大橋社労士の気まま日記

仕事上のエピソードや日常の出来事、日頃興味を持ったことなどを随時ご紹介していきます。

悲しいご報告

2008-09-30 09:57:21 | Weblog
今日は悲しいご報告をしなければなりません。

このブログ(←最初は今年の1月26日)でもたびたび取り上げてきた「各務そうたろう君」が昨日未明に亡くなったそうです。

とても悲しいです。

手術自体は成功したものの、2~3ヶ月前から色々な症状が出始め、ここ2週間前ぐらいから容体が急変したようです。
最後はお母さんの腕の中で静かに息を引き取ったとのこと。

一時は外出してピザを食べられるくらいまで回復していただけに残念でなりません。
新聞や「そうたろうを救う会」のHPからの印象だけですが、彼は本当に強く明るく前向きで、生きることへの喜びに充ち溢れていました。
でも、小さな体は多臓器移植という大きな負担に耐えられなかったのでしょうか。

ハンバーガーを思い切り頬張ることはかなわなかったけれど、本当によく頑張ったと思う。本当に力強く生きたと思う。

また、お母さんはじめご家族、手術や治療に携わったお医者さん、それから世界中の無数の人たちにずっと支えられていました。

簡単に自らの命を絶つ子供、簡単に自分の子を殺してしまう親たちにこの話は伝えたいと思う。

私もそうたろう君を通じて大切なことをたくさん教わりました。
今こうして五体満足に生きていられること、おいしいものを「おししい」と言って食べられることの有り難さを今一度噛みしめたいと思います。




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「協会けんぽ」についてetc.

2008-09-27 09:40:24 | Weblog
今回は月に一度の「ためになる話シリーズ」です。
では、どうぞ。


この10月からこれまでの政府管掌健康保険は「協会けんぽ」(正式名称:「全国健康保険協会」)に変わります。簡単に言いますと民営化されます。
ちょっとややこしいですが、厚生年金の方はこれまでどおり国が運営します(将来的にはこちらの方も民営化されることになっています)。
 
日常の手続や保険料率、保険給付の内容・金額など基本的には従来と変わることはありませんが、若干変更になる部分だけ下記にまとめておきますので、ご参考下さい。

・「健康保険証」が切り替わります
10月以降に新たに加入された方は新しい保険証となります(水色のプラスチック製でクレジットカードサイズのものになります)。
政府管掌健康保険に現在加入されている方は、順次保険証の切り替え手続きをすることになります。切り替えの時期や方法につきましては、会社・事業所宛に協会けんぽから別途お知らせがまいりますので今しばらくお待ち下さい。なお、切り替え完了までは今までの保険証がそのまま使えます。

・給付関係など申請窓口が一部変更になります
傷病手当金や出産手当金などの健康保険の給付に関するものや退職後の任意継続に関する手続は、社会保険事務所ではなく「協会けんぽの都道府県支部」の窓口or郵送での取り扱いになります。(⇒東京都ですと「品川区大崎5-1-5 高徳ビル4F:最寄駅は五反田」となります。)
ただ、今後しばらくの間は混乱を避けるのと利便性を考慮して、従来どおり社会保険事務所でも受け付けてもらえます。

なお、保険料率は将来的には都道府県ごとの医療費の動向や所得水準などによって各都道府県ごとに異なる料率になる予定です。
いずれにしても、「民営化」されることによって以前よりもいっそうサービスが向上して業務の改革が進むことを期待したいものですね。

【プラスα】厚生年金の保険料率が変更になります
平成20年9月分(平成20年10月末納付分)より、厚生年金保険料の料率が変更になります。
現行14.996%が、15.35%(事業主負担分7.675%,被保険者負担分7.675%)となり、若干引き上げられます。社会保険に加入されている企業の方は、給与マスターの変更等をお忘れなく。納付の際にもご注意下さい。 
なお、健康保険料・介護保険料・国民年金保険料等については従来どおりで変更はありません。
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目黒のサンマ

2008-09-23 09:53:24 | Weblog
「目黒のサンマ」という有名な小話がありますよね。
確か『昔、目黒の辺りを通りかかった殿様が、庶民からもてなしに出されたサンマを食べて「とてもおいしい。やっぱりサンマは目黒に限る!」なんて申された』というお話ですよね。

で、その小話にモチーフを得たお菓子があったのです。

      

名前もそのまんま「目黒のさんま」と言います。
目黒区西小山の『つたや一粋庵』というお店に売っています。
少し前に新聞に紹介されていて、先日渋谷方面に仕事で行った際に立ち寄って購入してきました。

普通のあん入りのと抹茶あん入りのと2種類あります。
和菓子かと思いきや、スティックケーキのような風味もあり、和洋折衷といった趣でした。

こういうちょっと変わったものやネーミングに特徴のあるものって個人的に好きなんですよねえ。
以前にはラーメンやパンの缶詰も紹介しましたっけ。
またおもしろいもの見つけたら報告しますね~。


追伸・・・ブログの「背景」を初秋っぽいものに変えてみました。いかがでしょうか?


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野間記念館

2008-09-19 16:06:00 | Weblog
先日、都内に仕事で行った際、帰りに少し時間が空いたので、前から気になっていた美術館に足を運んでみました。

「講談社 野間記念館」といいます。
今はちょうど川合玉堂を中心とした展覧会をやっていました。
日本画家の中では東山魁夷が私の一番のお気に入りですが、それに次ぐかというのが玉堂です。

作品の写真を撮ってくるわけにはいかないので、エントランスと庭園の写真を載せておきます。
(詳細は上記HPもご覧下さいませ。)

    

    


こじんまりとした美術館ですが、メジャーで大きな施設よりもかなりリーズナブルでゆっくり楽しめます。

ちなみに、となりにある老舗ホテル「椿山荘」の庭園はホテル自体に用のない人でも自由に散策できて、これまた日常の喧噪を忘れるのに最適です。

一瞬でも都内にいることを忘れさせてくれます。
みなさんも機会があれば一度訪れてみてはいかがでしょうか。
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スポーツの楽しさ

2008-09-15 23:11:49 | Weblog
先日、同じテニススクールに通う人から「ブログにはテニスの話題ってありますか?」などと尋ねられました。
言われてみれば、あまりないなあ・・・と。
事務所HPのプロフィール欄には「趣味-テニス」と書いてるし、たまには書かないとと思い、今日はテニスにまつわる話を書きます。

先日、近所の小学校の前を通りかかった時のこと。
部活でしょうか、小学生たちがグラウンドでサッカーをしていました。
顧問の先生と思われる方が時折激しい口調で怒鳴っています。
こういう光景を見聞きするたびにこう思います。
「指導者の方は“スポーツ(ここではサッカー)の楽しさ”を子供たちに教えられないものかなあ・・・」と。

もちろん厳しさや時折叱ることも必要ですが、小さい子供たちにはまずスポーツをすることの楽しさを教えてあげて欲しいのです。
子供たち一人一人がその種目の楽しさを実感できれば、少しでも上手くなろうと自然と努力するでしょうし、厳しさというのはそういう所から勝手に植え付けられていくものだと思うのです。
大人の言動によって子供たちがその種目を嫌いになってしまっては元も子もありませんよね。

それからもう一つ。
「厳しさ=しごきあげることor怒りまくること」と勘違いしている方が多いように思います。
本当の“厳しさ”というのはそういうものではないですよね。
もっと言えば、体罰と暴力のはき違えや“理不尽な”上下関係など日本にはおかしな慣習がまだまだ残っているような気がします。

かくいう私も、小学生の時に野球部にいた時に「野球をやるのが嫌いに」なってしまいました。
当時、「4番サード原」にあこがれて野球部に入りました。もちろんポジションはサード希望です。(そう、意外や意外、この頃はまだ中日ファンではなかったのです。このことを書き出すと長くなるので今回はやめますね。)

ただ、この時は同じサードにレギュラーの上級生がいました。
当然レギュラーの人の方が練習も多くさせてもらえるので、差は開くばかり。
だからこそ少ない時間でも頑張って練習しようとしているのに、先生は「下手くそ!」と怒鳴ってばかり。挙句の果てには「ちょっと来い!」といって頬にビンタをくらわすのです。
高校生や大学生、あるいはある程度の経験者であれば、そこでかえって奮起して頑張るのでしょうが、親父とキャッチボ-ルぐらいしかしたことのない子供がそんな指導で伸びるでしょうか?
(今も社労士会のチームで野球をやっていますが、人がミスをするたびに罵声を浴びせる人がいます。もういい大人同士なのに・・・とも思いますが、まあこっちも大人なので別に気にはしていません。ただ、その方は少年野球の指導もされているので、子供たちにもこんな風に接しているのかと思うと、ちょっと心配です。)

で、ある日のバッティング練習の時に「そんなフォームで打てるのか! もうお前は練習しなくていい!」と言われました。
そうならば、「いいフォーム」を教えてくれればいいじゃないですか! そして、逆に「もっと練習しよう!」と言ってくれればいいではないですか?
野球を始めたばかりの子供にかける言葉ではないような気がしますがいかがでしょうか。

そのひと言ですっかりやる気をなくし、また同じ時期に同級生からイジメにもあったので、泣く泣くたったの1年で野球部を辞めてしまいました。
(町内のソフトボールチームの方は3年間続けましたが。)

で、やっとテニスの話です(笑)。
そういうわけで、中学生になった時は何か他のスポーツをしようと思いました。
できれば屋外で汗のかけるものがいいと思っていましたので、ある程度絞られてきます。その中で興味をもったのがテニスでした。

ただ、そのテニス部の顧問の先生がこれまた「怖い先生」でした。
その先生がテニスコートに現れるだけで、その場が引き締まるのです。
まあそれはそれでいいのですが、ミスをした時に怒ってばかりなのはどうかなあ・・・と。そう、怒って“やつあたり”をしたりするだけで「では、どうしたらそのミスをなくせて試合に勝つことができるか」という肝心なことをちっとも教えてくれなかったような気がします。
(今さらどうのこうの言いたくはないですけどね・・・。)

しかし、この頃は自分である程度目標を持ってやっていましたし、体力や精神力もこの時に養うことができたので、ある意味よかったと思います。
公式試合ともなると、ある程度の数の観客の前でプレーすることになりますよね。
そういう場面を何度か経験することによって、大衆の前でもあがらないようになりました。
今の仕事でもこの経験が生きているのか、講義で講師をやる時なども全然平気になりました。もちろんある程度の緊張はしますが。

練習試合ですが、一度だけ「県大会優勝ペア」に勝ったことがあります。
相手がなめていたのかもしれませんが、失うものは何もない精神で必死こいて立ち向かったことを覚えています。
もちろんうれしかったですが、勝つことの充実感と「努力して一生懸命に集中してやればかなう」ことをこの時に覚えました。
いつもは怒ってばかりの先生もこの時ばかりは褒めてくれました。

そんなわけで、テニスは(高校時代は受験勉強に集中しようと一時中断しましたが)今も続けています。
今通っているテニススクールはとてもアットホームな雰囲気で、コーチの人たちもわかりやすく的確にアドバイスをくれるので、「テニスをすることの楽しさ」を社会人になってからようやく味わっているといったところです。

逆に言えば、小さい頃にこの「楽しさ」を理解できていたら、もっと上手くなっていたかもしれないですし、今ももっと楽しくできているかもしれません。

ですから、冒頭の繰り返しになりますが、少年少女には「スポーツの楽しさ、その種目の楽しさ」をまず教えてほしいのです。
「根性論」は後からでいいのです。


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