バイオレットのお絵かき☆ダイアリー

折々に描いた俳画や水彩画を展示して、勉強の励みになれば…
そんな想いで、また新たな出発です。

絵画研究会

2007-09-28 08:27:06 | 俳画
実際は「絵画研究会」というのはかなり大げさで、そう名付けるほどのものでもないのですが、以前一緒に俳画を習っていた友達数人で、2ヶ月に一度くらいの割合で、お互いの絵を持ち寄って、それぞれが感じたことを述べ合い、批評しあうミーティングをもつようになりました。
といっても、ほんの数ヶ月前からなのですが・・・

現在はそれぞれが俳画以外の違った分野にも挑戦していて、ガッシュや透明水彩などで描いた絵も鑑賞しあっています。
私は描き溜めた俳画や水彩画を見てもらったりしていますが、自分の扱っていない画材で描かれた絵や、またその描きぶりを見せてもらうのは、とても勉強になるし良い意味での刺激になります。
そしてこの集まりの後は、決まって絵に対する新しい意欲が生まれるのを感じます。
こんな集い、できたらいつまでも続けて行けたらいいな!

そんなことで、先日集まった折、私の絵が皆に気に入ってもらえて、是非その絵のコピーが欲しいと頼まれました。
これがその絵です。
夏に妹の家を訪問した時、近くの空き地に育っていたブドウです。
まだ完全に熟していないので、グリーンや赤紫が複雑に混ざり合ったブドウは、まるで宝石のように美しく輝いていました。
これぞ正しく自然の妙ですね。
俳画に描いたものですが、ブドウの房の透けるような一粒一粒が表現できればいいなと思い、一気に仕上げました。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

幻の作品

2007-09-26 15:31:15 | 水彩画
昨日は十五夜でしたよね。
私がパソコンを教えている教室は吹き抜けになっていて、その2階の窓から夜空が眺められます。
昨日も夜の教室では、見事に美しい満月が窓から顔を覗かせてくれました。
私、時々生徒さん達にこう言うんですよ。
「パソコン勉強しながらお月見できるなんて、なかなか風情があるじゃないですか。」って・・・
自然の美を愛でながら、文明の利器に触れるという不思議な違和感もなかなか乙なものですわ。

ところで、今日はもしかしたら作品展に出品していたかもしれないもうひとつの絵をUpします。
実はこの絵こそ先生ご推薦のものなのです。
先生ご自身では結構気に入って頂いたみたいで、タマネギの質感も出ていると言って下さいました。
作品そのものは少し地味な感じなので、展覧会用としてはあまり目立たなかったかもしれません。
実際代わりに出品したアネモネの絵は結構人気があったようですし・・・
ただ先生のお気持ちに逆らったことは、今でも心の隅っこに少し後ろめたさとして残っているんですけどね。
それに、父の作ったタマネギと旅行した折に阿蘇から持って帰ってきた地ビールのビン。
結構思い入れのある画材なものですから・・・。

ということで、今となっては幻の作品となってしまったもうひとつの絵、観てやってくださいな。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

水彩画展作品Part2

2007-09-24 08:37:49 | 水彩画
水彩画展に出品したもう一枚の絵です。
滋賀県の近江八幡の八幡堀を描いたものです。
去年の秋、妹達と一緒に一泊旅行した時に訪れた思い出の場所。
昼過ぎに出発したので、到着したのはもう3時前だったでしょうか。
スケッチする時間もなく写真だけを頼りに、その場の空気を思い出しながら描いたものです。
10月のやわらかな陽射しの中でひっそりと流れる八幡堀の佇まい。
その雰囲気が出ているでしょうか?
題は「昼下がり」です。

先日ある先生の油絵の個展に行った時のこと。
会場ではちょうど先生のトークショーが開かれていて、そこで印象に残ることをおっしゃいました。
それは、その絵の中に季節感が如何に表されているかということ。
絵を観て季節がわかるように描くことが大切だということでした。
それなら、それは一日のどの時間帯なのか、朝なのか、昼からなのかということも表現できていれば、更に良いのではないでしょうか?
穏やかな近江路の午後のひととき、静かにゆっくりと時間が流れている・・・そんな雰囲気が出せたら・・・
なんて思って描いた絵です。
絵の友達の一人が、「この絵が一番良い」なんてひいき目でも嬉しいことを言ってくれたので、またまた浮かれてしまった私でした。
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブログ 再スタート☆

2007-09-22 15:15:32 | 水彩画
皆様、お待たせしました!
およそ6ヶ月ぶりにブログを再開します。
といっても、あまり変わり映えしない内容になるかもしれませんが、
どうか温かい目で見守ってやって下さいね。
それで、せめてタイトルだけでもと思い少し変更してみました。
これからはできるだけ絵もUpしたいという気持ちから
「ひとりごと絵日記」と名付けました。
皆様末永くご愛読のほどよろしくお願い致します。

9月14日から19日まで、私の所属している水彩画教室の作品展が開催されました。
場所は近くの市民ギャラリーを借り、20人余りの生徒がそれぞれ2点ずつ出品しました。
ちょうど会場いっぱいになる出展数で、皆さんお上手でかなり質の高い展覧会になったと思います。

私はお花と風景を出品しましたが、まずはお花の絵から観てもらうことにします。
題名は「ルンルン気分♪」です。
春にお花屋さんの店頭に色鮮やかに咲き誇ったアネモネを見つけました。
それを10本、それにカスミソウを添えて大きな水彩紙に描きました。
着色する時に、先生が「色で遊んでみて下さい。」とおっしゃったので、
絵の具が乾かないうちに次々と色を重ねていき、自分なりににじみやぼかしを楽しんだつもりです。
この時は描いていて不思議と気分が乗ってお絵描きを楽しめたので、こんなタイトルを付けました。
そしてご覧になった方も楽しい気分になってもらえればいいかな?という願いも込めたつもりです。

この絵は自分でいうのも変ですが、来場者の方たちに結構評判が良く、
作品展にはこのような明るい華やかな絵が一般受けするのかもしれません。
本当は先生に選んで頂いた別の絵があったんですけどね。
それは後日観ていただくことにして、まず第一発目は自分的には気に入っているアネモネの絵からスタートいたします。
如何でしょうか?良かったらコメントお寄せくださいね。
「銅製のような花瓶の質感が出ている」と何人かの方に言って頂いたのも嬉しかったし、
知人の日本画の先生がこの絵を観て、「感動しました」と言って下さったので、
お調子者の私は浅はかにもすっかり舞い上がってしまったのでした。

P.S. 写真に撮ると、少し紫がかった色になってしまったのが残念です。
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする