若女将の修行日記

『写真館の若女将・成長記録』のはずが、いつのまにか『若女将のおとぼけな記録』になっていました。

ニッポン人

2007-11-14 10:14:54 | その他
私がお世話になったホストマザーは、とっても大きな人でした。人間の器も、ですが、カラダがとにかくデカイ。抱きしめられると、本当に息ができなくなり、私は完全に彼女のカラダの中に『沈没』したものです。

そんな彼女の家での初めての夕食。ものすごい量のハム(しかも厚切り)にパイナップルソースがドバーーーっとかかっていました(美味)。
「ポテト、いくつ食べる?」
「(いくつって・・・)ひとつ、かな」

そして、しばし見たこともないような量の食事と格闘!

「デザートは如何?」
「(うぅ、お腹きついけど、欲しいー)少し下さい。」
「ケーキ、何切れ?」
「(え!?)ひとつ」
「アイスクリーム、何スクープ?」
「(えぇ!?)えーと、ひとつ?」
「おー、尚美。知ってるわよ。日本では遠慮することが大事なのよね、本で読んだのよ。遠慮せずに沢山お食べなさい!(と、こんもりアイスクリーム)」

ホームステイ第1日目の夜に辞書で調べたコトバは
「お腹いっぱい」
でした。

そして、10ヵ月後、そんな食事をもろともせずに平らげるように変化した私は、10キロ分大きくなって帰国しました、とさ。

すし喰いねえ

2007-11-13 21:15:57 | その他
頭痛がひどくて、薬を飲んで、お昼寝しました。
家族が私を置いてきぼりにして、お寿司を食べに行ってしまう夢をみて起きました。そんな訳で、今夜は二代目と回転寿司に行って来ました。

社会人1年生のとき。課長が、大先輩と私のふたりをお寿司屋さんへ連れて行ってくれました。
「なんでも、好きなものを頼みなさい。若いんだから、遠慮とかするもんじゃない。」
と課長。『わーい』と中トロなどをご馳走になりました。帰り道に、大先輩から
「・・・とは言っても、一応少しは遠慮するのよ」
と呆れ顔でご指導。あぁ、若かりし私の大失敗。

私の所属していた部署では、よく立食パーティなるものがありました。とは言っても、私自身はあまり関係なくて、普通に残業していると、パーティのお開き後に、「お寿司がすっごい沢山残ってるよー」と呼びにきてくれるのです。残業軍団は、『わーい、わーい』とよくパーティ会場へ向かったものでした。

今日、隣のブースにいた老夫婦が、「ナス」のお寿司を4皿頼んでいました。実は以前にも、別の回転寿司で、「ナス」を固め喰いしているチョット怖そうなお兄さんを見たことがあります。「ナス」のお寿司ってすっごい美味しいの?もしかして?(相変わらずの喰わず嫌い

占い

2007-11-12 20:13:04 | その他
20代前半、占いにハマったことがありました。
多分、
将来の夢もない(仕事に生きるって感じじゃない)
彼氏もいない(近々結婚ってこともなさそう)
お金もない(悠々自適は夢のまた夢)
趣味もない(その頃は、音楽からも遠ざかってました)
って生活で、何を目標に生きていいやら、分からなかったのかもしれません。

どこどこの、だれだれが当たると聞けば出掛けていきましたが、説教みたいなコトをされて、ヘコんで帰ってくるだけ。いつの間にか行かなくなりました。

でもやっぱり、星占いとかあると読んでしまう。そして、ちょっぴり気にしてしまう。だって、朝のラジオで、「今日のあなたは最下位の12位」なんて言われると、空から何か落ちてきそうで怖いじゃないですか。

今日、偶然ひとつの占いが目に入りました。なんと、今月のおひつじ座は
「ちょっとした影の実力者」
だそうです。おぉ、なんだか期待できるね。

しかし、『ちょっとした』上に、『影の』って、かなり控えめな実力者って気もしてきた・・・

さぁ、あと半月。仕事に追われた私はどんな日々を送るのでしょーか!?

ミーハー?

2007-11-11 19:05:18 | その他
有名・著名人のサインを何枚か持っています。

まず、一番最初の記憶は、おじが貰ってくれた田中星児さん(知らないよねー、『ビューティフルサンデー』をギターで歌っていた万年お兄さん)が、「なおみちゃんへ」と書いてくれたもの。大して好きでもなかったのに(失礼なハナシ)、何だか嬉しかったなぁ。

そして、次は小学生のときに、プロスキーヤーの三浦雄一郎さん。講演会を父と聞きに行って(私は実は幼い頃スキー少女でした)、著書を購入したら裏表紙にサラサラーっと。正直そのときの感動はあまり覚えていないけど、今になって時々テレビで三浦さんを拝見して、『すごい人だったのねー』なんて感動したりして(遅い)。

極めつけは、染之助染太郎さん。OLのときに、父と銀座デートしていたら、偶然サイン会をしていて、お二人のぬいぐるみを購入するとサインをしてくれるそうな。父が「並べ、並べ」と言うので、つい頂いてしまいました。ナゼ「並べ、並べ」なのかには理由がありまして。銀行に入った最初のクリスマスパーティで、新人いぢめの「必ず1人1芸」というのがありました。無芸の私は、同期(女子)を口説き落とし、衣装を作って、『おっめでとーございまーーす!!』と700名ほどの行員の前で御披露したのです。当然わたしは『しゃべり』(染太郎)でした。その後しばらく、毎日食堂で、色々な方から「いやー、良かったよー」とお褒めの言葉を頂きました。

今度は誰のサインをもらえるのかなー。


うらやましい

2007-11-10 11:49:58 | その他
病み上がりでガラッパチ姉さんみたいな声、どうせ歌えないのに合唱団の練習に「耳だけ参加」しようと行ってみたけど、やっぱりしんどい。たまには、ゆっくり仲間の声を聴いているのもいいな、と床に座り込んでいました。

すると、お腹が痛くなってしまいました。
子供のとき、水泳の授業があった後、必ず悩まされたあの痛み。
どうやら、冷えやすいお腹です。きゅーーーと締め付けるように痛いのです。

家に帰って、お風呂で丸まって、あったかい味噌汁食べて、布団にくるまって、治ったかと思って眠りました。そしたら、夜中に、すっごいお腹が痛い人を見ていて『可哀想に』と思っている夢を見ました。ふっと目覚めてみたら、すっごいお腹が痛いのは私でした。変なの。

短大のとき、友人の家を訪ねた帰り道。
小さな男の子がふたり、道に座り込んで、なんだか深刻な表情を浮かべていました。
男の子A「お兄ちゃん、大丈夫?」
男の子B「いいなぁ、お前は。お腹痛くなくて。」

いいなぁ、二代目は。
お腹痛くなくて。


座布団1枚

2007-11-09 09:31:41 | その他
卒業アルバム用のクラス写真撮影のとき。
普段は立ち入り禁止の屋上で撮影です。
気持ちよいお天気、目の前は山。たしかに叫びたくなる状況でした。
生徒A「ハモるかー!」
生徒B「おぉ!」
生徒A「お仏壇の~♪」
生徒A・B「はせがわ~♪」(モチロン、綺麗にハモっている)

部活動ごとの撮影のとき。
二代目「横一列じゃ、ちょっと長すぎるかな」
生徒A「じゃあ・・・」
と、縦1列に並んだそうです。

運動会の撮影をしていた影の二代目(義姉)のところに、1生徒が近づいてきて、何かをくれたそうです。
生徒A「お疲れ様です」
影の二代目「あ、ありがとう」
・・・それは、『よっちゃんいか』だったそうな。

君たち、面白いなー。

今日もこれから3クラス、撮影しに行きます。
どんな名言が飛び出すのか、楽しみ、楽しみ。



クリスマスツリーはビックに!?

2007-11-08 08:52:34 | その他
店舗用通販のカタログが届きました。
いつも楽しみにしているこのカタログ。今回はクリスマスでいっぱい。
うー、通販で買っちゃおうかな、と誘惑されるけど、お店で自分の目で見て買いたいなー、こだわって。

そう、クリスマスツリー。今年こそ、お店に飾るのだ!

クリスチャンホームに育ったので、小さい頃から、クリスマスはとっても身近なお祭りでした。モチロン、毎年クリスマスツリーやリースも飾られ、玄関等もクリスマス一色に。大好きな季節でした。だから、今も大好き。寒くなってくると、もう鼻歌もクリスマスソング。

お店を建て直すときに、それはそれは沢山の夢を二代目と語り合いました。最初の内は本当に『夢だね、それは』という身の程知らずのことから、段々『ほぉほぉ、なるほどね』ということまで本当に様々なコトを。その中で、本気なのか、冗談なのか今ひとつ掴めなかった二代目の意見のひとつ。
『店の前に見上げるように大きいもみの木を植えるんだ』
そして、それをクリスマスツリーとして飾りたいそうです。

今でも時々言うんです。私が「今年こそ、クリスマスツリー買おうね」とカタログ見ているときも、言うんです。

もしかして、本気なのか!




熱が出た

2007-11-07 11:28:06 | その他
「11月5日までが山」
と自分に言い聞かせて働いていたら、11月5日の昼間から熱が出ました。

割とよく熱を出します。

幼稚園の先生に、
「尚美ちゃんはお休みが多くて、卒園アルバムに貼る写真がない」
と言われるほど、イベントの度に熱を出していたそうです。

短大生のとき、熱を出して、薬も、食べ物も、ない。
どうにもならなくて、駅前の薬屋まで行き、
「寂しいんです、つらいんです。」
と訴えて、薬屋のおじさんとおばさんに慰めてもらいました。

今は家族がそばにいるので、あれやこれやと優しくしてもらえて、有難いです。ちょうど、仕事の山場を超えたところだったので、昨日は一日中寝て過ごしました。熱があって、ぽわーっとしている状態って嫌いじゃないんですよね。異次元から人々の声が聞こえてくるような、布団に体が沈んでいくような、眠る度に不思議な夢をみるような、あの独特な感じ。

でもそろそろ頑張らないと、卒業アルバムの締切がせまってるぞ。
だんだん嫌な夢をみるようになってくるぞ(怖)。


誘惑

2007-11-04 21:11:42 | その他
七五三シーズンです。
結婚式シーズンです。
音楽会シーズンです。
卒業アルバムの撮影シーズンです。
クリスマス・年末ちらし用撮影シーズンです。

ということは、上記で撮影したモノを仕上げるシーズンでもあります。

ということで、今は写真屋さんのピークシーズンです。

なのに、なのに私には誘惑が一杯!

まず、今日は県民音楽祭といって、私の所属する合唱団が出演する舞台がありました。「その時期は無理、無理」と欠席にしてありました。

ところが、金曜日の最終練習。気合の入った練習に、思わずヒートアップ。『うぅー、本番も出たいよー』の誘惑にかられていたら、なんとキャンセルの団員が出て、出演の枠が空いたとのこと。『うわー、我慢できないやー』と二代目と影の二代目(義姉)、先代女将(お姑さん)を現場に置き去りにして、私ひとり趣味の世界に走ってしまいました。

そして、夜。『昼間の汚名挽回ですよ』と、はりきって結婚式の写真を仕上げていた私。ほんの出来心で、「へー、小澤さん辞めちゃうんだ?」なんてテレビをパチパチ。

げっ、『Field of Dreams』なんかやってるー。イイ映画なんだよねー・・・と、気付いたら完全映画鑑賞姿勢で、1時間半。

大変だー。
これからまた、汚名挽回しなくっちゃーーー。
(アレ?ブログ更新してる場合じゃない!?)







写真屋冥利

2007-11-03 02:29:28 | その他
写真屋さんには、嬉しいコトが沢山あります。

七五三でご来店のあるご家族。パパがいきなり「いい建物ですよねえ」と褒めて下さいました。「建物」という言い方が少し気になっていたら、なんと、この家の屋根を担当してくださった職人さんのご家族であることが判明。七五三の写真、というときに、1年以上前に建てた写真屋を思い出して下さるなんて、嬉しいなー。

証明写真でいらしたお客様。なんとなく人懐こい笑顔?
「こちらの引越しの時に、お邪魔した者です」
・・・あーー、あの重たい段ボールをひょいひょい運んでいたお兄さんだ!
「引越しのとき、何となくいい家族だな、と思って」
なんて嬉しいコトを言ってくれるのー。

先日、ママと赤ちゃんでご来店のスタジオ撮影。パパがカメラ好きだと伺って、ちょっと緊張。出来上がりの写真をそのパパが受け取りにいらっしゃって、袋を開けるなり、
「うわー、いい!やっぱりプロは違いますねえ!うわー」
・・・きゃー、嬉しい!
「コレって、焼増しとか引き伸ばしとか出来るんですよね?」
・・・うわー、嬉しいコト言いまくってくれてる~。

これだから、写真屋さんは、止められまへんな。