慣れ

2013-10-08 | リハビリ
書いていて、気がつきました。病院が休みだと、患者も休みだと思っていませんか。

セキソンになったら、「お休み」はありません。それぐらい深刻です。

立って歩いたぐらいでは、「回復」ではありません(笑)。歩く事以外にやる事はいっぱいですし、自分のやりたい事があれば、それの訓練もしなければいけません。「入院中にメドをつける」を、上手に利用したほうがいいです。

シャバに出ると、有料の「勉強会」ぐらいしかなくなります。一年ぐらい足をさすっていると、歩けるようになるそうです。すごいですね。メンバー全員、今頃は歩いていると思います。

死にたかったり、泣いている場合ではありません。お勧めはしませんが、リハビリをするなら病院でやっておきましょうね。後々、通院するときにも有利です。

独歩ができるとは思っていませんでしたが、岩壁登攀の経験から、正しい姿勢で立つこと自体は自信がありました。もちろんPTが、立たせてくれると思っていました。してくれませんでした。

ひどい思いをしましたので、楽にできる方法を考え練習して、実行しました。「楽をしよう」とすると、逃げたと思うかもしれません。病院のリハビリから、逃げるのとは違います。合理的ですかね。

「三点支持」という技術も、理解しておくと良いと思います。立ったり歩いたりするときの、恐怖感がなくなります。力まなくてよくなり、動作がスムーズになります。

バイクや車にはじめて乗ると、蛇行やふらつくのは力みのせいです。

リハビリ中と、後から役に立ちます。私の家の風呂に、「手すり」はありません。というより、トイレにあるだけで、家の改造はまったくしていません。

お風呂にはいるときは、浴槽のふち、タイルの目地、蛇口などを使いますが、バランスをとるための力しか使いません、蛇口に体重をかけてしまうと、蛇口が壊れてしまいます。手すりをつけたほうが、安上がりです。

えらそうな事を書いていますが、全輪フリーのキャスターの歩行器を使ったとき、フロントが横に流れました。ピキピキにカラダに、力が入っていました(笑)。「なれ」も大事ですね。
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