大橋社労士の気まま日記

仕事上のエピソードや日常の出来事、日頃興味を持ったことなどを随時ご紹介していきます。

“組織改革”より“意識改革”

2014-10-30 08:07:29 | Weblog
今回は、月に一度の「ためになる話シリーズ」です。


「“組織改革”をして組織をより活性化させたい」という声をよく聞きます。
もちろん大変に結構なことだと思いますが、果たしてその中身は本当に“組織を活性化させるもの”でしょうか。
(今回は過去のバックナンバーで反響の大きかったテーマの一部改編後の再掲です。)

◎組織活性化のカギは「人」
例えば、新しい部署を作ったり人の配置や部署名を変えたりするだけ(つまり「組織表の書き換え」)で満足していないでしょうか?
組織を最大限に活かせるかどうかは、「その組織にどんな人が集まっているか」によって決まるのだと思います。それぞれの人が何を目指して、どう考えて、日々どのような習慣で行動しているかということが重要なのです。 
元々目的意識がはっきりしていて会社のビジョンを共有できる人達が集まっている組織であるならば、「組織を変えよう」などという発想は出てこないわけですから、組織を改革しようと思ったらまず組織に所属する人の意識を改革しなくてはいけないのだと思います。

◎会社のビジョンの「共感集団」を創る
この前提として、会社の経営方針や理念、つまりビジョンがしっかりしたものでないといけませんが、その上で、「何を目指して何のために働くのか」ということを明確化し、組織の末端の人達までそれを共有させなければなりません。
会社のビジョンは、そこで働くみなさんに伝わらないと意味がありません。
もっと言えば、そのために1人ひとりが自分にできることを考え、自らの意思で行動することを会社が支援するということです。
できること・・というのは大きい小さいではありません。周りの人と比較してどうのというものでもありません。
1人ひとりが目的に向けて意欲的にチャレンジし活性化するということです。
そのような波動は周りの人を1人、また1人と巻き込んでいきながら集団としての力になっていきます。
たとえ個々の力が微力であっても、組織としてそれが結集した時にはものすごく巨大な力を発揮するものです。

◎“依存型意識”→“自立型意識”
会社の規模が大きくなればなるほど、働く人達は会社に依存してしまい、自発的な行動をしなくなってしまう傾向があります。一見会社は成長したように見えていても、人材の活力は相反するように失われていってしまっていることも多いです。
会社のビジョンの共感集団を創ると共に、依存型意識の集団から“自立型意識の集団”へと変革することが真の組織活性化に向けての道筋といえるのだと思います。
まだまだ不景気感の残る昨今ですが、あまりにも目先の利益・不利益に振り回されていますと大事な論点も見逃してしまいがちです。
今一度原点に返って、会社の方針や従業員さんの意識に目を向けてみてはいかがでしょうか。
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食欲の秋

2014-10-26 09:45:02 | Weblog
だからでしょうか。
最近は本当によくお腹がすきますし、なぜか濃い系のものが無性に食べたくなる時があります。

一日4食となってしまった一昨日は、久しぶりに「コメダ珈琲店」へ。(今回は近所の国分寺店。)
ギリギリでモーニングの時間に間に合いました。
で、最近お気に入りのミックスジュースを注文。

    

木のぬくもりが感じられるからでしょうか、やはりこの空間落ち着きます。
他のコーヒーチェーンにはない独特の雰囲気がありますね。
それにしても、いつ来てもよく流行っています。


昨日は、肉の塊がど~しても食べたくなりまして(笑)、お昼に「一人ステーキ祭り」を開催♪♪♪
やはり牛のサーロインは王道ですね。

    

満足、満足!


ついでに、先週に都内の「梅蘭」という中華のお店で食べた名物の「堅やきそば」です。

    

味もボリュームも大満足でした。
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寄り道

2014-10-22 08:56:06 | Weblog
昨日は、例の横浜の授業の最終日でした。
何とか予定どおりに無事に終わりました!

ってことで、恒例の(?)“寄り道シリーズ”は「本牧市民公園」へ。



いかにも観光地って所ばかりじゃ面白くないので、こんなセレクト。



SLが置いてあったり、「ふぐ供養塔」っていう意味不明なオブジェ(笑)があったり、面白い場所でした。





日がずいぶん短くなっているので、あまり長居できませんでしたが、全てやりきった後のつかの間の息抜きでした。
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500円!

2014-10-18 09:56:55 | Weblog
横浜の受講生の方に「安くてボリュームがあって美味しい」という中華街のお店を教えてもらいました。

   

「天龍菜館」-外観はちょっと怪しげ(笑)、多分知ってないと入りづらい・・・。

その外観とは裏腹に、言われたとおり味とボリュームは一流でした。

   

上の写真は「黒酢の酢豚定食」。
これだけついて、さらにご飯とスープと漬物はおかわり自由という気前の良さで、何と500円!

会場の近くにこんな穴場なお店があったなんて。

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「あるべき論」に注意!

2014-10-14 06:50:53 | Weblog
少し遅れましたが、月に一度の「ためになる話シリーズ」です。


おおよそどんな方も、自分の「あるべき論」を多かれ少なかれ持っているものです。
例えば、「子どもはこうあるべき」とか「会社は○○であるべき」とか「マナーや服装は○○であるべき」などといったようにです。

その自分自身が持っている「あるべき論」と、実際に目の前で起こった事象とが食い違っていますと、そこに怒りの感情が湧き上がることが非常に多いですよね。
わかりやすい例を挙げますと、店員さんなどに態度が悪いと文句をつけている人は、自分の信じていた「あるべき論」がその場で裏切られたからでしょう。

会社の中でもこういったことはよく起こります。
例えば、育児休業を取ろうと思った男性の社員さんがいて、その上司は断固として休業を認めなかったとします。
これは、その上司の中に「育児など奥さんに任せて、男は会社での仕事に没頭するものであるべき」という「あるべき論」が強くて、どうしてもそれを覆すことができないからでしょう。

常識や価値観は人それぞれ違いますから、これはある意味致し方のないことかもしれませんが、心掛け次第でその怒りの感情を軽減することはできると思います。
まずはひと呼吸おいて、相手の「あるべき論」をとりあえず受け入れてみる。と同時に、自分自身の持っている「あるべき論」を冷静に検証してみる。
これだけでもまずは、怒りの感情が多いに抑制されることでしょう。

要はお互いの「あるべき論」を客観的に把握して、地道にその都度すり合わせていくことが必要となります。
少しでも多くの方がこのようなことを実践していけば、パワハラをはじめ職場や社会のトラブルも大いに減少していくように思います。
 

【トピックス①】「最低賃金」が改正されました
10月1日より「地域別最低賃金」が改正になりました。
東京都は「888円」に、埼玉県は「802円」、神奈川県は「887円」になっています。
この金額は時間額ですが、月給・日給・年俸等の労働者の方はそれぞれの給与額を“時間換算”等した額で判断します。

【トピックス②】厚生年金の保険料率が変更になりました
平成26年9月分(平成26年10月末納付分)より、厚生年金保険料の料率が変更になりました。
従前17.12%が、17.474%(事業主負担分8.737%,被保険者負担分8.737%)と、若干の引き上げとなります。(全国一律の料率です。)
社会保険に加入されている企業の方は、給与マスターの変更等をお忘れなく。また、今月末の納付の際にもご注意下さい。(蛇足ですが、「算定基礎届」の結果の反映もお忘れなく!)
なお、健康保険料・介護保険料・国民年金保険料等については従来どおりで変更はありません。
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