フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

6月1日(火) 晴れ

2010-06-02 09:38:16 | Weblog

  9時、起床。豚肉のソテー、キャベツ、トースト、オレンジジュースの朝食。
  昼食は「オレンチーノ」のきのこたっぷり田舎風つけ麺を今日はあたたかい麺で。店を出て、その足で大学へ。

  4限は「現代人間論系総合講座1、安藤先生の最終回。の予定だったが、綿谷りさ『蹴りたい背中』の話が残ったので、それは来週に持ち越しとなった。来週は安藤先生と私のコラボでやる。


口癖は「スミマセン」

  今日はセミナーハウスの夏期利用の第二回申込みの締切日。当初は3年生と4年生の合同合宿の予定だったが、36名だとベッド数の関係で申し込める日が限られている。また、4年生はゼミ論の中間報告をする予定なので、それだけでかなりの時間をとられ、3年生はずっと聞き役になってしまいそうで、それはあまり面白くないだろう。考えた末、3年生クラスと4年生クラスは別個に合宿をすることにした。私は二度出かけなくてはならないが、それはいたしかたあるまい。申込みは一人一件と決まっているので、私ではなく、各ゼミ長にやってもらうことにした。3年生クラスは9月22日から24日、4年生クラスは9月25日から27日を申し込む。抽選なのでどちらも外れる可能性はあるが、もし両方とも通れば、私は5泊6日ということになる。おそらく食事メニューは2泊3日を想定して組まれているので、私は同じ食事を2度食べることになるのではなかろうか。セミナーハウスに洗濯機はあったかな。
  6限の授業の前に「maruharu」に食事に行く。本日のスープは具(カボチャ)がなくなってしまいましたというので、本日のサンドウィッチと珈琲を注文。でも、食べていたら、「具のないスープですけど、召し上がりますか」と言われて、スープもいただく。具の断片はけっこうたくさん入っていて、美味しかった。何だか得をした感じ。


本日のサンドウィッチはチキンとホウレン草の胡麻和え

  常連客の一人に犬の散歩の途中で寄られる女性がいて、その犬は盲導犬として街でときどき見かける種類のもので、名前を「ロゼ」という。店の外でおとなしく待っている。頭を撫でさせてもらったら、私の手をペロペロ舐める。猫や雀の匂いがするかもしれませんねと言ったら、それから雀の話になった。動物を飼っている者同士は、初対面でも、動物の話ができるのがいい。


まだですか?

  6限は演習「現代社会とセラピー文化」。発表は内容豊富でよく考えられたものだったが、時間が少々オーバーで、後の進行が押せ押せになってしまった。おしい。もっとグループ・ディスカッションの成果を授業に活かしたかった。
  研究室で1時間ほど雑用をしてから帰る。あゆみ書房で、江國香織『真昼なのに昏い部屋』(講談社)を購入。「恋愛のあらゆる局面を、かつてない文体で描きつくす意欲作!」と帯にある。本当なら、すごい。電車の中で最初のところを読む。たしかに一風変わった文体だ。昔話の文体(語り口)を思わせる。恋愛のあらゆる局面とはどのようなものなのか、それはまだわからない。