フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

1月30日(火) 晴れ

2024-01-31 11:22:07 | Weblog

8時、起床。

チーズ&マヨネーズトースト、パスタスープ、ソーセージ、サラダ、牛乳、珈琲。チーズ&マヨネーズトーストは新しい試みだが、チーズよりマヨネーズの風味が強い。定番の目玉焼きがないのは玉子を切らしたから。

桐島容疑者が亡くなった。本当にあの「桐島聡」だったのかは謎のままだ。

『村上RADIO』をタイムフリーで聴きながら昨日のブログを書く。柴田元幸をゲストに迎えて12月20日に早稲田大学の村上春樹ライブラリーで公開収録したものである。翻訳作業を通じての40年来の付き合いの二人ならではのおしゃべりと音楽。

「懐かしい曲ばかりで,、泣けてきます」(嘘つけ、君は2歳だろ)。

1時を回った頃に昼食を食べに出る。

今日は鵜の木エリアでランチとお茶をしよう、と昨日から決めていた。

鵜の木は多摩川線で蒲田から4つ目。4駅離れると隣町という感じは薄まるが、多摩川線は駅の間隔が短いので、時間にすると蒲田から7分。

「あみ吉」へ行く。2回目の訪問。初回は天ぷら定食を食べたので、今日は刺身定食を食べようと思う。戸を開けるとけっこう混んでいた。地元の年配の客が多いように見受けらる。

刺身定食は1200円とメニューにあるが、昨今、1200円で食べられる刺身定食というのは刺身の量が少ないのではないか。注文を取りに来た店の方(たぶんご主人の奥様)に、刺身定食は一種類しかないのか(天ぷら定食のように「松・竹・梅」とかはあるのか)尋ねたところ、「言っていただければお値段に応じてご用意します」とのことだったので、2000円でお願いした。

しばらくして運ばれてきたのがこれ。刺身の盛り合わせだが、鯛(?)のお頭付きなのでびっくりした。刺身定食にお頭は不要なのではないかしら(その分、刺身の量を増やしてほしい)。

写真を撮り終わっても、ご飯と味噌汁が運ばれてこない。私が刺身に手を付けずにじっとしているのを見て、店の方が「ごはんをおもちしましょうか?」と聞いてきた。どうも私が刺身を肴にビールか日本酒を飲むのだと思っていたようである。しかしビールも日本酒も注文しないので「もしや」と気づいたのである。つまり私は刺身定食を注文したのに向こうは酒の肴としての刺身の盛り合わせを注文したのだと誤解していたのである。酒の肴の刺身の盛り合わせだとするとお頭付きであるのはわかる。

支払いの時、お店の方たち(ご主人、女将さん、息子さん)が何やら相談をしている。想像するに、私が「刺身定食」を2000円で注文したのに対して、向こうは2000円相当の「刺身の盛り合わせ」を注文されたのだと受け取っていて、ごはんと味噌汁とお新香の代金をどうしたものかで相談していたものと思われる。結局、2200円を支払った。200円は通常のごはんセットの代金よりも安いのではないかしら。

次に来たときは、寿定食(お刺身付の天ぷら定食)を注文しようかしら。あるいはお刺身定食+もつ煮込みというのもいいかもしれない。

駅前の商店街は片側が「鵜の木デパート会」、もう片側が「平和会」と名前が違う。街灯のデザインは統一されているが、どういうことだろう。

食後の珈琲は「福井珈琲店」で。

カウンター席のみの店で、先客が3名(女2、男1)。3回目の訪問だが、男性客をみかけたのは初めてだ。男性客と女性客の間の席に座ったが、男性客は煙草を吸っている。

ウィンナー珈琲を注文する。

メニューにウィンナー珈琲は「3つの味を楽しめる」と書いてある。珈琲の味、クリームの味、あと一つは何だろう。珈琲とクリームの混ざった味ということかしら。スプーンが付いてこないのは、「かき混ぜないで(クリームをトッピングしたまま)お飲みください」というメッセージである。

男性客は寡黙な人だが、それでも最近筑波山に登ったという話をボソボソとマダムに話している。私は商店街の名前についてのさきほどの疑問をマダムに尋ねてみたかったが(「福井珈琲店」は「平和会」の側にある)、常連と思しき男性客とマダムの会話に割って入るのはやめておいた。この質問は次回にとっておこう。

鵜の木エリアでの滞在時間は1時間ほどで、蒲田に戻ってくる。

帰宅して、学部の演習、ゼミ、ゼミ論、大学院の演習などの成績付の作業。締め切りは来週の火曜日だが、この後に「ライフストーリーの社会学」の大量のレポートを読まなければならないので(加えて明日が締め切りのレビューシートのチェックもある)、その前にそれ以外の授業の成績付けの作業は済ませておきたい。

夕食はつみれ団子汁、マグロの山かけ、蓮根のきんぴら、ごはん。

昼食と刺身がかぶった。

「おやおや、かぶっちゃいましたね」

食事をしながら『さようならマエストロ』第3話(録画)を観る。今日は『田園』が演奏された。

続けて、『春になったら』第2話(録画)を観る。エリザベス・キューブ=ロスの(自分の)死の受容の5段階説の話が出てきて、父親(木梨憲武)がその過程をそのまま短期間で辿っているようすが描かれていた。でも、あまりに短期間すぎて本当に最後の段階(受容)に至っているのかは疑問。

『村上RADIO』の録音を開始してから風呂に入る。ラジコのタイムフリーは3回しか聴けないが、録音しておけば何回でも聴ける。

風呂から出て、録音した『村上RADIO』を聴きながら、今日の日記を付ける。

1時半、就寝。

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