生徒さんの作品から（Ｆ４）

昨日の教室で完成した生徒さんの作品２点をアップします。



最初はこの間から描いて頂いてたお城の絵。
これはドイツのノイシュヴァンシュタイン城です。
バイエルン王ルートヴィヒ２世によって建てられたお城で、あまりにも有名。
だれでも一度は写真で見られたことがあるでしょう。

やはり写真を参考にして描いてもらったものですが、
「いつか訪れることがあれば、きっと懐かしい気持ちになりますよ！」
なんて冗談を言わせてもらいました。

丹念に割り箸ペンで描かれて、彩色が終わり、やっと完成となった時、本当に喜んでおられました。
この生徒さんは、この夏、ちょっと体調を崩されて、教室に来られるのも辛そうな時がありましたが、
それでも、この絵に熱心に取り組んでおられて、帰られる頃にはすっかりお元気になられてました。
ホント、お絵描きの効果はすごいなぁ！って改めて感じました。





それから、次の絵は先日私が描いた室戸岬の灯台です。
同じ写真を使って描いて頂きました。

半強制的に灯台というテーマで描いて頂きましたが、独自の描き方でどんどん描き進めておられました。
この方、俳画も描かれるので、色の出し方にも一工夫されているようで、色に深みが感じられます。
主題は灯台ですが、中央に配した木の存在感も見事！
灯台との相乗効果もあるように思います。
画面全体から夏の空気感が感じられて、波の音と共にどこからか蝉の声が聞こえてきそうですね。

ということで、どちらも素敵な作品に仕上がって、私も嬉しいで～す。

ハスの花（Ｆ６）

先週の水彩画教室で描いた絵です。
完全なる駄作です。
と言いながらも、悪い例として、一応アップしておきます。

先生が直径２５センチくらいもある見事なハスの花を調達してこられました。
午前中の教室ですが、描いているうちに１時間位すると、幾分元気がなくなり、
次第にお花の形が変形していきました。

とにかく大きな花というのをアピールしたくて、思いっきりアップで描いてみたら、
こんなに単純な絵になってしまい、我ながら、感性の無さに呆れかえっています。
もう少しマシな表現方法があったやろ！
自分にそう言って、反省しきりです。

カレンダーの写真から…

もう１ヶ月もご無沙汰しました。
え～っ、１ヶ月もほったらかし？
人間、こんなに怠け者になったらだめですねぇ。
とはいえ、これだけ猛暑が続いたら、とてもとても絵を描く気にもなれません。
この暑さで、手の方もすっかりぐ～たらになっとります。

というわけで、昨日は意を決して（そんなにオーバーに言うんかい！）、久しぶりに水彩画にチャレンジです。
って、たいそうに言うほどの絵も描けてませんが…

最近はめっきりスケッチに出かけることもなくなり、
それで今回はカレンダーにちょっと気に入った写真があったので、それを参考にさせてもらいました。
これは高知県の室戸岬の灯台だそうです。

以前足摺岬の灯台は訪れたことがありますが、まだ室戸岬の方は行ったことがありません。
なので、足摺岬の灯台のことを思い出しながら描きました。

写真が結構色鮮やかなものだったので、ついつい私も色を塗りすぎたようで、
透明水彩の涼やかさがあまり出てません。
何と言っても、この暑さで、すっかり絵の方もゴテゴテ塗っちゃったようです。