バイオレットのお絵かき☆ダイアリー

折々に描いた俳画や水彩画を展示して、勉強の励みになれば…
そんな想いで、また新たな出発です。

思い出の古袱紗(こぶくさ)

2009-01-27 17:02:20 | 俳画
今日の絵は今年最初の俳画教室でお手本にしたものです。
畑の橙(だいだい)とその下に敷いたのは茶道に使用する古袱紗(こぶくさ)。
生徒さん達には、橙の丸みを出すことを主な目標として練習してもらいました。
果物でも野菜でも、丸い形のものを平面的な紙の上に如何に表すか…という問題は本当に難しいです。

というお話はここまでにしておき、今日はその下に描いた布地のことを少しお話しさせていただきます。
これは古袱紗と呼ばれるもので、抹茶茶碗をのせたり、茶器を拝見したりするときに使う小さな袱紗(ふくさ)です。

お話は私の大学時代にさかのぼるのですが、大学からほど近いところに宝鏡寺という尼寺があり、友人と3人でそこへお茶のお稽古に通い始めました。
お茶なんて全く興味のなかった私でしたが、習い始めると、意外にもおもしろくなり、それから○十年も続けることとなりました。

京都の宝鏡寺は百々(どど)御所とも呼ばれ、人形の寺として知られており、春と秋には人形展が催され、所蔵の雛人形など多数の人形が展示されます。
また皇女和宮ゆかりのお寺としても有名で、NHK大河の「篤姫」でも紹介された由緒のあるお寺です。

それで、お稽古用に初めて買ったのがこの古袱紗というわけです。
模様は亀甲柄。決して高価なものではありませんが、学生時代の貴重な思い出として、いつまでも大切に残しておきたいなぁって思える品です。


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

難しい水仙

2009-01-25 09:14:46 | 俳画
先日の俳画教室で、「次はどんなお手本にしましょうか?」って、生徒さん達に尋ねたところ、「水仙なんかどうですか?」っておっしゃる方がありました。
それで、ちょっと庭の水仙を切って来て描いてみました。

八重でもなく、ラッパ水仙でもなく、一番ポピュラーな普通の白い水仙。
何回描いても、やはり水仙は難しいです。
白いお花が大好きのvioletですけど、水仙にはいつも手こずってしまいます。
一応描いたものをアップしてみますが、今回教室のお手本に使うのは諦めました。
新しく入会された生徒さんもおられたりするので、ちょっと難しすぎる~ということです。

この寒い時期にひたすら美しく、楚々として咲く水仙は、本当に魅力的で、誰でも一度は描いてみたいお花ではあるのですけど…ネ。
それでも、生徒の皆さん、またいつか描いて頂きますからね、楽しみにしていて下さいよ!
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

妹からのクリスマスプレゼント

2009-01-24 09:04:29 | 俳画
一つの記事の中に2枚の写真を挿入する方法を練習していて、やっとそのやり方がわかりました。
で、前回の「テスト」というタイトルのものはその単なる練習でして、後で削除するつもりが、うっかりそのままにしてましたところ、やっちゃんさんからコメントを入れてもらってましたので、もういちど改めて書かせて頂きますね。



これは昨年のクリスマスに妹がプレゼントしてくれたものです。
可愛いかごの中に、タオルのハンカチが入っていて、その上にクマさんがのっかって顔を出しています。
あまりにカワイイので、いつかハガキにでも水彩で描きたい!とずっとあたためてきたのですが…
つい最近、ちょうど別の俳画を描いている時に、ふと、もしかして俳画に描いても面白いかも…
なんていう考えが頭をよぎりましたので、ちょっと色紙に描いたものです。
所要時間はほんの30分くらい。
あっさりとプレゼントの雰囲気だけを出せれば…と思って描きました。

クマさんがあまり可愛げないのが不満ですが(って、もちろん絵の方のことです)、まぁそれはお許しを頂くこととして、再度アップしましたので見てやって下さいませ。
ちなみに、やっちゃんさん、今回は少し大きめの写真にしておきましたので、こちらを参考にしてくださいね。

ということで、2枚の写真が入れられるようになりましたので、これからは、絵と写真を見比べて頂く…なんてことも取り入れていこうと思います。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

テスト

2009-01-23 16:53:56 | 俳画
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シクラメンは苦手!

2009-01-19 14:02:44 | 水彩画
クリスマスの頃から早春にかけて、シクラメンは鉢植えの代表選手みたいなお花で、色鮮やかな様々な種類のシクラメンがお花屋さんの店頭に並んでいます。
シクラメンはそのお花の形状から別名「篝火草」とも呼ばれたり、また「豚の饅頭」なんていうちょっと変てこな名前もあるそうです。

この時期特にポピュラーなそのシクラメンですが、実はvioletはあまり好きではないのです。
まず第一に、その花の形が結構複雑で描きにくい。
第二に、花も葉もかたまって咲いていて、構図があまり面白くない。
というように、描くことを頭に置いた場合、とにかく難しい!と思ってしまうからです。

ところが、そんなシクラメンをこの度遂に描きました。
教室のベランダに置いてあったのを、他の方が描こうとご自分のテーブルにセットされていたので、私も反対側から描かせてもらいました。
それが、案外面白い構図を呈していたので、久しぶりに描いてみようという気分にさせられたのです。
そんなことで、描いたのがこの絵です。
今まで嫌い!と思い込んでいたシクラメンも、描いてみると結構夢中になってました。
新春の華やいだ雰囲気にしたいと思い、バックも派手目にしてみましたので、シクラメンを引き立たせるどころか、お花と張り合っている感があります。
でも、思いっきり明るい、希望に満ちた空気を感じてほしいなぁ!
えっ、そんなの無理?
う~ん、がっくり。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

インターネットで参拝はいかが?

2009-01-12 16:28:20 | 俳画
皆さんはもう初詣には行かれましたか?
もし、まだ!という方は、次のサイトにアクセスしてみて下さい。
Web上で神社に参拝することができますよ。
面白いサイトが見つかったので、ご紹介します。

「開運祈願 モナー神社」というものです。

モナー神社はもともとはアスキーアートのキャラクタを祀る神社らしくて、平成15年に創建されたそうです。
って、説明が書いてました。

「アスキーアート」とは記号などの文字を組み合わせて作成した絵のこと。
メールの署名とか掲示板の書き込みとかによく使われていますよね。
このHPでは、絵馬を奉納したり、おみくじを引いたりすることもできます。
もちろん、本殿に参拝してからってことですけど…

って言われても、よくわからないと思いますので、まずは上の「開運祈願 モナー神社」という文字の上でクリックして、そのサイトに入ってみて下さい。
あるメルマガでこの情報を得たので、皆さんにも一応というか、是非お知らせしておきます。

ところで、しつこいようですが、またまたお正月の盛花の絵です。
今日のは俳画で描いたもの。
ここまで来たら、やっぱりこの際俳画でも描いておくべきでしょ!
っていうある種の義務感にさいなまれ(とはちとオーバーなれど)、ついに昨日、俳画にもしてしまいました。
サイズは6号の色紙です。
う~~~ん、我ながら、よくヤルヨ!
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2匹の鯉

2009-01-11 09:40:45 | 水彩画
我が家の応接間には2匹の鯉が泳いでいます。
といっても、写真の中で!です。
白地に朱色のまだらの鯉が2匹、縦方向に黒っぽい背景から浮き出るように色鮮やかに泳いでいます。
写真のサイズはF6くらい。

実はこの写真は知り合いのある男性から頂いたものです。
展覧会に出品されているのを、父が気に入り、賞賛したところ、その方がご親切にも焼き増しして届けて下さいました。
もう2,3年前になるでしょうか。
それ以来、ずっとその鯉たちは洋間の一角で泳ぎ続けています。

ところがです。その方が昨年の暮れに急逝されました。
写真が趣味で、いつも素晴らしい作品を出品されたりしてずっとお元気でしたのに、本当に突然のことでした。
人の命のはかなさを無情にも思い知らされる出来事でした。

というようなわけで、今となっては、この写真はその方の形見の品となってしまいました。
きっと2匹の鯉は、これから先も我が家で仲良く元気に泳ぎ続けることでしょうし、私はと言えば、その写真を見る度に、その方のことをいつも思い出すことでしょう。

新年早々、悲しいお話をしちゃって申し訳ありません。
せめてアップする絵は明るいものにいたしましょ!
花柚子をかごに盛って描きました。
黄色系だけでは物足りないので、赤いストライプの布をあしらってみました。
如何でしょうか?
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お正月花その2

2009-01-09 16:45:46 | 写真
いつもコメントをお寄せ頂いている「迷えるおじさん」よりご要望がありましたので、前回のお正月の盛花の写真part2をアップいたします。
前回は正面から写したもの、こちらは斜め横から撮ったものです。
水彩画を描いたのはこちらの方の構図です。

実物を見て描いている時には気がつかなかったのですが、こうして写真で見ると、陰影がもっとはっきりとしていることに気付きます。
今度はこの写真を参考に手直しすれば、もっと影の部分を濃く配置しなければならないでしょう。
とはいえ、これ以上筆数を増やすのも、どうでしょうか?
色が濁って、ますます汚い絵になるかもしれませんね。

それから実物はやや背丈が低いですが、水彩紙のサイズに合わせて、もう少し縦長の構図にしています。
写真を見比べてもらうと、色々矛盾点があるかもしれません。
というようなことで、あしからず。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミカンのお年玉

2009-01-08 10:22:58 | 水彩画
うちの畑にはミカンの木があって、父が大事に育てているので、毎年結構な数のミカンができます。
今年もかなりたくさんのミカンが収穫できたので、そのうちの少しを一般の皆さんにもお裾分けしようと、お正月明けに門のところに箱いっぱいのミカンを出しておきました。
「どうぞご自由に!」という張り紙と共にです。
しばらくすると、その箱は空っぽになってました。
中には、「みかん有難うございました。」というメモ用紙が一枚。
どなたかが、ミカンをもらう時に、一言書いて行かれたようです。
そして翌日、今度はハガキがポストに入っていました。
どうやら手作りのような、黄色い菜の花らしきものの押し花のハガキです。
「昨日、おみかん10個いただきました。ありがとうございました。味が濃くて新鮮で、美味しいみかんでしたが、それにもまして、何と心温かな張り紙なんでしょう!通りがかりにお福分け頂いた○○より」
という文面が添えられてありました。
これには、ミカンの育ての親である父も大喜び!
我が家からの「お年玉」のつもりで、道行く人々にお分けしたミカンが取り持った、人と人との温かい心の交流。
初春に清々しい気分をもたらしてくれました。

ところで、先日の妹からのお花、遂に意を決して(とは少々オーバーですが)水彩で描きました。
3時間くらい要したでしょうか。
最初の強い意気込みもどこへやら、2時間を過ぎた頃から、すっかり意気消沈してしまって、ついつい筆さばきも雑になってしまいました。
あ~、ほんと、私って根気が無いんですよねぇ。いやになっちゃう!

正面からはあまりにも構図的に面白くないので、やや斜め横から、花入れの青竹の切り口が見えるように描きました。
八つ切り水彩紙ですので、ややこじんまりとまとまった感があります。
もっと大きな紙に堂々と描けばいいんでしょうけど、う~ん、そんな大それたこと、とても無理!
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年の大河は?

2009-01-06 10:17:03 | 写真
この日曜日から今年の大河ドラマ「天地人」が始まりました。
去年の「篤姫」はかなり視聴率も良くて、好評だったみたいですが、今年はどうでしょうねぇ?
一応初回は「篤姫」を上回る高視聴率だったとか…
私自身、「篤姫」は一応観ましたが、世間が騒ぐほどは感銘を受けませんでしたが…(あおいちゃん、ごめんね
でもまぁ、あの幕末時代の状況は結構把握できたっていうか、日本の歴史の中でも、かなり複雑な時代背景が、ドラマの中でかなりわかりやすく盛り込まれていたのは確かです。

今年の大河の主役は妻夫木聡。
バイオレットは、結構妻夫木クンのファンなので嬉しい!
最初の場面で、素敵な若武者姿の彼、すごく可愛かったです。
それに、小栗旬クンもちょっと気になる存在だし、今年はイケメン君が揃っていて心はずんじゃう!
とはいえ、旬クンの石田三成、あの頭はちょっといただけませんけどねぇ。(って、皆さん、これわかります?)

それに、子役の与六くんもすごく演技うまくて可愛かったですね。
直江兼続という人物については、私、全く無知なので、今後のドラマで十分に勉強させてもらいましょ!
というわけで、「天地人」にグ~んと期待しているバイオレットなのであります。

ところで、今日は久しぶりに写真をアップします。
お正月に妹が届けてくれた立派な盛花です。
ちょっと記念に写真に撮っておきましょ!ということですけど、時間があったら、水彩画にしてみたいなぁ。
う~ん、これは大作になりそうで、今のところ、ちょっと手が出ませんわ。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする