携帯電話が壊れた。何の前ぶれもなく通話不能になったのだ。そして、着信音やボタン確認音などあらゆる「音」が鳴らなくなった。これでは電話の意味をなさないのですぐに修理に出し、昨日一週間ぶりに手元に戻ってきたが、今の世の中「自分の携帯」がないといかに不便かをまた実感した。
“また”というのは、実は昨年の秋にもカメラの部分が故障して修理に出したばかりだったからだ。別にそんなに古い機種でもないし、酷使はしていない方なのだが・・。
そういえば、ここ1~2年の間、よくモノが壊れる。ここで、思いつく限り挙げてみることにしよう。
<おととし>
・炊飯器(炊飯不能。釜の中が永久にぬるま湯状態。しかも「急速炊飯」にすると5分で炊き上がりを知らせる音が鳴る。いくら何でも速すぎ(笑))
・冷蔵庫(突然全機能が停止)
・小型掃除機(本体後部から煙が出る)
<去年>
・パソコン用のプリンター(含コピーとファックス。突然悲鳴のような音がした後、全機能停止)
・CDコンポ(FMをステレオ受信すると決まって約30分後にブチブチ音切れ。その後、無音になる)
・携帯電話のカメラ(カメラモードにすると画面が真っ黒に)
・給湯器(突然水しか出なくなる)
今年は平和な1年にと思っていたら、正月早々に「電子レンジ」が壊れた。そして、この携帯電話の故障である。
こともあろうに、上記の故障のほとんどがお盆や正月、金曜日の夕方など“修理に出しにくい時期”に異常が発生しているのである。また、ほとんどが買ってから2年以内のものばかりである。
ちなみに、壊れたものは全て日本のメーカーの製品である。日本の電化製品って世界的にも品質のよさでは群を抜いているはずではなかったか。そういえば、私が今乗っている車も三菱の某リコール対象車である。修理するより買った方が安いものもあるが、一部家電品は買い換えの際に費用がかかるし、その他のものも粗大ゴミは有料である。何よりも省資源・エコが叫ばれている昨今であるし、モノが壊れたりしなければ万事安泰なのだ。
最近のモノに故障の多い原因は、機能が多くなったりして構造が複雑化しているからだとか、海外のコストが安い地域で大量に生産しているからだとか色々言われてもいるが、もう一度原点に立ち返って、丈夫で長持ちする製品を作っていただきたい。その方がユーザーにとってありがたいだけでなく、メーカーの信頼性という意味でも短いスパンで大量に売るより長く使える製品をじっくり売る方が長期的に見てはるかに有益だと思う。
人事や労務管理などにも同じようなことがあてはまる。昨今はアルバイトや派遣など短期雇用者で急場をしのごうという企業さんが多い。確かに直近の2~3年だけで見ればコスト的にも大変有益である。しかし、長期的に見れば果たしてどうだろうか? 業種にもよるので一概には言えないが、企業にとって一番大事な「人材」を長期的な視野で育て、会社と共に発展させていくということにもう少し投資をしてもいいのではないだろうか。考え方は上記モノの場合と共通しているし、それらが社会的に相互にかかわり合っている問題だと思う。
“また”というのは、実は昨年の秋にもカメラの部分が故障して修理に出したばかりだったからだ。別にそんなに古い機種でもないし、酷使はしていない方なのだが・・。
そういえば、ここ1~2年の間、よくモノが壊れる。ここで、思いつく限り挙げてみることにしよう。
<おととし>
・炊飯器(炊飯不能。釜の中が永久にぬるま湯状態。しかも「急速炊飯」にすると5分で炊き上がりを知らせる音が鳴る。いくら何でも速すぎ(笑))
・冷蔵庫(突然全機能が停止)
・小型掃除機(本体後部から煙が出る)
<去年>
・パソコン用のプリンター(含コピーとファックス。突然悲鳴のような音がした後、全機能停止)
・CDコンポ(FMをステレオ受信すると決まって約30分後にブチブチ音切れ。その後、無音になる)
・携帯電話のカメラ(カメラモードにすると画面が真っ黒に)
・給湯器(突然水しか出なくなる)
今年は平和な1年にと思っていたら、正月早々に「電子レンジ」が壊れた。そして、この携帯電話の故障である。
こともあろうに、上記の故障のほとんどがお盆や正月、金曜日の夕方など“修理に出しにくい時期”に異常が発生しているのである。また、ほとんどが買ってから2年以内のものばかりである。
ちなみに、壊れたものは全て日本のメーカーの製品である。日本の電化製品って世界的にも品質のよさでは群を抜いているはずではなかったか。そういえば、私が今乗っている車も三菱の某リコール対象車である。修理するより買った方が安いものもあるが、一部家電品は買い換えの際に費用がかかるし、その他のものも粗大ゴミは有料である。何よりも省資源・エコが叫ばれている昨今であるし、モノが壊れたりしなければ万事安泰なのだ。
最近のモノに故障の多い原因は、機能が多くなったりして構造が複雑化しているからだとか、海外のコストが安い地域で大量に生産しているからだとか色々言われてもいるが、もう一度原点に立ち返って、丈夫で長持ちする製品を作っていただきたい。その方がユーザーにとってありがたいだけでなく、メーカーの信頼性という意味でも短いスパンで大量に売るより長く使える製品をじっくり売る方が長期的に見てはるかに有益だと思う。
人事や労務管理などにも同じようなことがあてはまる。昨今はアルバイトや派遣など短期雇用者で急場をしのごうという企業さんが多い。確かに直近の2~3年だけで見ればコスト的にも大変有益である。しかし、長期的に見れば果たしてどうだろうか? 業種にもよるので一概には言えないが、企業にとって一番大事な「人材」を長期的な視野で育て、会社と共に発展させていくということにもう少し投資をしてもいいのではないだろうか。考え方は上記モノの場合と共通しているし、それらが社会的に相互にかかわり合っている問題だと思う。