9時、起床。
朝から小雨が降っているが、気温はこのところの猛暑の日々よりも5度ほど低く、しのぎやすい感じ。
トースト、サラダ(+サラダチキン)、牛乳、コーヒーの朝食。
本日の『おかえりモネ』。車椅子でトラックを走る鮫島選手にモネが示した「風が吹きます」のメッセージ。書道の作品みたいだ。
辛い経験を語ってくれた菅波の背中をモネがさする。
11時半ごろ家を出る。
蒲田駅で卒業生のカナエさんと待ち合わせ「まやんち」へ。
彼女はいま京都大学大学院の博士課程に在学中だが、先月、久保田先生の演習「現代人と家族」にゲストとして招かれ、現代人間論系の学生たちとディスカッションをしてくれた。学生たちにはよい刺激となったことと思う。
ピーチメルバ+紅茶。紅茶は私は東方美人、彼女はダージリン(サマビオン茶園の春摘み)。
私は今季10皿目のピーチメルバ。彼女は一昨年の夏以来だったかしら。先日、自分で作ろうとして見事失敗したそうだ。初めてではしかたあるまい。むしろその挑戦しようとしたことがすごい。
私の東方美人も色は淡いが、
彼女の春摘みのダージリンはさらに淡い色合いだ。でも、飲んでみると(少し分けていただいた)、東方美人よりもしっかりとした味わいがする。
完黙カフェなので(コミュニケ―ションは筆談で)滞在時間は30分ほど。ランチは彼女の希望で「燈日」へ。
蒲田から多摩川線で一駅の矢口渡へ。傘の猫柄がかわいいですね。
「燈日」は12時半に予約しておいた。
5分ほど遅れて到着。
燈日定食から私の彼女もアジフライをチョイス。
ソースと辛しが付いて来た。私は醤油派なのだが、郷に入らば郷に従えである。
食後のドリンクは、私はアイスカフェオレ、彼女はブレンドコーヒー。彼女は珈琲党で自宅でよく自分で淹れて飲んでいるそうだ。
「燈日」には1時間半ほど滞在した。
三軒目のカフェは、私が候補をいくつかあげて、彼女はまだ行ったことのない池上の「ハナ・コーヒー」を希望した。
「ハナ・コーヒー」は駅のすぐ近くにあるが、その前に駅前商店街を散歩する。
ここは池上で一番老舗のカフェといってよい「エノモト」。『アド街』でランキング9位で紹介されてから混み方が増したようである。
ショーウィンドウに古い機種が並ぶカメラ屋さんの前で。
商店街の外れにあるマドレーヌ専門のカフェ。以前、「バター&リリー」というカフェがあった場所である。
「愛と友情の・・・」という謳い文句は入店のハードルを高くしている感じがしますね(笑)。
駅前に戻り、「ハナ・コーヒー」に行きましょう。
池上総合病院の前の通りから「池上姫沙羅通り」という脇道に入る。
なかなかのネーミングである。『北斗の拳』に出てくる修羅の国を連想させる。
「ハナ・コーヒー」に到着。
ペットOKのカフェだるが、まだ私は見かけたことはない。「おとなしいペットちゃん」なので気づかなかっただけかもしれない。
雨の平日のせいかしら、お客さんは少ない。
私たちの座った2人用のテーブル席にはマイクの形をしたラジオが置かれていた。
放送部の部員みたいですね。
私はプレスクロワッサンと紅茶、彼女は台湾カステラとアイスカフェオレを注文。
プレスクロワッサンというものがどういうものかわからずに注文したのだが、出てきたものを見て、驚いた。何か海辺の生物がつぶされているように見えた。表面には、ザラメだろうか、甘いコーティングがされていて、カリっとした食感。ホイップクリームをトッピングして食べた。
彼女の注文した台湾カステラはこの店の看板商品である。ホイップクリームをトッピングするかどうかは注文時に聞かれるが、「いりません」という客はまずいない。
ノーマスクの写真を一枚。
ここではあれこれおしゃべりをした。彼女の表情が生き生きとしている。時節柄、対面よりもタンジェント的配置の方がおしゃべりがしやすいように思う。
1時間半ほど滞在して店を出る。この後、蒲田駅のJRの改札で彼女を見送る。彼女の実家は横浜である。明日、京都に帰るそうである。諸々頑張ってくださいね。
旧「ティースプーン」の内装工事が進んでいる。庇に残っていた「T'spoon」の文字が消されていた(庇はそのまま使われるようである)。
ネットで注文していた飯吉光夫編・訳『ギュンター・グラス詩集』(小沢書店)が届いていた。「双書・20世紀の詩人」の一冊として1994年に出版された本(初版)だが、27年前のものとはえないきれいな古本である。
夕食はスペイン風オムレツ、鮭の水煮(缶詰)と小松菜の炒めもの、ワカメと麩の味噌汁、ごはん。
チャイが盛んに食卓の上に上がろうとして困る。吊るし上げて叱る。
カナエさんからいただいた「御池煎餅」を食べる。
軽いサックっとした煎餅である。
ちょっと目を離した隙に食卓に上がったチャイがグラスに手を突っ込んでいる。底の方に麦茶がほんの少し残っている。
顔を突っ込んでそれを舐めようとしている。
「グラスから顔が抜けなくなる」呪いをかけるてやろうかと思ったが、かわいそうだからやめておく。
『緊急取調室』第4話(録画)を観る。容疑者役で高橋メアリージュンが出ていた。冬ドラマの『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』、春ドラマの『大豆田とわ子の三人の元夫』にレギュラー出演していたが、方々のドラマでよく見る。売れっ子である。
風呂から出て、今日の日記を付ける。
1時過ぎに就寝。