今回は月に一度の「ためになる話シリーズ」です。
前回の続編でこれがシリーズ最終回となります。
今回は「バランス」を妨げている様々な要因について考えてみたいと思います。
◎“無駄な会議”していませんか?
とある調査によりますと、会社内で“ムダ”と思われることのトップは「会議」だそうです。会議自体が多いのはもちろん、それにかかる時間も長く、参加者もやたら多かったり、かつ時間をかけた割には結論が先送りされたり・・と。
会議は参加者が多いほど結論が出にくく、その分参加者が「本業」に時間を割けなくなるので効率的ではありませんし、生産性が落ちてしまいます。
また、会議の資料もボリュームが少ないほど会議は円滑に進みますし、その資料自体を作成する手間や時間も少なくできます。
参加者と資料を絞り込むだけでも会議自体の時間を短くできます。
欧米では会議に要する時間も人数も平均すると日本の4分の1以下というデータもあります。
あらかじめ会議の目的や議論の到達点をはっきりさせておくということは言うまでもありません。
会議にもひと工夫が必要ですね。
◎“内的要因”に目を向ける
「あまり効率化を叫ぶと、社内外の人間関係が希薄になる」「お客様あっての仕事で自分たちの都合では動けないことも多いから、効率化イコールお客様へのサービス不足になる」etc.
社内で業務を効率化させようとしますと、このような声が必ず上がります。
果たしてそうでしょうか? “人のせい”“他のもののせい”にしていないでしょうか?
もっと突き詰めて“内的要因”に目を向ける必要はないでしょうか。
もし、対お客様との間で非効率な時間が発生しているとしたら、事前の打ち合わせや日頃のやり取り、社内での検討不足などなかったか振り返る必要があります。
また、効率化により社内の人間関係がおかしくなるとしたら、逆に私生活や家庭での人間関係はどうでもいいのでしょうか。
1日の時間はどの人達にも公平かつ同様に24時間しかありません。その中では仕事と私生活のバランスを取らざるを得ませんし、何でも「仕事だから」という言い訳は通用しません。
こと日本では、自身と周りの仕事を今一度再構築しなければ、初回に申し上げた“相乗効果”は期待できないものと思いますし、逆に考え方を少し変えるだけで環境は劇的に変わると思います。
※この内容は、月間社労士9月号「経営戦略としてのワーク・ライフバランス」を参考にしております。
【トピックス】厚生年金の保険料率が変更になります
平成23年9月分(平成23年10月末納付分)より、厚生年金保険料の料率が変更になります。
現行16.058%が、16.412%(事業主負担分8.206%,被保険者負担分8.206%)となり、若干引き上げら
れます。社会保険に加入されている企業の方は、給与マスターの変更等をお忘れなく。納付の際にもご注意下さい。(「算定基礎届」の結果の反映もお忘れなく!)
なお、健康保険料・介護保険料・国民年金保険料等については従来どおりで変更はありません。
前回の続編でこれがシリーズ最終回となります。
今回は「バランス」を妨げている様々な要因について考えてみたいと思います。
◎“無駄な会議”していませんか?
とある調査によりますと、会社内で“ムダ”と思われることのトップは「会議」だそうです。会議自体が多いのはもちろん、それにかかる時間も長く、参加者もやたら多かったり、かつ時間をかけた割には結論が先送りされたり・・と。
会議は参加者が多いほど結論が出にくく、その分参加者が「本業」に時間を割けなくなるので効率的ではありませんし、生産性が落ちてしまいます。
また、会議の資料もボリュームが少ないほど会議は円滑に進みますし、その資料自体を作成する手間や時間も少なくできます。
参加者と資料を絞り込むだけでも会議自体の時間を短くできます。
欧米では会議に要する時間も人数も平均すると日本の4分の1以下というデータもあります。
あらかじめ会議の目的や議論の到達点をはっきりさせておくということは言うまでもありません。
会議にもひと工夫が必要ですね。
◎“内的要因”に目を向ける
「あまり効率化を叫ぶと、社内外の人間関係が希薄になる」「お客様あっての仕事で自分たちの都合では動けないことも多いから、効率化イコールお客様へのサービス不足になる」etc.
社内で業務を効率化させようとしますと、このような声が必ず上がります。
果たしてそうでしょうか? “人のせい”“他のもののせい”にしていないでしょうか?
もっと突き詰めて“内的要因”に目を向ける必要はないでしょうか。
もし、対お客様との間で非効率な時間が発生しているとしたら、事前の打ち合わせや日頃のやり取り、社内での検討不足などなかったか振り返る必要があります。
また、効率化により社内の人間関係がおかしくなるとしたら、逆に私生活や家庭での人間関係はどうでもいいのでしょうか。
1日の時間はどの人達にも公平かつ同様に24時間しかありません。その中では仕事と私生活のバランスを取らざるを得ませんし、何でも「仕事だから」という言い訳は通用しません。
こと日本では、自身と周りの仕事を今一度再構築しなければ、初回に申し上げた“相乗効果”は期待できないものと思いますし、逆に考え方を少し変えるだけで環境は劇的に変わると思います。
※この内容は、月間社労士9月号「経営戦略としてのワーク・ライフバランス」を参考にしております。
【トピックス】厚生年金の保険料率が変更になります
平成23年9月分(平成23年10月末納付分)より、厚生年金保険料の料率が変更になります。
現行16.058%が、16.412%(事業主負担分8.206%,被保険者負担分8.206%)となり、若干引き上げら
れます。社会保険に加入されている企業の方は、給与マスターの変更等をお忘れなく。納付の際にもご注意下さい。(「算定基礎届」の結果の反映もお忘れなく!)
なお、健康保険料・介護保険料・国民年金保険料等については従来どおりで変更はありません。