フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

12月29日(日) 晴れ

2019-12-30 15:55:52 | Weblog

9時、起床。

トースト、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

10時半に家を出て、墓参に行く(最寄駅は鶯谷)。

進物を買い忘れたことに電車の中で気づく。鶯谷駅周辺には百貨店がないので、鶯谷商店街の老舗の煎餅屋で調達。

お寺で妹と合流。一陽来復のお守りを渡す。

昼食は鶯谷商店街の「きみはん」で。いつも混んでいる店だがタイミングよく二人入れた。

私はつけ麺(煮玉子付)。

中華そば(煮玉子付)。

妹とは鶯谷駅で別れる。よいお年を。3日、お待ちしています。

私はその足で大学へ。

卒業生のカナエさんが研究室にやってくる。彼女はゼミ生ではなかったが、私が卒研をみて、卒業後、京都大学の大学院へ進学し、現在、博士課程の1年生である。落合恵美子先生の下で家族や福祉について国際比較研究をしている。

修士のときから内外の学会で発表するなど頑張っているが、ときどきいっぱいいっぱいになって体調を崩したこともある。いまは論文を一本書き上げた後で、気分は上々のようである。

研究室で近況報告を聞いた後、さて、カフェに行きましょう。私が次に研究室に来るのは年明けなので、来年のカレンダーをあらかじめめくっておく。来年の干支はネズミのはずだが、これはどうみてみネズミではない(笑)。月とイラストの関係が希薄なのはこのカレンダーの特徴である。

早稲田アリーナ(新記念会堂)の工事のときに枝を落とされてしまったスロープ脇のメタセコイヤだが、徐々に三角形を回復してきている。でも、本来の形状に復するにはまだまだ時間がかかりそうだ。

「タビビトの木」へ行く。彼女はここは初めて。ご主人がバックパッカーだった(いまも?)ことを反映して、異国情緒の漂うカフェである。

カウンター席に座る。彼女にも旅人のオーラが感じられる。今夜最終回を迎える『グランメゾン東京』にリンダ役で出演している富永愛みたいな。

私は旅人珈琲。底の方にレモンとウィスキーが少々。私はセパレートをかき混ぜないので飲むので、終盤は珈琲というよりもレモネードを飲んでいるようだった。

彼女はタイカプチーノ。

「タビビトの木」はスーパーグランドスラムの主要8店には入っていないものの(まだ開業して3年目のカフェなのだ)、今年はよく利用した。年内は31日まで営業して、新年は2日から営業とのこと(ただし3日はお休み)。よいお年を。

一陽来復の古いお守りを穴八幡に納めに行く。戸山キャンパス39号館を望む階段のところで。

そして二軒目のカフェは「カフェゴト―」。混んではいたが、奥のテーブルが空いていた。

木苺とクランブルチーズケーキ、チョコタルトのハーフ&ハーフ。ドリンクは私はアップルティー、彼女はセイロン風ミルクティー。

京都での暮らしも3年となり、それなりの自信と図々しさ(正直さというべきだろう)が備わってきたようである。いいことです。これから先、タフでないとやっていけません。来年も頑張って下さい。

「カフェゴト―」のマスターと「よいお年を」のご挨拶。

夜、新宿で研究室の先輩らと飲み会があるという彼女とは、「カフェゴト―」を出て横断歩道のところで別れた。よいお年を。

夕食はつみれ汁、チキンロール、サラダ、千枚漬け、ご飯。軽めの食事がちょうどよい。

チキンロール(八幡巻き)はお節料理の1つのはずだが、フライング気味に食卓に登場。

カナエさんからお土産にいただいた御池煎餅と赤だし味噌。

御池煎餅は淡雪のように軽い食感の煎餅で、妻とたちまち食べてしまった。

『グランメゾン東京』最終回。期待通りのフィナーレだった。同じ顔ぶれでの続編が期待できそうだ。ただ、最後の「世界中の星を取りに行く」という台詞は、「星」至上主義的で少々鼻白む思いがした。「星」に憑かれた人たちの物語にはならないようやってきたはずなのに。

2時、就寝。

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