バイオレットのお絵かき☆ダイアリー

折々に描いた俳画や水彩画を展示して、勉強の励みになれば…
そんな想いで、また新たな出発です。

珍しい彼岸花

2009-09-27 09:00:26 | 俳画
里山に真っ赤な彼岸花が彩りを添える頃となりました。
一般に彼岸花は鮮やかな朱色のものが主流ですが、先日ご近所さんが届けて下さったのは、なんと白い彼岸花。
今そちらのお庭に咲いているそうです。
珍しい貴重なお花を頂き、早速描いてみました。

私の場合、お花を描こう!と思う時はやっぱり先ず俳画でということになります。
俳画は手軽に短時間で描けるので、根気のない私の性格には合っているのかもしれません。
白い色紙に白い花…というのは、表現するのは最も難しいと思いますが、白いお花大好きのvioletは敢えてその困難に立ち向かうのです。(って、オーバーなこと!)

ところで、白の彼岸花、といっても、ほのかに薄紅色やクリーム系の色が部分的に混ざっていて、そういう色の微妙な変化を見逃さないでとらえることが大事です。
従って、実際よりもやや強めに入れてみました。

これを届けて下さった方によると、この白の品種はなかなか株が増えないのだそうです。
そういう貴重なお花を描かせてもらえたことに感謝して、絵にして残しておけるという趣味を持てたことに喜びを感じて、これからも精進して行こう!
なんちゃって…。
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お彼岸の果物

2009-09-22 09:40:45 | 俳画
梨とブドウ、またまた仏様からほんのひととき拝借してきて描きました。
妹が果物の詰め合わせをお彼岸用にお供えしてくれました。
その中から、赤っぽいきれいな色のブドウ(名前はちょっと不明)を俳画で描いてみよう!と思いました。
それで、さて、その組み合わせには何が良いかな? キーウィ? それとも梨?
う~ん、悩むところだけれども、やっぱり梨が秋らしくていいでしょ!
ということで、ブドウと梨に決定!

それにしても、果物は難しい。特に梨のほうはもうイマイチもいいところ。
でも、せっかく描いたのだし、妹にも見てほしいし、やっぱりアップしておこうっと!

ところで、昨日、ついに映画「おくりびと」をテレビで観ました。
思っていたとおりの映画で、山形の自然と、チェロのBGMととも、ゆっくりと物語は流れていきました。

日常とは最もかけ離れた世界を描いているようでいて、実は人間にとってすごく身近な命のテーマ。
淡々と進んでいく中で、何度も立ち止まって考えさせられる場面があり、そういう職業があることを再認識させてくれる映画です。

中でも一番印象に残ったのは、火葬場面の後で、勢いよく飛び立つ鶴の群れ。
人の旅立ちと重ね合わせ、潔く飛んでいく鶴の美しさが今も目に焼き付いています。

母が亡くなった時のことを思い出させる場面もありましたが、あまり湿っぽくならず、何となく懐かしいような気分になれたのが不思議!。
全体に重いテーマを取り上げていながら、カラッとした仕上がりになっていたのは、やはり芸達者な本木クンだからでしょうね。
お彼岸に、久しぶりにいい映画を観たって感じ!
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岡山後楽園にて

2009-09-15 08:41:39 | 俳画
先日の写真から、やっと後楽園の俳画が描けました。
写真を見ていると、とても手が出ない~なんて思っていましたが、思い切って筆をとってみると、案外スラスラ進めることができました。
といって、この程度?と言われるかな。

サイズは6号色紙。
水のある風景が好きなvioletですが、今回は、というか今回もイマイチかなぁ。
メーンは舟と橋。
続いて向こうに見える岡山城。で、最後は手前の萩の花。というふうに目を移動してもらえるといいかな。
ということで、遠近感が出しやすい構図のはずが、お城の線描きの墨が濃すぎて、どうもお城がその存在を主張している。
でもまぁ、訪れた記念に描いておこう!ということで、この程度でお許しを!

ところで、前回のツバメの絵のことで少しお話ししたいことアリ。
こちらにご訪問頂いているある方がこんなことを言って下さいました。

絵の中に親鳥を描かなかったことで、かえって臨場感があって、想像力を膨らませることができる…ということ。
つまり、親鳥は今餌をさがしに飛び回っていて、その帰りを今か今かと待っているヒナたち。
「お母さん、早く帰って来て~!」っていうヒナたちの気持ちが絵から感じられるかも。

で、もうひとつ、反対の例があるので、そのお話も少し。
最近観た「風の絵師」という韓国ドラマのこと。
これは時代劇で、朝鮮に実在した天才絵師二人、師匠とその弟子のお話なんですけど…
その中で、弟子が師匠にこんなことをいう場面があります。

鳥を一羽描いても、その鳥の気持ちはわからないが、それに鳥かごを描いて、その中に鳥を入れると、その鳥の気持ちがわかるようになる…ということ。
つまり、絵の中に鳥かごが加わることによって、かごから出て、どこかに自由に飛んでいきたいという鳥の気持ちが表現できるようになる。

なるほど!って思いました。
絵の中に、何かを付け加えることによって、絵から鳥の感情までがわかる場合と、それから、親鳥を描かなかったことによって、ヒナたちの気持ちがわかるようになる場合があるということなんですね。
もし、あの絵にツバメの親鳥を描いていれば、やや説明的な絵になって、おもしろみがなくなっていたかも…なんですね。

構図ということとはまた違った観点から、絵に描き入れるモチーフの付加についても考えさせられた気がします。
って、長々と書いてしまって、ここまでお付き合い頂いた方、本当にお疲れ様でした。
くだくだと、私ったら何を言ってるんでしょうね。
コメント (4)
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親鳥は…?

2009-09-12 09:34:38 | 俳画
2006年の5月末から6月初めにかけて、俳画の仲間と三人展をしたことがあります。
もう今から3年以上も前になります。
その会場の入口にツバメが巣を作っていて、親鳥が子供たちにせっせと餌を運んでいたのがすごく印象に残っていて…
それ以来、ツバメの巣をいつか俳画で描いてみたいとずっと思っていました。

先日新聞にちょうど私が思い描いていたようなツバメたちの写真が掲載されていて、そうだ!これを参考に描いてみようと思いたったのです。
それで描いてみたのがこの絵です。

口を開けて親鳥を待つひな鳥達の様子はなかなか複雑!
それに、彼らの受け皿になっている巣はもっと複雑!
で、結局1枚描いただけで諦めの境地に陥ってしまった私!

親鳥も付け加えて、画面に動きを出すようにするのは重々承知。
ですが、これ以上複雑にするのは今の私には到底無理な話。

あとは落款を右下辺りに押せばいいかな?と思いながらも、とても作品とは言えない代物なので、この段階で落款を押そうなんて、とんでもない思い上がり!
と言いながらも、ブログにアップして、皆様の前にさらすなんて、本当に我ながら呆れかえってしまいます。
コメント (2)
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日帰り旅行当選☆

2009-09-09 09:09:44 | 写真
お寿司のチェーン店主催の日帰りバス旅行に見事当選!
で、昨日湯郷温泉と岡山後楽園に行ってきました。
お寿司屋さんのはこれでなんと2回目!ラッキ~♪
他にスーパー主催の日帰り旅行も過去2回当たったことがあるので、私って結構運があるのかな?

ということで、岡山県の湯郷温泉のホテルでかなり豪華なお食事と入湯。
それから後楽園をたっぷり1時間散策してきました。
ただ、大阪から岡山までは結構な距離で、往復にかかる時間が長く、バスでの移動が案外疲れましたが…
なんて、文句は言えません。
何といってもタダですからね。

知らない人ばかりの中に、一人参加というのも、これまた気楽なもの。
バスのお隣さんも私と同年齢の感じのいい方で、お食事も隣同士、お風呂もご一緒に…てぐあいで、一日行動を共にしても、全然肩の凝らない方でした。
いい方とご一緒できてヨカッタ~!

湯郷温泉はこれで3回目、後楽園は4回目。
ってことでしたけど、何といっても無料で連れて行ってもらえるなんて、ホント有難い、有難い!
後楽園で、ちょっと俳画にしたいようなスケッチポイントを発見したので、写真を撮って来ました。
遠景に岡山城、中景に橋と舟、手前に萩の花。
というなかなか秋を感じさせる素敵な景色。
一部アレンジしたら、素敵な絵になるかも。
なんですが、さて、描くのは一体いつのことになるかなぁ?
コメント (2)
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