10時半、起床。
トースト、ベーコン&エッグ、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。
朝から雨の降る日曜日。
しかし、雨の日でも、一日家に籠っているのは気分的にいやなので、3時半を過ぎた頃、散歩に出る。昼食をまだ食べていない(朝食が遅かったのだ)。また「吉野家」の牛肉サラダ(ライザップ監修)にしようかしら。いや、もっとくつろいで軽い食事をしたい。
電話をして席が空いていることを確認してから「スリック」に行く。
シフォンケーキを食事代わりにするのもいいけれど、土日はパンケーキがメニューにある。もっともブランチメニューなのでこの時間に残っているかはわからない。マダムに聞いたら、「お一人分なら残ってますよ」とのことだった。ラッキーだ。
ドリンクはリンゴジュースをチョイス。食前にもってきてもらう。
久しぶりのパンケーキ・ブランチである。一枚目はベーコンとソーセージとサラダと一緒に食事として、二枚目はメープルシロップをかけてデザートとしていただく。とても美味しかった。
シフォンケーキは注文せず、紅茶のみいただくことにする。マダムがニューヨークの紅茶専門店から仕入れてきたものの中から、マダムのお薦めの「ハニー&サンズ」社の「ホットアップルスパイス」にする。
この缶に入っている。
甘い香りがする。黄色いのはオレンジピールだろう。
シナモンと果物の香り、甘さはほんのり。
最後の客となり、マダムとあれこれおしゃべり。それにつけても新型コロナウィルスの広がりは不気味である。いまはまだ新たな感染者が見つかるたびに「どこでどんな人が」とニュースで速報しているが、そのうちそんな説明では追いつかなくなってくるかもしれない。マダムからお手製の携帯用の消毒液をいただく。業務用の消毒液を100均ショップで買ったスプレー容器に詰めたものである。さっそく明日からポケットにいれて外出しよう。
夕食はフライの盛り合わせ、玉子焼き、ワカメと玉子のスープ、ご飯。
フライはカニクリームコロッケとウィンナー。
アマゾンから注文した本が届いた。
山高登の木版画集『東京昭和百景』(シーズプランニング)
私が山高登を知ったのは関口良雄『昔日の客』の口絵と裏表紙の版画によってである。そしてたちまち魅了された。本書は彼の作品を心ゆくまで味わえる。
『東京の編集者 山高登さんに話を聞く』(夏葉社)
『昔日の客』を復刊した夏葉社の島田潤一郎さんが山高登にインタビューしてまとめたもの。山高は版画家に転身する前、新潮社の編集者だった。内田百閒、志賀直哉、上林暁らを担当し、本を作ってきた。当時の話はすこぶる興味深い。また、木版画の制作のために撮影したモノクロ写真も多数収録されているのもいい(表紙もその中の一枚だ)。
12時半、就寝。明日は文学部の入試である。