豆とオリーブ

4歳の娘と私の日々日記

『ラフマニノフ』

2008-05-07 18:29:23 | 料理
1920年代のアメリカ。
ロシア革命を機に亡命した天才音楽家セルゲイ・ラフマニノフは演奏旅行で全米を回り各地で成功を収めるが、その心は鬱々としていた。
幼くして一家離散の憂き目に遭いながらもピアノと作曲の才能を開花させた彼は今、望郷の念と多忙さから作曲に集中できずに苦しんだ挙げ句、これまで支え続けてくれた妻ナターシャにすら背を向けてしまう。
そんなある日、郷愁を誘うライラックの花束が届く。


世界でも難易度の高い技巧を要するラフマニノフの曲。
曲の由来や、曲がたくさん聴けるのかと思ったのだけれど、
ラフマニノフの生い立ちや苦悩が主に描かれていた。

曲があまり聴けず残念だったのだけれど、
天才と賞賛されたラフマニノフの苦悩がよく描かれていた。
繊細で傷つきやすく、不器用なラフマニノフ。
同じくらい不器用なのだけれど、
献身的に支える妻ナターシャ。

最後のラストシーンがとても素敵な映画でした。


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