徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

伊香高校と木之本の思い出

2020-01-29 23:32:13 | 
 FB友のMさんのFacebookに、ある新聞のコラムが紹介されていた。滋賀県長浜市木之本町にある伊香高校が選抜高校野球の21世紀枠出場の一歩手前まで行きながら、惜しくも次点となったことを惜しむ内容だった。伊香高校は僕が彦根に勤務していた頃、度々リクルートに訪れた思い出深い学校。甲子園常連校のように恵まれた環境もなければ傑出した選手を引っ張って来るわけでもない田舎の普通の高校だ。今回は残念な結果となったが、いつかきっとみんなの夢がかなうことを心から応援したい。


 一昨年5月のブログ記事を再掲してみた。

▼想い出の町 ~北国街道・木之本宿~(2018.5.9)
 転勤族で国内各地を転々としたが、特に想い出に残る好きな町がいくつかある。その中で彦根勤務時代の想い出の一つが「木之本町(きのもとちょう)」。現在は長浜市になっているが、僕がいた頃は伊香郡木之本町だった。行った目的は滋賀県立伊香高等学校へのリクルート活動。定期的に進路指導の先生のところへ顔出しして覚えめでたくしておくのが目的だった。木之本へ行く楽しみは何といっても北国街道・木之本宿の名残りが残る古い町並み。車で木之本宿へ入ると心安らぐ思いがしたものだ。木之本地蔵院の前を通り過ぎて、少し北へ進むと山路酒造という四百数十年の歴史を有する老舗の造り酒屋がある。そこの角を右折するのだが、実は伊香高校へ行くにはもう一つ手前の角を右折した方が真っ直ぐ行ける。だが何度行ってもその角を見落とし、山路酒造まで行ってしまうのだ。この山路酒造の角を右折する道は「田上山観音寺(たがみさんかんのんじ)」への参道だったそうで、しばらく進むと「意冨良神社(おほふらじんじゃ)」の境内に突き当たり、その左側に「田上山観音寺」があるが、道なりに進むと本来の伊香高校への道に戻るのである。あの当時は街なかをゆっくり歩いて見て回るということはなかったので、機会があればもう一度訪ねてみたいものだ。