のと鉄道運転士 「のとてつ5828」の乗務日誌

能登半島を走る第三セクター鉄道「のと鉄道」
のとてつ5828運転士の公私の乗務日誌

山菜採り(盗り)

2009-04-26 | インポート

また一つ嫌な時期が来ましたね。

そう、山菜採り(盗り)の時期ですね。

列車を運転していても、線路わきであちこちで見かけますが、私有地内で山菜を採る分には何ら問題はないのですが、よく見るのが「鉄道線路敷地内」に「不法侵入」とし山菜を盗っていくマナーもない方々たちに困っています。

カーブを曲がったら、線路のすぐそばの敷地内で山菜を盗っていて、びっくりした・・・とはこの時期よくあることです。たぶん、その人たちは「山菜採ったくらいいいじゃないか・・・」といわれますが、運転している方にすれば、冷や冷やものなのです。もし、「鉄道線路敷地内」に「不法侵入」していた山菜盗りの人たちを列車でひいたり怪我をさせたら、まずは運転士に「しっかり前を見ていたか?」と警察から言われるのは確実です。「不法侵入」という「犯罪」を犯している「山菜盗り」の人たちの罪よりも、先に問われるのは「運転士」・・・。

列車接触により、怪我をするくらいならまだしも、命を落とす危険性もあるので、くれぐれも「鉄道線路敷地内」での山菜盗りはやめて下さい。・・・といくらこのブログで訴えても、あの山菜盗りの方たちで、このブログ見ている人はいないと思いますが・・・

それと一つ警告。線路沿いで盗った山菜は決して口にしないで下さい。線路沿いは年に数回「除草剤散布車」によって「毒薬?」がまかれています。また枕木にも同様に木の防腐剤がたっぷり「注入」されています。それが雨などで微量ながら確実に地面にしみこんでいっています。線路脇の山菜は間違いなくその「毒薬?」をたっぷり吸い込んだ「山菜」である事をお忘れなく・・・。食べる人の体がどうなってもいいのなら、どうぞ線路脇の山菜を盗って下さい。いつまでも健康な体でありたいのなら、他で山菜を採って下さいね。その時も他人の私有地へ「不法侵入」しての山菜盗りはしないで下さいね。私の畑でも「不法進入」「山菜盗み」があとをたちませんね。こまった「山菜泥棒さん」たちです。


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