フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

11月2日(土) 晴れ

2019-11-03 11:00:24 | Weblog

9時、起床。

トースト、ヨーグルト、牛乳、紅茶の朝食。

午後1時に蒲田駅で卒業生のクミコさん(論系ゼミ5期生)と待ち合わせて、「ティティ」へ行く。 

彼女と会うのは去年の11月以来だから、ちょうど一年振りである。お元気でしたか? 

揚げ春巻き。 

生春巻き。

この店で最初に注文するのはいつもこの二品。でも、出てくる順序はそのときどきで違う。今日は揚げ春巻き→生春巻きの順。

三番目に注文するのは汁物(蕎麦)が多い。フォーか、フーテュウか、ビーフンか。彼女はサイゴン風フーテュウを希望した(フォーはふだんからよく食べているが、フーテュウは初めてという理由で)。 

カフェめぐり自体は1年ぶりだが、蒲田は実に2年半ぶりくらいである。その間に、消えたカフェがあり、新しく生まれたカフェがある。 

 私の家の近所の専門学校で学園祭をやっていた(早稲田祭も今日、明日だ)。

「わー、学園祭だ!」

模擬店の並ぶ通路を歩く彼女のテンションが上がる。 

「学生はいいですね!」 

「キャンパすはいいですね!」 

職場の閉塞感と比較して、キャンパスの開放感を素晴らしいものに感じている、卒業後5年目の彼女だった。

十分、学生で通用するけどね(笑)。 

2年半前に行ったカフェの跡を訪ねてみましょうか。

「フォノカフェ」(2017年4月29日訪問) 

 

「フォノカフェ」は昨年の9月末で閉店(店主の大原さんはいま高知で農家をやっている)。

「フォノカフェ」の後に入った「ノザワBAKE」も11月4日(月・祝)の営業を最後に休業に入る。シャッターが半分空いているのは、ご主人が厨房でお菓子を焼いているからだろう。

「あるす」の跡地にも行ってみましょう。 

「あるす」(2017年4月29日訪問) 

 

いまは更地になって、雑草が生えている。 

つでにいうと、あの日、彼女が背中を撫でたナツももういない。

 

2年半という歳月はそうい長さである。 

 新しいカフェ「スリック」に行きましょう。その途中の道にあるかつて「屋根裏」という名のカフェであった家屋。蔦が象の形をしている。

灯りは点いているので人はお住まいのようだが、営業はしていない。 

いまにも動き出しそうな黒猫。 

店頭に置かれた地球儀のグアムのあたりを指差す彼女。「今度、旅行にいくんです」。

「スリック」に到着。

もちろん彼女がここに来るのは初めて。 

メニューを見ながら何を注文しようか思案する。

紅茶は私はアフタヌーンティ(ラッフルズ)、彼女はキームンをチョイス。彼女は紅茶が大好きで、私と同じく、朝はいつも紅茶だそうだ。私と違うのは(ティーパックではなく)ちゃんと茶葉から煎れること。でも、「スリック」のように煎れた紅茶をティーポットに移すまではしていないそうだ。 

 シフォンケーキは2人とも同じものをチョイスした。カモミールと洋梨のシフォンサンド。11月限定である。

食べ始める前に、マダムに写真を撮っていただく。 

マダムと紅茶談義に興じるクミコさん。 

紅茶の煎れ方の裏ワザ(?)を伝授するマダム。*ここでは書けません。

ほうじ茶シフォンに添えられている白玉あずきをサービスで出していただいた。これ、好きなんです。ありがとうございます。 

紅茶好きの彼女に「スリック」で使われているティーポット敷き(販売もしている)をプレゼントする。彼女は休日に吉祥寺を散歩する(お気に入りのカフェもある)のが無上の楽しみだそうなので、いつか私を案内してください。

彼女は今日は埼玉の実家に帰るそうである。よい休日を。

夕食は二色丼、味噌汁。 

 挽肉のそぼろ煮と入り卵、スナップエンドウもトッピングされているから三色丼か。

デザートはホナミさんの結婚式でいただいたお菓子。 

食事をしながら、ワールドカップラグビーの決勝戦を観る。大方の予想を覆して、南アフリカがイングランドに快勝した。ペナルティーキック合戦の様相を呈していた試合だったが、後半中盤の南アフリカの見事なトライで試合は決まった。南アフリカの選手の気迫がすさまじかった。

1ヶ月とちょっと間、ラグビーというものを大いに楽しんだ。素晴らしい大会だった。

2時、就寝。

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