大橋社労士の気まま日記

仕事上のエピソードや日常の出来事、日頃興味を持ったことなどを随時ご紹介していきます。

育児・介護休業法の改正

2010-05-30 08:35:54 | Weblog
今回は月に一度の「ためになる話シリーズ」です。


今年の6月30日から育児・介護休業法が一部改正となります。今回はこの改正点の主要な部分を解説していきたいと思います。

◎短時間勤務制度が義務化されます
3歳までのお子さんを育てながら働く従業員の方々について、短時間勤務制度(1日6時間)を設けることが会社の義務となります。
また、従業員の方が会社に申し出ることにより、所定外労働(残業)が免除される制度となります。

◎「子の看護休暇制度」が拡充します
これまでも、小学校に入学する前のお子さんがいる方に対して「1年間に一律5日」の看護休暇は取ることができましたが、今後はそのお子さんが「1人の場合:5日」「2人以上の場合:10日」の看護休暇が1年間のうちに取れるようになります。
なお、この休暇中は無給でもよいこととされています。

◎男性も今以上に育児休業ができるよう制度が変わります
これまでは「配偶者が専業主婦(夫)であれば、会社は育児休業の申し出を認めなくする」こともできましたが、今後はそういうことができなくなります。
父母が共に育児休業を取る場合には、お子さんが1歳2ヶ月までの間に1年間育児休業を取ることが可能となります(「パパ・ママ育休プラス」といいます)。
また、父親が出産後8週間以内に育児休業を取った場合には、再度の育児休業を取ることが可能となります。(これまでは、育児休業は“1回限り”でした。)
なお、これらの改正に伴い、雇用保険の「育児休業給付」の受給可能期間も、この新しい仕組みに対応した期間に改定となります。

◎介護のための短期の休暇制度が創設されます
介護のための短期の休暇が新たに取れるようになります。要介護状態の家族が「1人の場合:5日」「2人以上の場合:10日」の休暇が1年間のうちに取れるようになります。
なお、この休暇中は無給でもよいこととされています。

※今改正のうち一部の事項については、従業員数100人以下の企業には平成24年6月30日までの猶予期間があります。

日本で、「男性が育児休業をした割合」は、何と1.56%だそうです。先進国の中ではダントツの最下位とのこと。以前にご紹介したような休暇の取りづらさや日本古来の慣習も寄与していると思いますので何とも言えませんが、ちょっとお寒い数字に感じます。
一方、出産の後、元の職場に復帰することなく離職してしまう女性はおよそ70%もいらっしゃいます。
個人的には、この改正がキッカケとなって男女の不均衡が改善され、諸外国にも恥かしくないような状況になるよう願う所です。     
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渦中の2人?

2010-05-26 18:49:21 | Weblog
先日の新聞に「鳩山首相とサッカー日本代表の岡田監督」のツーショットが載っていました。
ワールドカップへ旅立つ前の表敬訪問の際の写真だったのですが、どうもこのお二人には共通項があるなあ・・と写真を見た瞬間に思いました。

どちらのお方も「国民の批判にさらされている」という意味では共通していませんか?
片や選挙時の公約が思い通りにいかず、片や「ベスト4」とぶち上げながらまずい試合が続き・・で、“支持率”が急降下しているような気がしています。

実現が難しそうなことは安易に口にすべきではない・・という教訓でしょうか。
でも「目標」や「理想」は高い方がいいわけで、そのバランスが難しいところです。

何事も結果で判断されてしまう職業の人は何かと大変です。
ただ、よく考えてみれば、ワールドカップはまだ始まっていないんですよね。
なのに、ワールドカップで惨敗して帰ってきたような風潮・・・。

もしオランダやデンマークに勝ったとしたら、新聞とかはどういう風に書くんでしょうね。
今までの批判は何もなかったかのように、手のひら返したように持ち上げるんですかね。
まあ我々も含め、世論というのは勝手ですから。

世界一流のプレーがたくさん見れると思うので、とにかくワールドカップは楽しんで見たいと思います。
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書類の整理

2010-05-20 11:00:23 | Weblog
先週から今週にかけて、仕事の合間や空き時間などを利用して「書類の整理」をしました。
デスクの後ろの本棚周りが少々見苦しい状況だったもので。

えっ、こんなものがあったのか・・というようなのがたくさん出てきました。
あと、「ああこれはここにあったのか!」とかつてからの探し物が見つかったりとか。
つい最近ファイリングしたはずがずいぶん過去のもので、時の流れの速さに驚いたり。

元来「モノを捨てられない」性分なのですが、ここは思い切って(どうせ今まで一度も見なかったのだし)捨てることにしました。
またたく間にゴミ袋やシュレッダーの中がいっぱいになり、廃品回収用の冊子類の束がたくさんできました。
職業柄、個人情報や会社情報が書かれた書類なんかが多いので、単に捨てるといっても気を使います。

大変余計なお世話ですが(笑)、みなさんのデスク周りや会社・部屋の中などは整理整頓されていますか?
「仕事はまず身の周りの整理整頓から」というサラリーマン時代の上司の言葉が今でも耳に残っている私です。
身の回りの整理整頓ができていないと、頭の中も整理されず、仕事の効率も悪くなってしまいますからね。

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人の顔と名前

2010-05-16 08:24:12 | Weblog
こういう仕事柄、マイナスイメージになってしまうのであまり書きたくはないのですが、どうも「人の顔や名前を覚える」ことが昔から苦手でして・・・。

先日も駅で「やあ、大橋さん、お久しぶりです。」なんて声をかけられ、どこかでお会いしたことあるな~と思いつつもその方のお名前が全然出てきませんで・・。
「どなたですか?」とも言えないし、「いつどこでお会いしましたか?」なんて聞いたら失礼だし・・で、ついつい当たり障りのない受け答えをしてしまいました。
その時お会いした方、どうもすみません・・・。

弁解するわけではないですが、こういう職業をしていますと、日頃お会いする“人数”はものすごく多いのです。
開業後およそ6年の間に交換した名刺の数だけでも1,000枚近いですし、また私自身が色々な役員や委員やらをやっていますので、“こちらはあまり知らなくとも相手は私のことを知っている”という方々が無数にいるのです。
いろんな意味で特徴のある方はすぐに覚えるんですけどね(笑)。

まあ、自分のまわりはともかくとして、これが嫁の人間関係や、はたまた子供の幼稚園の・・となると、もう頭の中が混乱しまくりです。
最近はその対策として、どうしても重要そうなのはメモに書き留めています。

これからもお会いしたり関係する方々はどんどん増えていくと思うので、とりあえず失礼のないように“頑張って覚える努力”をしていきたいと思います。
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BGM派?

2010-05-12 08:40:12 | Weblog
みなさんは仕事や勉強、あるいは家事や作業などをする際に「BGM」はかける派でしょうか?

この前、「何をするにも“音”があると集中できない」とおっしゃる方がいまして、その方に言わせると「たとえ環境音楽など静かな音楽でも全くダメ」とのこと。

私は全く逆でして、まあ何をするかにもよるのですが、基本的に「音がないとダメ」なんです。
BGM用のCDをわざわざ用意しているぐらいですから。

電話中やよほど神経を使う仕事をする際にはさすがに消しますが、自宅(事務所)で作業をする時には、CDコンポからほとんど“音”が鳴りっぱなしです。
朝つけたFM放送がずっと流れっぱなしの時もあれば、環境音楽やクラシックのCDなんかをかけることもあります。

   

上の写真はその一例で、左が「モーツアルトとブラームスのクラリネット五重奏曲」、右は「アイソトニック・サウンド~山」です。
その日の気分と仕事や作業の種類によって、適宜かける曲が変わります。
ジャズや洋楽の時もあれば、交響曲や童謡なんかの時もあります。

とりあえず、音楽のジャンル的にはどれも好きなので困りはしないのですが、総じて言うならば“あまりにうるさ過ぎる曲”は落ち着きませんし、“日本語の歌詞のある曲”はついつい耳をそばだてて聴いてしまうのであまり向いていませんね。

そういえば、昔から“あまりに静かすぎる場所”ではかえって集中できないことが多いです。
図書館などの自習室や試験中の教室など、周りが静かなのがかえって気になったり、自分もわずかな物音も立ててはならないと気を使うが故に疲れてしまったりと。

まあ、こんなのは人それぞれなんでしょうが、みなさんは“どちら派”でしょうか?
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