今回は月に一度の「ためになる話シリーズ」です。
前回、「睡眠」の仕事への効用などを書きましたので、今回は「運動」の効用について述べてみたいと思います。
冬の季節、特に年末年始にかけては室内に閉じこもりがちだったり、体を動かすことが億劫になる時期でもありますので、単純に健康維持という観点からも参考にして頂ければ幸いです。
そういえば常日頃から「運動」的なことは何もしていないな~と感じている方も多いかと思います。
また、日頃から定期的に何らかのスポーツなどをする習慣のある方であっても、それは土日などの仕事が休みの日だけで、普段の平日は自宅と職場を往復するだけで特に何も「運動」はしないという場合が多いかと思います。
重要なのは、ある特定の日に固めて運動するのではなく、できる限り毎日少しずつでも運動するよう心がけ、それを習慣化することかと思います。
とはいえ、仕事のある日はなかなか時間も取りづらく、また、日頃から運動する習慣のない人は何をしてよいかわからなかったり、何かを準備しなくてはと大きく構えがちです。
が、(ちゃんとした「種目」を始めて頂くのはもちろん大いに結構なのですが)日常生活の中で日頃のちょっとした工夫次第で「運動」をすることはできるのです。
歩く際に背筋をピンと伸ばした“よい姿勢”で大またで歩くようにするだけでも十分な「運動効果」があります。さらに、エスカレーターやエレベーターを使っていた所を階段で上り下りしてみるとか、ひと駅分・ひとバス停分手前で乗り降りして歩くようにする。etc.
前述後半のくだりはよく言われていることですが、前段のように歩く時の姿勢や歩幅を意識すると効果がまるで違ってきます。
最近は、出勤前に軽くジョギングをしている方も増えていますが、これはまさに仕事への効果大といえるでしょう。
かなり昔からの研究で、「適切な運動をすると、その直後に脳細胞が30%ほど活性化する」という説もあります。
とすれば、仕事のある日にこそ少しの工夫で「運動」する習慣を作り出して実行することが、日頃の仕事にいい影響を及ぼすことに繋がるというわけです。
運動するということは、単なる健康維持やダイエット効果だけではなくて、仕事の効率化や発想力の拡大などに大きな影響を及ぼしているということです。(そういえば、私もスポーツをしている時にいいアイディアが浮かんだり、それまで机の前でいくら考えていても出てこなかった発想がポンと出てくることがあります。)
ぜひ年明けからの1年も運動の効果で健康であると共に、仕事の活性化も果たして頂ければ幸いです。