バイオレットのお絵かき☆ダイアリー

折々に描いた俳画や水彩画を展示して、勉強の励みになれば…
そんな想いで、また新たな出発です。

バラ…表現力を問われる花

2011-06-19 09:08:59 | 水彩画
ここしばらく個人的な事情でずっと慌ただしい日々を過ごしています。
それでも、何とか絵だけは続けてきました。
絵の利点というのは、何と言っても、描いている時は絵の世界に没頭できるところです。

ところで、今年もバラを描く機会を得ました。
いつものように描き始めたら、先生が回って来られて、俳画と水彩画をミックスしたような描き方ができれば…というようなことを言われました。

それで、描いてみたのがこの絵です。
まず、バック(空気)から塗り始め、全体の調子を整えながら、並行してバラの花を描き込んでいくという方法です。
バックの色が乾かないうちに、バラの花の色を置いていくと、奥にある花は自然に滲んで溶け込んでいき、それがある意味遠近感を醸し出してくれる。
そういう効果をうまく利用してみようというものです。

果たして、後にあるバラはある程度表現できたようにも思いますが、肝心の手前のメインの花がイマイチです。
バラに関しては(って他の花もそうですけど)もっともっと表現力を養わないとダメですね。

それにしても、それぞれの生徒のもつ個性を引き出そうと考えて下さっている先生には感謝です。
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生徒さんの作品から

2011-06-15 10:18:55 | 水彩画
今日は生徒さん達の作品から2点をご覧頂きましょう!
5月に勉強した水彩画の絵です。
2点ともそれぞれの個性が溢れている、かなりのヒット作品です。
どちらも女性の方です。



まず上のこけしの絵。
女性らしい落ち着いた趣があり、日本古来のこけしの持つ上品な可愛さが特長。
以前お仲人をされた時に、新婚旅行のお土産に戴かれたとかおっしゃってました。
かなり大きく立派なこけしで、ご自分の絵にされたことで、ますます思い出深いものとなることでしょう。
質感がよく出ていて素敵です。
欲を言えば、やや構図が右寄りになってしまったのが残念ですが、サインを左下にして、余白を上手く使って頂きたいです。


1

次の作品は、水彩画を描きたいということで、水彩画のみを勉強されている方の絵です。
教室に置いてあるランプと、壁にちょこんとぶら下がっていた乾燥唐辛子を組み合わせて描かれました。
黒いランプと赤いトウガラシの色が奇抜な面白さを引き出していて、個性的な絵に仕上がりました。
主役のランプをもう少し描き込むといいとも思いますが、大胆なタッチもいいかもと思い、このあたりで筆を止めてもらいました。
この方、いつも絵が仕上がると、「うれしい~!」とおっしゃって、とても喜んで下さるので、私まで本当に嬉しい気分になります。


というようなことで、楽しく描かれている生徒さんの作品を紹介させてもらいました。
ご訪問者の温かいコメント、お待ちしています。
コメント (2)
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フラワー(小品)

2011-06-04 17:07:19 | 水彩画
4月頃、水彩画教室で30分くらい時間が余りました。
そこで、トイレの洗面台に置いてあったお花をお借りして描いてみました。
ガラスのコップに入れられたパンジーとシクラメン、それにサクラソウなど。

取り合わせが実に可愛くて、わぁ、描いてみたい!って思ったのです。
30分ではきっちり描き込むのは到底無理!
ということで、思い切って絵の具で描き始めました。
当たりもとらず、ササッと色でそれぞれのお花の形を作っていくという方法です。

俳画ではこういう方法を没骨(もっこつ)法と呼んでいますが、たまには俳画的に描いてみるのもおもしろいかなぁなんてね。
お陰で30分で何とかお花とグラスだけは描き上がりました。

それからしばらく放っておいたのですが、昨日やっとバックをつけたので見て下さい。
いつもの八つ切り水彩紙をさらに半分に切った小さいサイズです。
こういう小品は気軽に、早く描けて楽しいですね。
コメント (4)
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