蛍の乱舞～生徒さんの作品（Ｆ４）

今日は昨日仕上がった生徒さんの絵です。

図書館で見つけた写真の本にこんなのがありました、

とそのコピーを持ってこられたのです。

私はてっきり森の中のイルミネーションの写真だと勘違いしましたが、

実は蛍が乱舞している写真だとのことでした。

写真の技術を駆使して撮られたものだと思いますが、

敢えてこんな難しいものを描いてみたいというご希望がありました。

生徒さんご自身で、色々と頭の中で構想を練っておられるようでしたので、

指導はほどほどにして、できるだけご本人の思うように描いてもらいました。

それで、出来上がったのがこんな作品。

少し抽象画ぽくて、幻想的できれいな絵になりましたね。

赤目四十八滝（Ｆ１０）

紅葉と滝の絵です。

赤目四十八滝のうちの荷担滝（にないだき）という滝です。

紅葉と滝は本当によく似合いますね。

一度滝を描いてみたいと思っていたので挑戦しました。

滝の部分は紙の白を残して、勢いよく落ちる水の雰囲気を出すのに

ドライブラシなどを用いました。

先生からは「水彩画らしい絵になりましたね。」と言って頂けたので

少し気を良くしています。

静物画Ⅱ（Ｆ６）

昨日に続き、静物画の第二弾です。

ガラスや貝のモチーフで、色的には青と白を対比させたものになります。

ガラス瓶やグラス、更にはビー玉や浮き玉。

それらの透明感や質感、更には白い貝の形状などに注意して描きました。

黄色と赤いビー玉を描いて、少し色で遊んでみました。

静物Ⅰ（Ｆ４）

先生が準備して下さった秋の野菜や果物を描きました。

カボチャ、姫リンゴ、イチジク、栗、とうがらしです。

適当に並べて描きましたが、こういうモチーフは構図が難しいですよね。

それに、どれもはっきりと描きすぎたかな？

全体に統一感ないかな？と思いましたが、

先生にはこれで良い！と言って頂き、ホッとしました。

ベーカリー（Ｆ４）

信州八ヶ岳高原にあるベーカリー『カントリーキッチン』の建物の一角です。

実際には行ったことがないので、写真を参考にしました。

レンガの壁に立てかけられた柴や箒、無造作に置かれた看板や薪…。

それらがカントリー調の雰囲気をたっぷりと醸し出しています。

全体に茶系で統一された画面の中に、鮮やかなブルーの窓が印象的でした。

ガサガサ感を出すのに、ドライブラシの手法を一部使いました。

紫陽花の乙女（Ｆ６）

引き続き人物画です。

もう少し人物を勉強してみたくて、今回はちょっと顔のアップになります。

満開の紫陽花の中に佇む乙女という設定です。

今までこれくらい大きく顔を描いたことがなかったので、かなり慎重に描いてみましたが、

少し斜め上向きかげんの顔で難しかったです。

紫陽花の精のような雰囲気を出したくて、紫色の衣装を着せました。

雨降り（Ｆ６）

一度雨粒を描いてみたいと思っていたところ、

雨降りの日に窓から外を眺めている女性の写真を見つけたので、

それを参考に描かせて頂きました。

雨だれや雨粒はマスキングインクを使用して表現しました。

初めての試みで、ちょっと不安ではありましたが、

何とか描き上げることができました。

姪のドレスの絵に始まって、このところ人物を描くのが少し楽しくなりました