大橋社労士の気まま日記

仕事上のエピソードや日常の出来事、日頃興味を持ったことなどを随時ご紹介していきます。

休日・休暇にまつわる諸々

2010-04-28 06:40:07 | Weblog
もうすぐGWですね。
みなさんそれぞれで色々ご計画かと思います。

さて、今回は「ためになる話シリーズ」ですが、そんなわけで(?)休日や休暇についてのお話です。


『ドイツ:143日、フランス:140日、日本:128日、アメリカ:127日』
まず、上記は何の数字かおわかりでしょうか? 
これは「年間休日の数」です。いわばイメージどおりにヨーロッパの先進国が多くて日本は少ないですね。

『フランス:38日、ドイツ:27日、日本:15日、アメリカ:13日』
これは「年次有給休暇(以下、年休)の日数(年平均)」です。
ヨーロッパと日本ではかなりの開きがあります。アメリカが少ないのは、そもそもアメリカでは年休自体が法律で義務付けられていないためです。 
この辺りにもお国柄が出ていますね。
ちなみに、ドイツとフランスでは「1年に最低12日以上は“連続して”休暇を取らなければならない」と法律で決められているそうで、長期休暇の前には給料を前払いする制度もあるとか。日本ではちょっとあり得ない話ですね。

で、これが「国民の祝日の数」となると、ちょっと状況が変わります。
『日本:15日、フランス:11日、アメリカ:10日、ドイツ:8日』
となっていまして、日本がダントツに多いのです。
つまり、日本では国が強引にでも休日を定めないと誰も休まないということでしょうか。

それを裏づけるようなデータがありまして、「年休を実際に取った日数(年平均)」を見てみますと、『フランス:36日、ドイツ:25日、アメリカ:10日、日本:8日』となります。
善し悪しは別にしてかなりの差がありますね。
ここに出ている国以外と比較しても日数が一ケタなのは、世界の先進国といわれる中でも日本ぐらいです。
加えて、「年休をすべて使い切った人」となると、欧米では軒並み70%台であるのに対し、日本は8%!とこれも一ケタで、要は日本では年休を全部使い切る人がほとんどいないということです。
 
ちなみに、ある調査機関が日本のサラリーマン対象に行なったアンケートでは、「年休を取れない理由」として多かったのが、『仕事が忙しすぎて取れない』『周りも取っていないので雰囲気的に取りづらい』『休むと周りが快く思わなかったり迷惑する』『休暇より仕事の方が大切だから』とのこと。
まさに、国民性がもろに反映されているような気がします。

最後に、ちょっと視点を変えまして「年間の総労働時間数」を見てみますと、『日本:1975時間、アメリカ:1929時間、フランス:1538時間、ドイツ:1525時間』となります。
これまでの話の流れからして十分に納得できる数字かと思います。
ちなみに、フランスとドイツでは「会社で残業をする人」はほとんどいないとのことです。これもお国柄でしょうか。
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営業の研修?

2010-04-24 18:47:07 | Weblog
先日、丸ビルの地下から東京駅に向かって歩いていますと、名刺の束みたいなものを持った若い男性が近づいてきて、声をかけられました。

「今、営業の研修中なんです。名刺交換させて頂いて少しお話をさせてもらってよろしいでしょうか?」

?????

ですが、何となく状況はつかめました。
時期的にもちょうど新入社員の研修の時期ですから、恐らく新人の営業マンが会社から言われてトークの練習や現場度胸(?)をつけるために、このように通りがかりの人に声をかけまくっているのでしょう。

このような人を今年だけで2回も目にしましたし、そういえば去年も同じように声をかけられましたね。
最近流行りの手法なんでしょうか?

個人的にはこういうやり方は感心しませんね。
とりあえず、自分がそこの会社の営業マンだったら絶対にやりたくないですし、逆に上司とかの立場だったら、もっと有意義でやりがいのある方法を考えますね。
まあ、はたから第三者的に見てるのはある意味おもしろいですが。

新人さんが悪戦苦闘しているのが伝わってくるので、かわいそうにも見えましたが、あいにく急いでいたので丁重にお断りしてしまいました。

上司に監視されながら一日中ひたすら電話を掛けまくるという営業手法をとっている会社もいまだにあるようですし、これに限らず旧来の日本的な慣習というのはなかなか廃れないものですね。

彼らも今は大変な思いをしているでしょうが、ぜひぜひこういうつらい経験を乗り越えて大きく育っていってほしいものです。
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山田うどん

2010-04-20 12:38:19 | Weblog
関東地区にお住まいの方なら「山田うどん」はご存知ですよね?
そう、東京郊外などでよく見かける、かかしのマークが目印のチェーンのうどん屋さんです。

この前、なんかの話の折に知り合いから「山田うどんってうまいの?」と聞かれまして、そういえばよく見かけるけど入ったことないな・・と。
お店に掲げてあるノボリや看板などを見るにつけ、どうやら“安さ”をウリにしているようですが、気になるお味は???

で、とりあえず、ネットで検索してみました。
まずビックリしたのは、「山田うどん」で検索したのに「山田うどん まずい」という候補キーワードが出てきたこと。
まずいのか?

気になるので色々見てみたところ、「スーパーで売ってる“ゆでうどん”をほぐしただけのようなざるうどん」とか「駅の立ち食いの方がよっぽどうまい」とか「丼物や餃子は絶対頼むべきではない」とか「いくら安いといってももう少し味に対する企業努力が必要」とか、それはまあ散々な書かれようで(笑)。

ここまで言われると逆に無性に食べたくなってしまうひねくれ者の私(笑)。

ただ、ほとんどのお店が、というか会社自体が潰れずにずっと続いているのは事実なわけで、集客においてはやはりそれなりの魅力があるのでしょう。
今度、自分の舌で確かめてこようと思います。

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労働安全衛生法

2010-04-15 10:33:49 | Weblog
何だかまた冬みたいに寒くなってしまいました。
ようやく春らしい日が続いたかと思ったら、4月半ばにして急に冬に逆戻り・・といった感じです。
こうも毎日に気温差が激しいと体調もおかしくなりがちです。
まわりにも風邪ひいているような人がたくさんいますが、かくいう私も今日は何だか体が熱っぽいです。
まあ、微熱なので、生活にも仕事にもさほど影響はないですが・・。

さて、昨日は久しぶりに朝の「通勤ラッシュ」を経験しました。
本当に久しぶりだったのである意味新鮮でしたが、これを毎日のように経験して都心に出勤している方々を本当に尊敬します。
みなさんスゴイ!

で、そんなに早くに都心に出かけたのは講義の仕事だったのですけど、このテーマが「労働安全衛生法」というかなりマニアックで難解な法律。
我々社労士もぶっちゃけ“なるべく避けて通る”(笑)方が多い法律でして。
そんなテーマで3時間も!
しかも、受験対策でも専門家向けの講座でもなく「一般人向けの一般教養として」話をして下さいね・・という主催者さんからのご要望。
どう見ても一般向けの法律じゃないし、日頃の生活に直接つながる部分なんてほとんどないし・・で非常に構成に苦慮しました。

職場での安全衛生管理体制のことや機械装置の基準や有害化学薬品の規制に関することなどが書かれている法律なんですが、とにかく規定されてる内容が細かいんです。
そして、とてもマニアックな機械や薬品の名前が次から次へと登場してきて、説明している方も途中で何が何だかわからなくなってくるのです(苦笑)。

会社での健康診断のことなどを中心にお話して、半ば強引な感じで生活や仕事に結びつきそうな部分を引き合いに出し、何とかかんとか3時間の講義をまとめ上げました。
聴かれていたみなさま、退屈せずご理解頂けたでしょうか?
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行楽日和

2010-04-11 21:08:08 | Weblog
今日の昼間はすごく暖かく、まさに行楽日和でした。
といいますか、暖かい・・を通り越して暑いくらいでした。

なので、陽気にも誘われて若干遠出。
埼玉の「入間公園」に行ってきました。

   

ここは、米軍基地跡地にできた公園で、そのせいか「洋風」の装いが各所にみられます。
池の噴水もどこか欧米風で、ポプラ並木があったりと園内の木々の種類もちょっと違ったりします。
(ちょっとこの写真じゃわかりにくいと思いますが・・・。)

とにかく広々としていて、所々にまだ桜が咲き木々も芝生も徐々に芽吹きつつある園内を、春のポカポカした日差しを浴びながらのんびり歩くのは実に気持ちがいいものです。

季節がら多くのチューリップもきれいに咲き誇っていました。
やはり春はいいですね。
花粉症も峠を越えましたし、これから梅雨の前にかけてが1年のうちで私の一番好きな季節です。

では、みなさんもどうぞ春を満喫して下さいね~。


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