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フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

3月13日(金) 晴れ

2020-03-16 14:15:45 | Weblog

8時半、起床。

13日の金曜日だ。もっともこのところずっと世の中は13日の金曜日みたいな日々ではある。

パン、サレー、牛乳、紅茶の朝食。

今週の『スカーレット』。武志の病気(白血病)のことが彼自身にも告知され、周囲にも少しずつ伝わって行く。外見は普段と変わらないから、ただただ周囲は驚き、唖然とする。これからは唯一の治療法である骨髄移植のドナー探しが始めることになるが、臓器移植と違って、親子間での適合性はごくわずかの確率しかなく、非血縁者ではさらに確率が低い。例外はきょうだいで30%の確率で適合するが、武志は一人っ子である。ああ、二人目、三人目を生んでいたら、と喜美子は思ったかもしれないが、もちろんそんなことはドラマでは描かれないだろう。1万人に一人の確率なら、1万人の人が登録しているドナーバンクがあればいいのだと、そういう方向にドラマは進んでいくことになるのだろう。

 

1時半頃、昼食を食べに出る。

「西洋料理SUZUKI」に行ってみる。

今日のランチはビーフシチュー&海老フライの組み合わせだ。私にとってのベストマッチだ。

先客はいなかった。奥の4人席に座る。

コーンポタージュスープ。

ビーフシチューと海老フライとサラダ。じっくり煮込まれて柔らかくなったビーフと、カリッと揚がった海老の食感のコントラストがいい。海老フライは尻尾までいただき、べーふシチューのソースはパンで拭い取っていただく。

食後のコーヒーは別の店(カフェ)で飲もう。

「たぬき」という名前の居酒屋(だろう)がある。

このたぬきはもちろん信楽焼きであろう。

「テラス・ドルチェ」に顔を出す。

店内でのイベント(ジャズライブ)はことごとく延期されている。

6人掛けの大きなテーブルに座り、ブレンド珈琲を注文。

小田尚稔『是でいいのだ』(小説版)が載っている演繹雑誌『悲劇喜劇』3月号(早川書房)に目を通す。大学の同僚の水谷八也先生や藤井慎太郎先生も寄稿されている。

自家製焼き菓子のセットを注文し、摘まみながらの読書タイム。

明日はホワイトデーだ。明日は混むだろうから、一日前に「高野」でケーキを買って帰ろう。

今日は並ばずに買えた。

薬局で買いたいものがあったので、少し遠回りをして帰る。ケーキを書くとき「お持ち帰りの時間は?」と聞かれ、「5分ほど」と答えてしまったが、「15分ほど」と答えるべきだったかな。

この辺りは小さなバーやスナックが軒を並べている。ここでもお客が減っているのだろう、「ランチカラオケ2時間無料」等の貼紙が貼られている。

私はカラオケというものに一度も行ったことがない。そういうといつもびっくりされる。だからカラオケ2時間無料と言われても「では、ここでランチをしよう」という気にはならない。そもそもランチの後にカラオケを2時間する人というのはどういう人なのであろう。定年退職者とか専業主婦とかであろうか。あるいは夕方からの仕事の方たちだろうか。またカラオケは一人カラオケなのだろうか、仲間とのカラオケなのだろうか。ドアの向こうには私の知らない世界が広がっているはずだが、カフェに入るようには入ってはいけない。

どこの薬局も入口に貼紙が貼られている。マスクだけでなく、トイレットペーパーもあいかわらず品薄のようである。デマと知りつつ買い込んでしまうのが自分や家族の生活を守ろうとする普通の人の心理である。個々人の普通の心理が総体として異常な社会現象を生んでいる。

家から一番近いドラッグストアーで歯間ブラシを買う。

我が家の桜は日ごとに開花が進んでいる。

でも全体をしては二分咲きくらいだろうか。

夕焼けではあるが、明日は雨になると予報が出ている。

夕食は空芯菜とベーコンと玉子の炒め、刺身盛り合わせ、蕪の味噌汁、ごはん。

デザートは一日早いホワイトデーのケーキ。左がフルーツロワイヤル、右はいちごロワイヤル。妻にまず選んでもらう。私は「ハーフ&ハーフ」を予想したが、妻は「フルーツロワイヤル」をチョイスした。

というわけで私はいちごロワイヤルを食べることになった。

3時、就寝。

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