バイオレットのお絵かき☆ダイアリー

折々に描いた俳画や水彩画を展示して、勉強の励みになれば…
そんな想いで、また新たな出発です。

「山のあなた」を観て・・・

2008-05-30 15:43:54 | 水彩画
一昨日妹と久しぶりに映画に行ってきました。
SMAPの草なぎ君主演の「山のあなた 徳市の恋」です。
これまで、草なぎ君の映画は「黄泉がえり」「日本沈没」と観てきて、今度が3本目。
SMAPのメンバーの中ではどちらかというとちょっと気になる存在の草なぎ君・・・
まぁ、一応ファンってとこでしょうか。

彼のほんわかとした持ち味が十分に生かされていて、すっかりハマリ役になっておられました。
たぶんこんな感じの映画かな?って、頭の中で想像していた通りの、なんだかとても心癒される懐かしい感じのする映画でした。

レディースデーに行ったにもかかわらず、「心の入浴料」ということで、いつでもだれでも1,000円だそうです。
90分という短い上映時間ながら、初めから終わりまで、美しい自然の中で、時間がゆっくりと流れていく。
そして、カエルや鳥の声、雨の音、水の流れ、風の囁き・・・などの音響効果が素晴らしくて、更に映画を情緒豊かなものにしています。

最後の場面で、徳市が思いっきり駆け出していくところ・・・
その走り方がひどく滑稽なのに、それがかえって切なさと愛おしさを感じさせる。
剛クンのやゝオーバー気味の演技が全然嫌味に思えないから不思議!
草なぎ君も本当に演じることが好きなんだなぁって思わせる映画です。

見終わった後は、きっと山あいの温泉地に行って、ゆったりとお湯につかってみたい!って思うはずです。
久しぶりに都会の喧騒を忘れて、のんびりと静かな時を過ごしたいと思われる方、是非ご覧になってみて下さい。

詳しくはこちらのページをどうぞ!
って、映画の宣伝してしまったみたいですね。

今日の絵はお花の水彩画。真紅のバラと白い芍薬。
コバルトグリーン系で明るめにバックを持ってきて、鮮やかな初夏を表現したいと思いましたが、それがガチャガチャした騒々しさに繋がってしまったかもしれません。
ホント、バックの雰囲気作りには苦労しますわぁ。
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徳永英明に癒されて・・・

2008-05-25 09:53:35 | 俳画
あれから、しつこく徳永英明のCDを聴いてます。
絵を描く時はやはり彼が一番!
同じCDをもう何十回聴いたかなぁ?
彼の甘いハスキーボイスはホント耳に優しい!
その美声に癒されながら描くと、絵もちょっとは癒し系になるかなぁ?って思える。
♪VOCALIST というCDのこと、前にもちょこっとお話したと思いますけど、女性ボーカリストの曲ばかりを彼がカバーしているもの。
中には元々私の好きな曲もたくさんあるんですけど、へぇ~、この曲こんなに素敵な曲だったっけ?なんて思う曲もあったりして・・・
本人が歌ってる時はそれほど素敵って思わなかった曲が、徳永さんの歌になると、こんなにもステキな曲に聴こえるんだ!なんて、改めて聴き惚れちゃう!
そんなことで、今日も彼を聴きながら描いた絵をアップしますね。
これはラディッシュで、父が畑で作ったもの。
このラディッシュさん達、もうかなり長く畑にいたので、直径5,6センチにも成長してました。
以前描いた時、色がイマイチだったので、再度トライしたのですが・・・
やっぱりこの赤い色は出すのが難しいなぁ。
顔彩だけでは表現しにくい色。
そこで、透明水彩絵具のオペラを少し混色してみました。
う~ん、でも今回もイマイチかなぁ。
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圧倒された「行動展」

2008-05-22 18:47:15 | 水彩画
昨日は水彩画教室の方2人と「行動展」に行ってきました。
場所は京都の岡崎にある京都市美術館。
私達の先生も出品されてました。

行動展は抽象画の展覧会で、いつも観る前にはちょっと覚悟していかないといけません。
って言うのは少しオーバーかもしれませんけど・・・
とにかく抽象的な大きな作品が会場にひしめき合ってる感じで、本当にその迫力には圧倒されるんですよね。
作品に付けられたタイトルから、なんかこんなイメージかな?なんて、適当に自分勝手に無責任な判断で鑑賞させてもらってます。
こんな絵を描ける人の頭の中は一体どんな構造になっているんだろうか?なんて・・・ネ。

想像力と創造力がうまく溶け合って、インパクトのある作品に仕上がっている・・・ってホントすごいことです。
視覚的にも精神的にも色々強烈な刺激を受けて、会場を一周した頃にはかなり疲れておりました。

その後、美術館近くの南禅寺に立ち寄り、琵琶湖疎水の水路閣をスケッチしました。
そこは、もう10年以上前に一度スケッチしたことがあり、以前とほとんど変わっていない佇まいでした。
小学生がたくさん遠足に来ていて、その中のちょっぴり太った男の子が、結構熱心に私達のスケッチを覗きこんでいるので、聞いてみると、やっぱり絵が好きとのことでした。
その子が、私に「おばちゃん、じょうずやな。」なんて言うので、「お姉さんと言いなさい!」なんて言ってやりましたわ、私。
って、やっぱりどう見ても「おばさん」にしか見えないか、私・・・

2時間弱で未完成ながら、何とか描き終えて、ぼちぼち引き上げようと思った頃、「絵ハガキみたい!」なんて褒めて下さる女性の方があって、私の絵を写真に撮って行かれました。
私的にはあまり気に入っていない、不出来な絵なので、そんなふうに言ってもらうと、なんだか冷や汗の出る気分で・・・
ちっちゃなスケッチブックを持って行ったので、何とも萎縮した感じのつまらない絵で、まだまだ手を加えないとダメかもしれないのですが、まぁ一応アップさせてもらっときますね。

久しぶりに京都で、いっぱい絵を鑑賞して、ちょこっとスケッチもして・・・
たっぷりと色々勉強させてもらって帰ってきました。
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かわいいさくらんぼ

2008-05-17 07:58:07 | 俳画
妹の家の裏庭にさくらんぼの木があります。
数年前から実をつけるようになり、実が真赤に熟す頃になると、鳥がやってきて、あっという間に食べてしまうこともあるそうです。
今年もそのさくらんぼの実が色付いてきて、結構甘くなってきたというので、妹に頼んで、その枝を持ってきてもらいました。

黄色から赤く熟す途中のものや、もうすでに真赤に色付いているものなど、それはそれは可愛らしい実がたくさん付いていました。
また、そのまま桜餅にしたいようなやわらかな美しい緑色の葉が更に絵心を誘いました。
早速俳画で描いてみたのですが、う~ん、私の腕ではそのさくらんぼの可愛らしさがイマイチ上手く表現できず・・・
最初に頭の中で思い描いていたようなイキイキ感の表現に失敗してしまいました。
それで、もう一度描こう!と思っていたのですが、残念ながら描く時間がなく、遂に今日完全にしおれてしまったのです。
仕方なく1枚だけ描いた絵をアップしときます。
まぁ、「こんな絵になりましたよ」って、一応妹に見てもらっときましょ。
もっと実の透けるようなつやと彩り、その愛らしさが出せたら良かったんですけどねぇ。
ちょっと張り切りすぎて、実の色が濃くなりすぎたみたいです。
来年また実が熟した頃に、もう一度トライさせてもらおうかな?
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雨の日に・・・

2008-05-12 18:08:22 | 俳画
一昨日は終日雨。。。
しとしと降る雨の中で、ひときわ美しい紫色が目に飛び込んできました。
知らないうちに、今年もカキツバタの花が咲いていたのです。

あれはもうはるか昔、両親と京都にドライブした折、勧修寺というお寺を訪れたことがあります。
そのお庭には、確かカキツバタや睡蓮が咲き乱れた美しい池があったと記憶していますが、門のところに「ご自由にお持ち帰り下さい。」という張り紙があって、カキツバタの株が置かれていました。
そのうちの2,3株を戴いて帰って、庭に植えておいたところ、美しい花が咲くようになり、有り難いことに、それ以来絶えることなく、毎年数本の花が咲き続けてくれています。

そこで、久しぶりに俳画に描いてみよう!と思い立ち、早速2本切ってきました。
花しょうぶ、ジャーマンアイリス、カキツバタ、いちはつ、アヤメ・・・などよく似た形の花がありますが、中でもカキツバタの凛とした美しさと鮮やかな紫色が、私は好きです。
そのたおやかなやわらかさを表現するには、没骨(もっこつ)法がいいのでは?と思い、墨で輪郭を描かずに、最初から色を使って描き始めました。

あらかじめ輪郭を描かないこの方法は難しくて、かなり勇気のいる描き方ですが、出来上がった絵は繊細なお花の雰囲気が出しやすいように思います。
二輪のお花がやゝ同じような形になってしまったのと、構図的に葉の組み立てが単純になってしまったのが気に入りません。
もう少し線状の葉がモダンな感じに配置されていたら、もっと素敵な絵になったでしょうに・・・。
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大山崎山荘美術館にて

2008-05-10 15:33:23 | 水彩画
昨日は久しぶりに水彩画教室の写生会でした。
場所はJR山崎駅近くの大山崎山荘美術館。
天候はくもりで、それほど暑くもなく、気持ちのいい五月の風が吹いて、スケッチには最適の日でした。

中央の建物が大山崎山荘で美術館になっています。
建物のベランダ側が芝生の広場になっているので、その芝生の手前から描きました。
私達のグループ以外にもいくつかのグループがスケッチに来られていて、園内はかなりの賑わいでした。

私は、チャコールペンシルで簡単にデッサンしてから、例によって影の色から塗っていくクリザイユで描き始めました。
新緑の美しさを表現したいと思いましたが、結果的には色が濁って、初めの狙い通りには上手く仕上げることができませんでした。
木々の描き方をもう少し研究しなければなりません。

自分的にはイマイチの絵ですが、一応写生会の記録としてアップしておきます。
ただ、後ろの山の雰囲気はまあまあかな?なんて思っているのですけど・・・。
サイズは6号です。
グループの皆さんと楽しくおしゃべりしたり、お弁当を食べたり・・・
帰りには駅前の喫茶店でケーキセットでホッと一息・・・
楽しいスケッチの一日となりました。
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毎晩 涙・・・

2008-05-06 15:07:46 | 水彩画
このところ、ほとんど毎晩泣いてました。
って、別に私の身の上に辛い出来事が起こったわけではないので、どうぞご安心を!

これ、実は韓国ドラマ「ファン・ジニ」が原因!
実在の人物ファン・ジニという妓生(キーセン)のお話で、妓生とは卑しい身分ながら、宮中で舞や楽器の演奏を披露する芸妓のことで、時代劇です。

ファン・ジニを演じているのは「チェオクの剣」のハ・ジウォンという女優さん。
きりりと引き締まった色気のある演技と、時として見せる女らしい恥じらい・・・
身分社会の中で、初恋も2度目の恋も実らせることができず・・・

が溢れるのは、初恋の相手が死ぬところと、彼女の芸の師匠がある事情で死ぬ場面。絶対ボロボロ泣くことうけ合い!
あまりお話すると、これからご覧になる方のためによくないのでこれくらいでやめときましょ!

まあ、久しぶりに思いっきり泣いてみたいという方はご覧になってみて下さい。
NHKのBS2で日曜日の夜に放送してます。確か4月からスタートしたので、今からでもまだ間に合いますよ~。
ただ、この分は吹き替え版なので、字幕のものとはちょっと感じが変わるかもしれませんけどね。

特筆すべきは、2番目の恋の相手を演じるキム・ジェウォン。
今まで、私、あまり好きなタイプじゃなかったんですけど、このドラマでは結構ハマリ役となっておられます。
なかなか雰囲気あっていいですよ~ん。
ちなみに、このドラマのDVD貸してくれた方が、かなりのジェウォン君ファンの人なので、すっかりメロメロ状態に陥ってしまわれたのでは?なんて思ってます。
だって、全然興味なかった私が、かなり気に入っちゃったんですもの!
というようなことで、この一週間ほどで、かなりの涙を流しちゃいました。

それでは、ぼちぼち今日の絵のお話に進みましょ。
これも妹の家の近くの絵です。
堤防に上がると、手前にセイヨウカラシナ(菜の花に似ている)が色鮮やかに咲いていて、遠近感のある良い構図に出会ったのですが・・・
もう夕方で、帰る時間が迫っており・・・
そこで写真を撮ってきて、写真から起こした絵です。
クリザイユ画法(影を先に描き入れる方法)で1時間くらいで描きました。

手前のカラシナの花の部分をマスキングで抜いておかなかったので色が濁り、思ったほど印象的な絵に仕上がらなかったのが残念!
やはりもうひと手間かけるべきだったと反省しております。
偶然、写真には橋の上にふたりの人物が写っていたので、それも入れてみたのですが、絵に少し動きを持たせることができたように思います。
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