豆とオリーブ

4歳の娘と私の日々日記

伊藤若冲

2006-07-16 22:15:39 | お姫様の日記
先週『美の巨人たち』で、伊藤若冲が紹介された。
1718~代の江戸中期、京都の画家。

作品は多分NYバーク展で見ているはずだけれど、名前を聞いても
知らない人だった。

この番組を見て久しぶりに気持ちがうれしくなった。
彼の作品、彼の生い立ち、興味深い人だ。

きょう早速皇居で開かれている若冲展
『花鳥』展を見に行ってきた。
皇居の展示室は小さいので15作品ぐらいではあったけれど、
じっくり見たい私には丁度いい数だ。
TVで紹介されていた作品も数点展示してあった。

生で見る若冲の作品はどれもすばらしかった。
植物、鳥、昆虫、魚が彼のモデルだ。
彼の作品の一番の特徴は、どの絵のモデルにも生命力を感じる。
とても生き生きとしていて今にも動き出しそう。
そして特異な色づかい。

絵のバックであるひまわりや朝顔、その他いろんな動植物の
色使いがとにかく雅で鮮やかだった。
ものすごい感性を持った人だと思った。
同時にきっとこの人は植物や動物、昆虫たちと会話が
できたんだと思う。
そうでなければこんな絵は描けない。

今東京国立博物館で伊藤若冲展が行われている。
近日中に見にいってみよう。