴らしい大会だった。
2時、就寝。