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フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

6月8日(日) 曇り

2025-06-09 16:49:00 | Weblog

8時半、起床。

淡い色の紫陽花。

トースト、ベーコン、サラダ、牛乳、珈琲の朝食。

10時頃、家を出る。

京浜東北線で秋葉原まで行く。乗り換えでホームに降りることはあるが、改札を出ることはめったにない。アニメの聖地。いや、オタクの聖地である。でも、今日の私の目的地ではない。

つくばエクスプレス(TX)に乗り換えて「六町」へ。TXに乗るのは初めて。

15分ほどで到着。ここは足立区。

卒業生のナツキさん(論系ゼミ5期生)が駅まで車で迎えに来てくれた。

徒歩でも駅から10分のナツキさんのお宅に案内される。昨年11月に新築して、引っ越されて半年ほどである。卒業生のお宅を訪問するのは、3期生のミサキ君・キミヒロ君(共に論系ゼミ3期生)の板橋時代のお宅(マンション)に続いて二度目だが、一戸建てのお宅は初めてである。注文住宅であちこちに意匠が施されている。

玄関の上がり口に手を洗う場所があるというのもポスト・コロナの時代ならでは設計である。

二階建て住宅の一階はプライベート空間(寝室・浴室・トイレ)で、リビング・ダイニング・キッチンは二階。梁よりも天井の高いゆったりとした空間である。

キッチンは対面式。ちょうど住宅の建築費が高くなっている時期で、途中でオプションであれこれ追加の注文をした分はかなり高くなって、予算より数百万円(!)オーバーしたそうだ。

リビングの飾り棚には私が差し上げた卓上カレンダーが置かれている。

ご主人ともうすぐ4歳になる息子さんは近所の公園へ行っている。ナツキさんが予約しているピザを受け取りに行ってくる間、私はNHKの将棋トーナメントを観ながら待たせてもらうことにした。一緒に車に乗って街を見物するという選択肢もあったのだが、ナツキさんが車を運転し始めたのはつい最近とのことなので、遠慮させていただいた(笑)。

ナツキさんが家を出ようとしたタイミングでご主人とお子さんが戻って来たので、ピザの受け取りはご主人に任せることになった。

息子さんはバイキンマンと恐竜が大好きなようである。

ちょっと前に息子さんは室内でケガをした。ナツキさん目がけて突進してきたところを彼女が身をかわしたので、顔を窓の枠で強打したのだ。口の辺りが血まみれになり、鼻血も出て、あわてて近所の小児科に連れて行ったが、大きな病院で精密検査をしてもらった方がよいというので、救急車のお世話になった。まだ、頬に痣が残っているが、これはだんだん薄れるだろう。あのときはナツキさんも気が動転したそうだ。本人はケガのショックから立ち直り、再びリビングではしゃぎまわっている。

旦那さんが戻って来た。さあ、食事にしましょう。旦那さんとはお二人の結婚披露宴(椿山荘)でお会している。中学校の数学の先生である。ナツキさんは証券会社にお勤めで「数字に強い」ご夫婦である。旦那さんはナツキさんのことを「ナツキさん」と呼ぶので、あれっ? 彼女の方が年上(姉さん女房)だったかしらと思ったが、いつもは「ナツキ」と呼んでいるそうで、今日は私がいるので、迷いつつ「ナツキさん」と呼んだらしい(ナツキさんも「何で?」と思ったそうである)。ハートマークで見えないが、笑顔のやさしい方である。

テーブルの座り方はちょっと考えたが(男二人が横並びだと狭いかもしれないと)、しかし、家族の寝方と同じで母子は隣り合って座るという原則に従ってこうなった。

いろいろご準備いただいた。いただきます。

息子さんは食事も早々に恐竜のモデルを床に並べ始めた。並べ方には規則性があるが、お変わりだろうか。(こちらから見て)手前が肉食獣、向こうが草食獣である。

「僕はプテラノドンが一番好きだな」(ラドンのモデルになった恐竜)と手に取ると、彼は「ぼくはティラノザウルス」と言った。ゴジラのモデルになった最強の恐竜ね。

デザートタイム。私が蒲田の「コージーコーナー」で買ってきたもの。「タカノ」のケーキも考えたが、子ども目線を重視した。

私はクジラをチョイス。

「僕が食べたかったのに・・・」とすねる彼(嘘です)。

彼はカニをチョイス。

デザートを食べた後は私と写真を取り合いっこする。

この写真は彼が撮った。なかなかいいじゃありませんか。才能があるかも(笑)。

たくさん写真を撮った後、上機嫌で家族写真に応じる(笑)。

戸外でも上機嫌で家族写真に応じる。

私とも手を繋いで記念写真に納まる。

「行かないで~」と私のあとを追いかけて来る(笑)。

帰りは車ではなく、ナツキさんと駅まで歩く。ナツキさんの自撮りでツーション。いい旦那さんと息子さんですね。今日はお招きいただいてありがとう。また、会いましょう。

帰り道は往きよりも短く感じた。

電車の中ではずっと『シベリア物語』の最後の一篇「犬殺し」を読んでいた。蒲田駅の改札を出る前に読み終わった(というか、ここで読み終えてから改札を出た)。

「ティールーム101」に顔を出す。インスタグラムの乗っ取りの件が気になったのである。

空席は1つだけ。私の他にも同じことを気にして常連客が来ていた。一時はかなり取り乱していたマダムだったが、だいぶ落ち着かれたようである。

シフォンケーキはプレイン。

紅茶はロードベルガモット(スミス)。

マダムは子どもの頃、呑川の「最初の一滴」を求めて仲間と川をさかのぼったそうである。「川は桜上水の桜堤のあたりで暗渠に入ってしまったんです」と言った。その桜堤なら、私は卒業生のマサコさん(論系ゼミ5期生)と今年の1月に歩いたばかりだ。(写真は1月11日の「フィールドノート」から)


「その暗渠の中に入っていくとですね・・・」と私は私しか知らない真実を話した、「水道の蛇口があるんです」。みんな大笑い。「その傍らには老人が座っていて、今日は少し多めに流すとするか、と呟きながら、蛇口を回しているんです」。マダムも大笑い。

「ティールーム101」には閉店の時間(午後6時)までいた。

帰宅して、まだ書いていなかった昨日のブログを書く。

夕食は秋刀魚の生姜煮、柚子大根、大根の味噌汁。

食事をしながら『エンジェルフライト』最終回(録画)を観る。でも、続編がありそうだ。

デザートは小玉スイカ。

ナツキさんからいただいたお菓子を食べる。

ナツキさんからは定年退職のお祝いもちょうだいした。

扇子とハンカチである。最初、「扇子とカンザシです」と聞き間違えて、カンザシは使わないよなと思った(笑)。どうも耳が遠くなっている。

ありがとうございます。この夏、使わせていただきますね。

今日撮った写真の整理(ブログのプロットの作成)。

風呂から出て、今日の日記を付ける。

1時半、就寝。

 

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