大橋社労士の気まま日記

仕事上のエピソードや日常の出来事、日頃興味を持ったことなどを随時ご紹介していきます。

「いもや」のとんかつ

2006-02-15 11:32:59 | Weblog
昨日、午後から神保町方面に所用があったので、お昼は久しぶりに「いもや」のとんかつにしようと相成った。まだ私が社労士の受験生だった頃、カリキュラムの関係で土日は神保町の(専門学校の)校舎に行くことが多く、その時によく通った店である。

この界隈は学生が多いことも手伝ってか、安くておいしくてボリュームもある飲食店が数多い。「いもや」もその1つで、というか「神保町にいもやあり」といわれる程ちょっと名の知れたお店である。

久しぶりの来店となったが、相変わらずの盛況ぶり。12時少し前だったが、カウンターはすでにいっぱい。少々待って席に案内されるやいなや、絶妙なタイミングでお茶・ごはん・みそ汁・カツが目の前に出てくる。分厚いロース肉にサクサクの香ばしい衣、山盛りのキャベツに大盛りごはん、そしてしじみのみそ汁。うん、これぞ「いもや」である。これでなんと700円!

失礼ながら店員の愛想はあまりよくない(笑)。が、いつも感心するのは、店の中の手入れや清掃などが行き届いていることだ。カウンターだけの店であるが、安くて早くてボリュームのある店にありがちな「こぎたなさ」を感じない。カウンター越しに見える厨房内もきちんと整理整頓されている。
そして、お茶を出す、ごはんやみそ汁をよそう、カツを揚げるといった役割分担が見事になされていて動きに全くムダがない。客もほとんどが常連で、「いもやスタイル」をわきまえている。店に入ってくるとカウンター後ろのイスに奥から順に詰めて整然と座って待つ。席が空くと店員とあうんの呼吸があるかのように席に着き、わき目もふらず黙々とカツを食らう。食べ終わり箸を置くやいなや「失礼いたしま~す」と言って店員が食器を下げる。客は「ごちそうさま」と言いながらさっと代金を置いて出ていく。そこに間髪入れずに次の客が案内されという具合である。うん、これぞ「いもやスタイル」である。大げさに言えば店員も客もカツに対して常に真剣勝負なのだ。

まだ知らない方はぜひ行ってみていただきたい。
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