バイオレットのお絵かき☆ダイアリー

折々に描いた俳画や水彩画を展示して、勉強の励みになれば…
そんな想いで、また新たな出発です。

野ぶどう

2011-02-24 13:50:09 | 俳画
先日ノコンギクとアキチョウジの水彩画をUpしましたが、その折、先生が教室に持参して下さった植物の中に、野ぶどうもありました。
瑠璃色の宝石のような美しい実が何とも言えず魅力的!
なんて思って眺めていたら、先生が「持って帰って頂いていいですよ!」と声をかけて下さいました。

それで、二枝戴いてきて俳画に描いたのがこの絵です。
とにかく実の青や紫のきれいなグラデーションを表現したくて…
ところが、いざ描いてみると、なかなか頭に思い描いているようにはいきません。
自然の持つ輝くような美しさを描き出すには、う~ん、まだまだ修業ができてない!って、反省です。

それに、構図もなんか散漫な感じになりましたしネ。
こういうツルものってやはり構図でモダンになったり、オシャレになったりするのになぁ。
それでも、一応展示しておきま~す。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋草たち

2011-02-19 10:08:27 | 水彩画
昨年11月に描いた秋草の絵。
お花はノコンギクとアキチョウジ。
例によって、先生が野山で探してきて下さったもの。

まず紙全体をお水で湿らせたところに、黄色系のバックを塗る。
ちなみに、こういうお水たっぷりの描き方の場合はウォーターフォードのブロックを使用。
お花の紫系や葉っぱのグリーン系の色を適当に散らして滲ませる。
これは後方にあるお花を表現し、遠近感を表現できる。

ほぼ水分が乾いてきたところに、お花を描き込んでいく。
手前にあるメインになるようなお花はやや大きめに、向こうにある脇役的なお花はやや小さめにを心がける。
バックの黄色とお花の紫は補色関係にあるので、黄色に塗った上に紫色をのせると、やや沈んだ色のお花になるのは仕方ない。

というようなことで、小花ばかりなので、ポイントがない絵になりました。
が、秋草って、どちらかというとこんな感じのが多いですよね。
とにかく私の好きな紫のお花ばかりで、ルンルン気分で描いたのはマチガイナシ。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日吉大社にて

2011-02-17 09:57:48 | 水彩画
昨年の秋、水彩画教室から滋賀県の日吉大社へ写生会で行きました。
いつもよりは少し遠出ではありましたが、紅葉もちょうど見頃で、楽しい日帰りスケッチでした。

場所は先生オススメの下から坂を見上げた構図。
適当に両側に紅葉が色の美しいグラデーションを作っており、建物も結構趣あってイイ感じ!
ただ、上り坂の表現がうまくできるかが問題でしたけど…

坂道を描くことはこれまでめったになかったので、良い経験ができたと思います。
自分では坂を上った正面の部分が、滲みを使ったぼかしでわりと思い通りに表現できたような気がしています。

私が描いていた場所は結構人通りも多くて、足を止めてじっと覗きこんでいく人、スケッチしているところをケータイで撮っていく人、色々声をかけてくれる人とかありました。
中には、こんなことを言う人も…
「こうして描いてはったら、何の悩みもありませんやろ。」
で、私、「いいえ、結構ストレスありますよ!」

美しい紅葉の下、呑気そうにスケッチしてるなんて、気楽そうで悩みなんかないように見えるかなぁ?
まぁ、描いている時は楽しいんだから、そう見えても仕方ないか?

ってことで、スケッチしてきた絵、今頃季節外れですけど、見てやって下さいな。
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1月のお手本~コアラのぬいぐるみ

2011-02-15 09:17:14 | 俳画
1月の俳画教室、2回目のお手本はコアラのぬいぐるみでした。
たまには少し変わったモチーフを!ということで、だいぶ前に両親がオーストラリアに旅行した折に買ってきてくれたコアラのぬいぐるみを描いてみました。

ぬいぐるみなので、とにかく可愛らしく!それから毛の質感をいかに出すか、が目標です。
全体のフワフワ感を出すためには、線描きの墨をあまり濃くせず、できるだけかすれの線で表現すること。
ややドライブラシふうに色を塗っていくこと。
などを指導の注意点としました。

昨日の教室で、生徒さん達が描いてこられた絵を拝見したところ、皆さんそれぞれに可愛く描けていました。
その中で、今回は男性の生徒さんにご登場頂くことにします。

生徒さんの作品

この方は年配の男性で、こういうカワイイ系のものはたぶん苦手とされていると思っていたのですが、私の予想を裏切って、とても愛らしいコアラに仕上がっていました。
きっとお孫さんのこととかを思い浮かべて、優しい気持ちで描かれたのでしょうね。
かすれた墨の線で、ぬいぐるみの材質のやわらかさがうまく表現できていると思います。
ほんわかとした、癒し系の作品になりましたね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カスミソウがいっぱい!

2011-02-12 13:15:35 | 水彩画
これは昨年10月末に教室で描いたものです。
お花の課題で、先生が何組かセッティングして下さっていた中から、一番華やかな組み合わせのものを選びました。
アイリス、小菊、カスミソウ…

私は前からカスミソウが大好き!
他のお花の引き立て役というイメージで、脇役という感じのお花でありながら、なぜか一番雰囲気があって、目立ってしまうお花。
カスミソウからそんな印象を受けます。
人間にも、そんな人っているんじゃないでしょうか?
静かにそっと寄り添っているのに、何とも言えず魅力的な人。

アイリスがその存在を主張しているようで、実はカスミソウの白色がアイリスの強さをほんわか柔らかくしてくれている。
そういうカスミソウの、脇役なのに主役!という感じを表現したいと思いました。
でも、絵にしてみると、白の点々がなんだかうるさい!って言われそうな感じ、かな?
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お花のプレゼント♪

2011-02-10 09:54:09 | 俳画
昨年12月のある日、珍しい出来事がありました。
なんと父が女性からお花をプレゼントしてもらったのです!

いきさつはこういうこと。
門の前で、道に迷っている中年の女性がおられて、父が目的地までの行き方を教えてあげたらしいのです。
そうしたら、その後で、帰りにもう一度その方が寄られて、親切に道を教えてもらったから…と父にお花を買ってきて下さったのです。

女性からお花のプレゼントともらうなんて、父にとっては本当に珍しいこと!
父もまんざらでもない、嬉しそうな顔してました。
で、娘としても、頂いた記念に絵に描いて残しておきましょ!ってことで、早速俳画にしました。

ミニバラとレースフラワーです。
父とある女性とのホッと心あったまるお話でした。
そんなあったか~い気持ちが絵からも伝わるといいんですけどねぇ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

半年ぶりの人物画

2011-02-05 09:36:07 | 水彩画
このところ、しばらくモデルさんを描いていて、昨日やっと完成しました。
水彩画教室では半年に一度モデルさんを描くという課題があり、ちょうど夏と冬に当たります。

今回は冬バージョンで、毛皮のベストとブーツがポイント。
特に毛皮の質感を出すことにポイントを置きました。
毛皮を描くのは初めてで、柔らかい毛並みを出すにはやはり滲みが最適!とトライしました。

他には、背の高い椅子に軽く腰掛けたポーズ、何気にイスにおいた右手、なども描くのに難しい要素でした。
後のバックは教室ではなく、おしゃれなダイニングキッチンの一角という設定。
窓からはちょっぴり春を感じさせる淡い光
そんな雰囲気で描いたつもりです。
背が高くて、スタイル抜群のきれいなモデルさんだったのですが、さてどこまで近づけたかなぁ?
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小菊をいっぱい!

2011-02-03 09:53:39 | 水彩画
昨年11月、自由課題の日に教室で描いた絵です。
畑の小菊をいっぱい小籠に盛って描きました。
バックに珍しくを撒きました。で、どの部分かわかりますか?
それがあまり効果なく、かえって騒がしいバックになってしまったかもです。

まず菊はすべてマスキング液で抜いておいて、先にバックから着色しました。
小菊を引き立たせるために、濃いめのバックにしてみました。
濃い色を塗るのは、私には珍しいこと。って、あまり濃い色を塗る勇気がないからです。
つまりは私、小心者ってこと!

バックをある程度整えてから、マスキングをはがし、小菊の色付けをしました。
小さいお花を一つ一つ塗っていくのって結構手間のいる仕事!
私の性格的にはこういう細かい作業はむいていないようです。
手間をかけたわりにはイマイチかなぁ?
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする