大橋社労士の気まま日記

仕事上のエピソードや日常の出来事、日頃興味を持ったことなどを随時ご紹介していきます。

日本の悪しき慣習?

2007-09-17 09:24:21 | Weblog
昨日の新聞に載ってた記事。
『とある高校のサッカー部の部長をしている教諭が、練習で仕上がりが悪いのに腹を立て、部員に「二度とサッカーができない体にしてやる」と暴言を吐きながら何度も暴行を加えた。』という要旨。

ああまたか・・・って思いましたね。
記事の内容からだけの判断なので、実際にはどうだったのかは何とも言えませんが、こういう話って今に始まったことではなくて、今も昔もよく耳にする話ですよね。
さらに、ここの高校では(でも)先輩から後輩に対する不条理な仕打ちや暴力が常態化していたとのこと。これもよく耳にする類いの話ですよね。

どうして日本の学校の運動部ではこういうことが繰り返されているのでしょう。
大学の体育会系クラブと聞くと真っ先にこういうことが頭に浮かぶくらいです。
みな学生だったり後輩だったりした間はこのようなことがイヤだったはず。なのに、立場が変わるとなぜ同じことを繰り返すのでしょう。

スポーツとは本来、周りの皆と協力し合いながら楽しむものだと思います。こういうことがスポーツ嫌いを増やし、ゆくゆくは日本の競技レベルの低下にもつながっていることをなぜ現場にいる方々は理解しないのでしょうか。

強くなるため、勝つためには厳しさは当然必要です。社会常識の習得という観点からすると上下関係や礼儀も必要不可欠です。
でも、行き過ぎている。方法が間違っている。指導の仕方に問題がある。筋違いの曲がった「精神主義」がまかり通っている。
そう感じているのは私だけではないはずです。

かくいう私も中学の時に所属したテニス部で似たような経験をしました。
本当は高校でも大学でもテニスを続けたかったのですが、こういうことに嫌気が差してやむなくあきらめました。
純粋に競技として、スポーツとしてテニスを極めたかったのにとても残念です。

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