8時、起床。
トースト、ハッシュドビーフ、サラダ(トマト、ベビーリーフ)、紅茶の朝食。
昨日印刷した喪中の挨拶の葉書をポストに出しに行く。昨日とは一転した秋日和である。
母が年賀状をやりとりしていた30名の方にも出す。30名の中には葬儀の連絡をした方としていない方がいる。後者の方はこれによって初めて母の死を知ることになる。
下丸子の「喜楽亭」に昼食をとりに行く。
この店の暖簾をくぐるのはだいたい月に一度である。
珍しく女性の先客がいた。彼女は奥のテーブルにいた。私はテーブルが空いている限り、入口に一番近い、かつご主人のいるカウンターに一番近いテーブルに座る。ご主人と話がしやすいからだ。ここは私にとって「おしゃべり食堂」なのである。私の生活空間の中に「おしゃべりカフェ」はいくつかあるが、「おしゃべり食堂」はここだけである・・・。いや、年に一度しかいかないが、弘前の「いもや」があった(笑)。
私の来るのを待っていたかのように、ご主人が「先日、鹿島田のパン屋さんご夫妻がいらっしゃいました」と言った。そのことは土曜日にMさんと「パン日和あをや」に伺ったときにご本人から聞いている。
いつものチキンカツ定食を注文し、おしゃべりをしながら食べる。
入口のガラス戸から西日が射しこんでいる。東向きの入口からなぜ西日が射しこんでくるのかというと、向かいのマクドナルドのビルの窓ガラスに反射した西日だからである。
食後のコーヒーは蒲田に戻って「グッディ―」で。
店は二階と三階に分かれていて、マスターご夫妻のいるカウンターがある二階がメインフロアーなのだが、テーブルが満席で「3階にどうぞ」と言われる。
3階席は落ち着いた雰囲気で好きである。
ブレンドを注文し、持参した日記を付ける。鞄に入れて持ち運べる限度ギリギリの厚さになっている。4月始まりなので来年の3月末まで使うが、あと5カ月、製本がちゃんと持ってくれますように!(去年は大丈夫だった)
東急プラザの「くまざわ書店」をのぞく。池井戸潤のサイン会が日曜日にあるようである。いまや飛ぶ鳥を落とす勢いの彼が蒲田の書店にやってくるのは、『下町ロケット』の舞台が蒲田だからだろう。
西蒲田五丁目の夕陽だ。
夕食は鶏肉のつくね団子と野菜鍋。
デザートは柿。
冬近し会いたき人の二三人 たかじ