バイオレットのお絵かき☆ダイアリー

折々に描いた俳画や水彩画を展示して、勉強の励みになれば…
そんな想いで、また新たな出発です。

ケーキ売りの少女

2006-12-22 18:08:23 | Weblog
「マッチ売りの少女」というお話はご存知でしょうけど、
今日は「ケーキ売りの少女」のお話です。
それはクリスマスが近づくこの時期になるといつも思い出すこと。

私は大学が京都で、夏休みや冬休みにはよく京都のデパートで
アルバイトをしました。
ある年の冬休み。デパートの地下の洋菓子屋さんでアルバイトをしました。
そこはクリスマス用のデコレーションケーキも扱っているお店で、
クリスマスイブの頃には、地下のお店だけでなく、地上に出て、
外に出店をして高く積み上げたケーキを道行く人に売るのです。

師走の京都、木枯らしの吹く四条通りの夕暮れ。
他のバイトの人たちと交代で売りましたよ、寒さにふるえながら・・・
それで一緒にバイトしていた友達と、これを「ケーキ売りの少女」と名付けたのです。
あの時はなんかちょっと惨め感が漂ってましたわ。

でもね、その後嬉しいご褒美がありました。
売れ残ったケーキ、たしかイチゴののったショートケーキだったと思うんですけど、
わりと大きなクリスマスケーキをもらって帰りました。
その日ちょっと帰りが遅くなって、駅まで迎えに来ていた母に、
私はすごく誇らしげに、そのケーキを高々と掲げて見せましたっけ。

ほんのり甘酸っぱいイチゴの味と共に思い出す、遠い日のあまずっぱい想い出

今日はクリスマスの話題にちなんで、昨日完成した水彩画のポインセチアの絵です。
先生からは「色が少し濁っている。」と注意を受けました。
以後、できるだけきれいな色で仕上がるように心がけます。
にじみをうまく利用しながら、しかも色が濁ってきたなくならないように・・・
う~ん、これはなかなかむずかしいぞ~!
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 慰めと励ましの言葉 | トップ | 美しいものはイイ! »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ポインセチア (ツクエ)
2006-12-23 23:19:33
ポインセチアの赤い色
胸を反らせて
両手を斜め下に広げて
シャキッと伸ばしたその姿は
燃える恋を夢みる乙女のよう

な~~~んて(恥ずかしい)

背景の淡い色もフレームも
ポインセチアに合っていて
好きです
返信する
ツクエさん、有難うございます (violet)
2006-12-24 09:21:28
文学的コメント、なかなか素敵でした。
これからも私の絵のコメンテーターになって下さいね。
この絵、実は私も内心気に入っています。
いつもとちょっと雰囲気変わったのでウレシイかなって・・・
今年は俳画でもお手本にポインセチアを描いたりして、
ポインセチアに縁のあるクリスマスでしたわ。
返信する

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事