今年でパソコン歴40年となる。1978年末に東京本社勤務となり、翌年から社内のパソコン講習を受けていたが、1980年になるといよいよ、社内でOA(オフィス・オートメーション)化が始まり、業務でコンピュータを使わざるを得なくなった。当初のパソコンを使う方法は「BASIC言語」を使うプログラミングだった。ビジネス用の新しいパソコンが事務所にどんどん入り始めた。富士通やNECのパソコンが入って来たが、それらにはEPOCファミリーやLANシリーズなどの業務用ソフトがついており、それまでのプログラム開発から解放された。会社業務とは別に、個人的にパソコンを使い始めたのは1983年、NECのPC8000シリーズの、後に歴史的な名機となったPC9800からである。パソコンは日進月歩を続け、40年前には想像もしなかったような世界が広がっている。今年から小学校ではプログラミング教育が導入されるらしい。僕らがパソコンを習い始めた頃のプログラミングとはどう違うのだろう。