バイオレットのお絵かき☆ダイアリー

折々に描いた俳画や水彩画を展示して、勉強の励みになれば…
そんな想いで、また新たな出発です。

京都府立植物園にて

2007-10-31 08:48:40 | 水彩画
月曜日に俳画教室の生徒さん達とスケッチに行ってきました。
場所は京都府立植物園。植物園は広いので、初めから水車のところで・・・と決めて行きました。

園内は紅葉した木もちらほら見られ、かと思えば、季節外れの桜が狂い咲きしていたりして・・・
暑くもなく、寒くもなく、絶好のスケッチ日和で、朝10時過ぎから午後2時半ごろまで水車とにらめっこして、のんびりと描いてきました。
京都市内の中学校の生徒さんたちも大勢来ていて、美術の授業でスケッチをしているとのことでした。
私達も彼らに混じって描きましたが、不透明水彩絵の具で鮮やかに描く彼ら若者の感性にはついていけないものがありましたわ。

我が俳画教室としては、今年5月に万博公園にスケッチに行ってから、これで2度目。
生徒さん達もだいぶ野外での写生にも慣れてこられたようで、結構楽しんでおられました。
ただ、水車小屋の屋根の勾配は複雑でかなり苦心されたようで、最終的に全員で建物は難しい!という結論に達しました。
一応私のスケッチをアップしますが、生徒さん達の絵を見てまわったりして、あまり時間もとれなかったので、ほんの殴り描き程度です。
って、ちょっと言い訳してます。

それぞれの個性を大切にするべく、言葉での指導を心がけましたが、最後には結局少しずつ手を入れる形になって、なんか私の絵に近づけてしまったようで、ちょっと反省しています。
でも、まあ、秋の1日、スケッチという貴重な体験をしてもらって、皆さんの良い思い出になれば・・・と思っています。
それから、帰りに北山通りのカフェでお茶して、楽しくおしゃべりもできたし、皆さんとの親睦も更に図れて心嬉しい日でした。
次回のお稽古の時に、スケッチしたものと写真を参考にして、俳画の作品作りをする予定です。

生徒のみなさん、どうもお疲れ様でした。
また機会があれば、ご一緒しましょね。
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山の秋

2007-10-30 10:57:16 | 俳画
先日知人の方が、私の絵の題材になれば・・・と、イガ付きの栗とアケビを届けて下さいました。
その方、山に行って見つけられたそうです。
なかなかイガの付いた栗なんて描く機会もないし、私自身アケビを実際に見るのは初めてでした。

わざわざ届けてくださったご親切に報いるためにも、上手く描かなくちゃ! と喜び勇んで俳画に取り掛かりました。
ただ、頂いた時には、栗のイガに一部グリーンの部分が残っていたのに、2日後に描き始めたものですから、イガ全体が茶色に変色してしまっていてとても残念です。
一応描いたものをアップしますが、イガの部分がちょっと気に入らないので、時間があれば、もう一度トライしたいと思っています。
それから、アケビの方も描きましたが、それは後日見ていただくことに致します。

私のためにはるばる山から持ち帰って下さった Oさん、本当に有難うございました。
お陰様で、秋の山を感じながら楽しんで描くことができました。
こんな絵ですけど、見てやって下さいませ。
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バラがいっぱい!

2007-10-28 08:59:48 | 水彩画
1週間ほど前、姪がバラをいっぱい届けてくれました。
ざっと30本くらいあったでしょうか。
バラは日持ちしないので、早速水彩画で描くことにしました。
レッド、ピンク、オレンジ、イエロー、色とりどりのたくさんのバラを、さてどんなふうに組み立てて描こうか?
と悩みましたが、せっかくのたくさんのバラは、やはりそのまま欲張って画面いっぱいに描いてみよう!
と意を決して、(っていうと、ちょっとオーバーだけど)できるだけたくさん頑張って描きました。
構図的にはあまりよくないかもしれないですけれど、こんなにたくさんのバラをもらったんですよ・・・という思い出になりますものね。
全体的にはガチャガチャした感じになったみたいですけど、まあ、こんな華やかな雰囲気だったんだということで、ご理解くださいね。
甘いバラの香りにつつまれて、いっぱいのバラを描くって、ホント、シ・ア・ワ・セ!
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金色(こんじき)の・・・

2007-10-27 15:27:15 | 水彩画
「金色の小さき鳥の形して いちょう散るなり 夕日の丘に」という短歌をご存知ですか?
これは与謝野晶子の歌ですが、高校生の時に授業で習って以来、秋になるといつも思い出す、私の大好きな歌です。
情熱的で甘美な歌が多い晶子にしては、珍しく叙情的で緩やかな雰囲気にしてくれる歌です。

真赤に夕焼けで染まった空を背景にして、小高い丘の上にたった一本だけ大きな銀杏の木がある。
そしてその大きく張り出した枝からは、まるで金色の鳥が飛ぶように、無数の葉っぱが舞い散っている・・・
目を閉じれば、そんな耽美的な世界が目の前に広がります。
そんな美しい情景は一体どこにあるのでしょうか?
いつかそんな風景に出合えたら、是非、是非、スケッチしたいものです。

ところで、お花の絵、何とか仕上がったので、(って、自分ではそう思っているのですが)アップします。
紫のアメジストセージと白の秋明菊で、かごはチラシの紙を利用して作ったもの。
これは確か母が昔作ったものだと記憶していますが、形的にお花とよく合うような気がしたので使いました。
白い花は水彩画紙の白をそのまま使うので、まわりの葉やバックの色などで、白色が浮き出るように工夫しました。
描くのは難しいのですが、私、なんか白い花が好きなんですよね。
それから、バックには秋の日を感じさせるような淡いオレンジ色を入れてみました。
まあ、見てやってくださいな。
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伏見の酒蔵

2007-10-22 20:36:35 | 水彩画
京都の伏見を初めて訪れたのは今から11年前でした。
スケッチに行ったのですが、確か俳画の友達と3人でだったと思います。
その時は、先ず坂本龍馬でお馴染みの寺田屋の建物を描き、その後伏見の酒蔵を写生しました。
ちょうど夏の終わりの頃で、川のほとりの草むらで蚊に悩まされながら描いたのを覚えています。
そして今年5月、水彩画教室の写生会で再び伏見を訪れました。
スケッチしたのはあの時と同じ酒蔵のあたり。
ほとんど以前と様子は変わっていませんでしたが、今度は十石舟が往来していました。
時折目の前を通過する舟を風景の中に入れたくて、先ず停泊中の舟をスケッチし合成しました。
後は写真を頼りに仕上げました。
午前と午後で酒蔵に当たる光線のぐあいが変化するのが、着彩で困った点です。
後日、過去のスケッチを出して比べてみましたら、やはり少しはましな絵になっているような・・・
ということで、これは今年5月に描いた方の絵です。
6号のスケッチブックに描きました。
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仲良しタマネギ

2007-10-20 10:15:52 | 俳画
紫タマネギは妹のところから、普通のタマネギはうちの畑のもので、ふたつを組み合わせて色紙に描きました。
まるで2個のタマネギが仲良く抱き合ってるみたいでしょ?って、ちょっと表現イマイチかな?
2個のタマネギの色のおもしろさを出したいと思ったのですが・・・
これが一番最初に描いた絵で、俳画教室では、もう少し絵を単純化したのをもう一枚描いて、生徒さん達のお手本にしました。
私自身、お花や風景に比べると、野菜はちょっと苦手分野ではありますが、水彩画を始めてから、静物画で野菜を描く機会が増えたせいか、あまり苦にならなくなってきました。
それでも、形の丸みを出すのはやはり難しいですわ。
昨日は久しぶりの雨。水彩画教室ではお花を描く日で、ちょっと荷物多いのに嫌だなぁ~なんて思って歩いていたら、猛スピードで走ってきたトラックが、道路わきの大きな水溜りに突っ込んで、思いっきり水はねを上げていきました。
そんなぐあいだから、私、一溜りもなく全身びしょぬれになってしまいましたよ~。
それも続け様に2台も来るんですからね。もういやになっちゃう!
歩道を歩いている人にもちょっと気をつかってよ! プンプン!
もうこんな日はきっと絵も上手く描けないよ~。ホントいやな日!って思っちゃいました。
それでも絵を描き始めたら、そんなイヤ~な気分も何処へやら・・・
すっかり絵に没頭してる自分がいました。やはり絵の威力はスゴイ!です。
そのお花の絵は来週仕上げをします。うまく出来上がれば見ていただきますね。
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粘土の人形

2007-10-18 08:42:37 | 水彩画
これは粘土のお人形を水彩で描いたものです。
私の友人の妹さんはもう随分前から粘土の人形の制作をされています。
オリジナルの力作をたくさん作っておられて、今までにその作品のいくつかが入賞されたり、また生徒さんに教えられたり、と大変活躍されています。
昨年今までに制作された作品をピックアップして、長年の夢であった写真集を出版されました。
私にも1冊下さって、私の宝物となっていますが、美しい人形の数々を拝見していると、まるで幻想的な夢の世界に誘われていくような気分になります。
そんな写真集の人形の中から、絵に描けそうなものを選んで描いてみました。
一番苦労したのは愛らしい目。なかなか思うように描けずにデッサンの段階で何度も描き直しました。
どうも私が描くと、日本人っぽい目になってしまうのです。
何とか仕上げて、その絵を絵ハガキにして、その友人と妹さんにもらって頂きました。
実物とはほど遠い人形の絵になったようですが、お二人に大変喜んでもらったようでホッとしています。
今日はそんな人形の絵を見て頂きましょう。
どうですか? なんか少女漫画的な絵になってしまったようですが・・・
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パソコンで嬉しかったこと♪

2007-10-15 18:52:24 | 俳画
作品展に出品したのと同じアネモネとカスミソウを俳画で描いたものです。
鮮やかさにおいては水彩には遅れをとるものの、顔彩ならではの落ち着いた色合いが出ていると思います。
って、自分で言うのもなんですが・・・
こちらは、少し大きめのガラスのコップに挿しています。
如何でしょうか? 両方を見比べて頂くと、違いがおわかりになると思いますが・・・
ところで、先日のパソコン教室でちょっと嬉しいことがありました。
生徒さんのお一人が、「今日は先生に自慢しようと思って来ました。」と言って、ご自分で作成された「お知らせ」を持ってきて見せてくださったのです。
その方は保母さんで、それは父兄の方々に配るお知らせ版でした。

今まで私が指導させてもらったことを上手く利用して、ワードで作られていました。
例えば、ワードアートやオートシェイプ、それからCDのカット集などからイラストを挿入して、とても可愛らしく出来ていました。
特にオートシェイプの図形がちょこんと小さく使われていて、その方の謙虚な性格がそんなところにも表れているようで、すごく微笑ましい感じがしました。
1年と少し、ほとんど毎週熱心に来られただけあって、もうこんなにステキな書類ができるようになったのですね。
指導している私にとっても、大いに励みとなり嬉しいことでした。
出来上がったものを手にしたその生徒さんの、嬉しそうな、すごく満足そうなお顔を拝見して、パソコンの勉強のお手伝いができて本当に良かったと改めて感慨深い日となりました。
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クロッキーは苦手!

2007-10-13 09:01:28 | 水彩画
今年の初秋は、若い女性の間で、マフラーとかストールを巻くのが流行しているのでしょうか?
特に手織り風のを身に付けている若者をよく見かけるようになりました。
昨日も電車の車内で、マフラーとかで首をおおっている人が何人かいて、その横にはタートルネックのセーターを着ている女性までいました。
まだまだ暑いと思うんですけどねぇ。
それからロングブーツを履いている人も・・・
お洒落をするのもなかなか大変なものですね。
この私はまだ半袖のTシャツにジャケットという出で立ちでしたのに・・・

ところで、昨日は久しぶりの水彩画教室で、テーマはクロッキーでした。
私的には、クロッキーはちょっと苦手とする分野なので、出席するのもちょっと億劫でした。
結構好き嫌いがはっきりしている方なので、嫌なものとなると、どうも気が進まない!
昨日のクロッキーの方法は、できるだけペンを紙から離さないようにして、つまり一筆描きのようにスピーディーに描いていくというもの。
ペンにあまり筆圧を加えないようにして、ペンの先を軽く握って描いていく・・・
これって簡単そうでなかなか難しいものです。

先生は絵を描く基本として取り入れておられるのだと思うのですが、私みたいに嫌々描いていては上達は無理ですよね。
以後反省しま~す!

今日アップしたのはクマのぬいぐるみの絵です。
このクマちゃんは、去年のお正月に城崎に旅行した時、お土産屋さんで見つけたもの。
洋服が白でやや単純なので、シフォン風のピンクの水玉模様のスカーフをフワっと敷いて描きました。
先生に見て頂いたら、バックのピンク色が効果的とのことでしたが、 これはスカーフのピンクを意識して、全体としてのつながりを持たせようという意図で彩色したものです。
これもまた可愛らしい夢のような絵に仕上げたいと思いました。
私って、なぜかカワイイ系が好きなんですよね。それって、やはり人間が幼稚ってこと?

あっ、そうそう、前回の似顔絵の答えは、映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」のジョニー・デップでした。外人さんに見えましたか?
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妹の投稿記事

2007-10-11 10:55:31 | 似顔絵
昨日は久しぶりに芋ご飯を炊いて秋の味覚を楽しみました。
そういえば、母の作ってくれた芋ご飯、おいしかったなぁ。
母の料理には、温かい心がいっぱい詰まっていたもの。
果たして私の芋ご飯は、あの母の味に近づけたのだろうか?

ところで、先日また妹の投稿記事が新聞に掲載されました。
以前なら、即、その記事を FAX で送ってきた彼女も、もう幾分慣れっこになってきたのか、この間来訪の折に持ってきて見せてくれました。
ホームステイで外人さんを預かったことをテーマに、色々な日本的なもてなしで、彼女なりの国際交流をしている・・・というような内容でした。

彼女の記事が掲載されたのはもう10回以上になるでしょうか。
本人は別として、私達周りの者も以前ほど興奮することがなくなったみたいで、彼女も少し拍子抜けしたんじゃないかな?
何事も、初めての時は新鮮味があるのに、人間って度重なってくると以前ほどの気持ちの高鳴りはなくなってしまうのかもしれません。
それは良いことにつけ、悪いことにつけ、ってことですけど。
裏を返せば、自分にとって、悪いことや嫌なことでも、何度も起こったら、人間ってそれなりに強く逞しく対処できるようになるってことかしら?

って、またお話がとんでもない方向に行っちゃったようですね。
とにかく、見事記事を掲載してもらった妹はエライ! おめでとう!ネ。

それから似顔絵の3回目。友人から雑誌の切抜きをもらったので描きました。
今日は外国人の俳優さんですよ。さて、さて、一体どなたかな?
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