豆とオリーブ

4歳の娘と私の日々日記

芸術の秋2 『ツタンカーメン展』

2012-09-23 08:24:08 | お姫様の日記

 

 古代エジプト展に続いて、上野で開催中の『ツタンカーメン展』へも足を運んでみました。

平日の10時にもかかわらず、既にすごい人で生まれて初めて入場制限整理券をもらいました

整理券の指定時間、11時30~からやっと入ることができました。

 

 

ツタンカーメンは紀元前3300年前、9歳で即位、19歳という若さでこの世を去った王様で、またそのお墓が荒らされることなく発見されたことでも有名です。

今回は、この時ツタンカーメンと共にお墓に埋葬されていた調度品の数々、約200点余りを展示開催していました。

 

古代エジプト人は、「死後の再生(復活)」を深く信じていました。 

お墓の中に入れる埋葬品も位が高かければ高いほど立派で品数も多く、確かツタンカーメン王のお墓には700点以上もの調度品があったのだとか。

展示は、アクセサリー、椅子、玩具、壺、食器、化粧道具など広範囲で、そのどれもが細かくすばらしい細工が施され、どのような道具や技術があったのか、驚きとしか思えません

 

特に金の棺黄金のマスクは圧巻でした。

ふたつとも土台は木で作られ、細かい細工を施した後、漆喰で下塗り、金箔で覆い、ガラスや宝石を埋め込んでありました。

すばらしいという思いと、どうやって?何人ぐらいの職人がどれぐらいの歳月をかけて造ったのか? どの美術品を見てもそう思うばかり。

古代エジプト王の権力の強さと技術力の高さを物語ります。

 

 

歴史的にはギザのピラミッドのクフ王など様々な王様が統治していましたが、

このツタンカーメンという人は特に興味をそそられます。

ツタンカーメンの父であるアクエンアテン王は、それまで多神信仰だったエジプトを、太陽のみを神とする一神信仰へと変えてしまいます。

それはエジプトの神官および民衆の怒りを一身に買う自体となり、父の愚行?の怒りを背負い王となったツタンカーメンは、大変な苦労をしたのではないかと伺い知ることができます。

 

この『ツタンカーメン展』、上野の森美術館で12月下旬まで開催しています。

興味のある方はぜひ

私もまた行きたい~


お絵かき 『くじゃく』

2012-09-21 06:31:29 | 育児日記

 

夕べ、我が家でお絵かき大会が行われました

娘からの課題は 『くじゃく』。

 

夏休みに帰省した時、熊本動物園で見た孔雀が印象的だったようで、

私と皇子も孔雀の記憶を辿りスケッチ。

 

 

母の作品。

 

 

皇子の作品。

 

娘は、皇子からもらった孔雀の羽をつけ、ひとりだけ豪華?

(羽根は釣りの疑似餌(ルアー)を作るために昔購入したものだそう。)

でも、よくみると足は3本、しかも歯ブラシ?

 

子供の絵は微笑ましくて癒されます

最近は毎日何かをスケッチしている様子。

『芸術の秋』 到来?

 

 


芸術の秋? 『古代エジプト展』

2012-09-20 05:58:13 | お姫様の日記

先週、六本木ヒルズで開催されていた『大英博物館 古代エジプト展』へ行ってきました

 

数々のパピルス、ミイラマスク、装飾品などなど、大英博物館所蔵の180点あまりが展示してあり、

今回の目玉は 37mある「死者の書」 というパピルス。

約3000年前、ネシタベネトイシュルウという女性神官のために描かれたものだそう。

 

古代エジプトでは「死後の再生(復活)」を信じており、

そのために生前から死んでからの支度?準備としてお墓を作ったり、

死後、あの世で必要な品々を作るのだそう。

「死者の書」も、その道しるべとしてお墓の中に埋葬し、死後の世界で紐解くのだとか。

展内ではパピルス(「死者の書」)の解析、説明が詳しくなされていました。

が、今ひとつ物足りないと感じたのは私だけでしょうか・・・。

もう少しそれらを作る過程も紹介してほしかったな~。

 

久しぶりの六本木ヒルズ美術館。

またいい企画を楽しみにしています~

 

 


メロン再び

2012-09-15 07:26:15 | カービング

木曜日はまたカービングへ行ってきました。

今回もメロンに挑戦~

石鹸も楽しかったのですが、果物は最後に『食べる』楽しみがあり、

また、家にヘタな石鹸の山積みをつくらなくてすみます。

 

今回は『バラ』をメロンでカット。

やはり石鹸で彫ったことのあるバラを果物でやったのですが、ナイフの入れ方が難しい~~~~

先生がいなくてはもう2度と作れません・・・。

でも、果物は石鹸と違ってアラが見えづらく、自然な色のグラデーションが下手なカットを見栄えよくしてくれます

 

 

最近はちょっと『壁』にぶつかっていて、

教えるほどの技量もなく、資格もないこの趣味を続けるべきか悩んでいました。

でも、何が一番楽しいのか?というと、『無心に取り組むことができる』から。

何かを作る、取り組んでいるとき、大抵は別のことを考える余裕が少しはできますが、

カービングに至っては「今夜のおかず何にしよう?」なんて考える余裕は全くありません・・・。

刃の入れ方の何が悪いのか、先生はどうやっているのか、このカットのコツは何か?

そんなことでもう頭がいっぱい

 

そんな時間も必要なのかな~と思いつつ、

その時間幼稚園の「預かり保育」にされている娘に、

『ありがとう、ママがんばっていつか教えてあげるからね

と自分に言い聞かせている今日このごろでした

 

 

 


初メロン♪

2012-09-09 07:28:27 | カービング

夏になり、今まで石鹸しかやっていなかったクラスの人が皆フルーツを始めました。

私も遅ればせながら初めて『メロン』に挑戦

 

石鹸とは違い、皮は硬く、実は柔らかく、扱いが少し難しいのですが、果物の自然の色合いがなんとも芸術的で

下手なカットを美しく?見せてくれます

デザインは石鹸でやったことのあるものをフルーツに置き換えてカットします。

 

教室では中身はくりぬかず、家に持ち帰り中身をカット。

夕飯の時に出したところ、娘は大感激~

普段メロンは絶対に食べませんが、なんと!たべてくれました

母も感激

 


映画 『ヤコブへの手紙』

2012-09-09 07:13:38 | 映画

【ストーリー】

1970年代のフィンランド。

恩赦を受けて12年ぶりに刑務所を出所したレイラは、片田舎で暮らす盲目のヤコブ牧師のもとに身を寄せることになる。

彼女に与えられた仕事は、ヤコブのもとに毎日届くさまざまな人々からの悩みの手紙を朗読し、返事を代筆すること。心を固く閉ざしているレイラは、嫌々ながらもその仕事をこなしていたが、ある日ヤコブへの手紙がぴたりと届かなくなってしまう・・・。

 

 

第82回アカデミー賞外国語映画賞フィンランド代表で、「フィンランド映画祭2010」で上映された作品。

内容はとてもシンプルで地味でしたが、心に大きく感じさせてくれる映画でした。

「相手にとって必要なもの。」

「自分にとって必要なもの。」

 

私も考えてみたいと思います。