毎年、この時期になるとこのブログでも“警告”しておりますが、ほんと危険な行為なので今年もまたブログにて“警告”
線路沿いのフキ採り(盗り)は列車から見ると非常に危険な行為なんで、絶対にやめてほしいですね。
・・・っていうか、このブログ見る方は「山菜採り」する方はほとんどいないと思いますし、ましてや線路沿いにある「フキ」を採る方はいないと思いますが、もし知った方でそんなことをやっていてる方、また見かけた方がいらっしゃいましたら「注意」していただければと思います。
列車が接近していても、採る(盗る)のに夢中になって気がつかない方が多く、また車両が線路幅と同じだと勘違いしている方も多く、バラストが敷かれている道床部分内にいれば大丈夫だと思って何食わぬ顔でいる方もいます。列車も車と同じですぐに停車できるものと思っている方も多く、列車が接近すると平気で手をあげている考えられない方もいます。
ご存知のように、「鉄道敷地内」に無断で立ち入ることは禁じられており、運転士は危険と判断したら列車を緊急停車させます。列車を止めるということは「営業妨害」にもあたり、“損害賠償請求”も出来ます。
線路沿いで山菜採り(盗り)している方は、そこまで覚悟しているとは思えません。
信じられないでしょうが、ひどいのになると、鉄道敷地内なのにロープを張って「ここのフキは俺のもの・・」って誇示している場所も沿線にはあります。
これこそ、まさに「鉄道会社」の「鉄道敷地内」、つまり人の土地から「フキ」を“採る”・・・イコール“盗る”という「窃盗」にあたりますよね。
だからいつも
採り(盗り)
って表現しているのは、そのためなのです。
別に会社の土地から「フキ」採って(盗って)いったってどうってことないんです。
たかが、「フキ」くらい・・・
でも、列車の運行に支障をきたすくらいの危ない行為がやっぱりダメですよね。
あとは、線路沿いの山菜が健康上にもよくないこともあります。
列車・線路からの鉄粉、強力な除草剤の撒布、枕木から自然に染み出す防腐剤・・・
それらが線路沿いの山菜に影響しないはずがありません。
まあ、自分で食べるのなら「自己責任」で問題ありませんが、近くのある売店で山菜が販売されていると聞きましたが、まさかそこに売られている山菜が線路沿いから採られた(盗られた)ものでない事を願うばかりです・・・