野楽里倶楽部 in 那須 ~のらり~

田舎での日々の暮らし・山野草       

ゴミの山

2008-03-16 16:11:02 | 花藍
一番近い河原へクロベイ、ピン、ホクトを連れて散歩に

残り三匹は、炬燵に入って呼んでも出てこない

久しぶりの河原、ヤブカンゾウの芽がところどころで

後は冬枯れ風景


昨年よりさらにゴミは増え
空き缶、空き瓶、タイヤにテレビに冷蔵庫

とくに缶と瓶は山になって捨てられている

20年前位になるのかな?
所かまわず捨てられる自動販売機の空き缶
企業に責任があるとか、デポジット制にするとか
喧々諤々・・・ところがいっの間にか声は小さくなって
そのうちまったく聞こえてこなくなってしまった

日本全国津々浦々
捨てられているゴミを拾い集めたら
焼却処分場も埋めたて地も
お手上げ状態になってしまうから

そこで行政も警察も
なるべく見て見ぬふり・・・なのかな?

里山ガーデン

2008-03-15 22:08:41 | 山野草
昨日お昼ごろから降り出した雨は
夜まで続いた

山も大地もそして私もホッ!

ところが今日はまた朝から風
昼には風は止んだけど
春を通り越して、初夏のような暑さ

せっかくのお湿りもこれではプラス+マイナス=ゼロになってしまう

それでもいじけていたオオイヌフグリがお日様の方を向いて
一斉に咲き出した
帰化植物だけど、しっかりと日本の里山風景の中に溶け込んでいる


そして我が家のワンコたちも一斉にお日様の方を向いて?

う~ん、反対方向むいてるのが・・・



里山ガーデン

2008-03-14 10:11:27 | 花藍
目が覚めると毎日、
風が吹いていて、気分はイライラ、ウンザリ
予報では、明日は全国的に雨
夜空を見上げると、月に虹がかかって空気も重く

明日の朝は久しぶりに雨音が聞けることを期待して

ところが雨音を訊きながらの目覚め・・・と言う訳には行かなかったけど
どんより曇った暗い空、空気も湿気を含み
雨が降るのは間違いなし・・・かな?

カタクリの花芽が二つ上がってきた

早春の花、といえば初めに浮かんでくるのがカタクリとイチゲ
ところが今年はイチゲの姿かたちはまるでなし
毎年咲いてるところを
毎日チェツク、ところが出芽の気配もない
どうしたのイチゲさん?

嫌われ者になってしまった
杉の花
矢板に住んでいたとき、やっぱり杉が大量に花を付け
たわわに花を付けた枝先を折ってきて
ついでにアスナロの枝先も
コトコト煮出してシルクの布切れを染めてみた
淡いオレンジ色に

そこで
風で折れた杉の枝、庭で燃やしながら
ズッシリと花を付けた枝先はよけて
ビワの葉っぱとブレンド
コトコト煮出して
カラムシを染めたら

肌色のような、明るい茶色のような、淡いオレンジのような・・・





懐かしき里山

2008-03-12 18:56:59 | 山野草
先日取材に来た栃の葉書房さんから
3月13日発売の「趣味の山野草」が送られてきた
大特集{懐かしき里山}

季節の花が咲き乱れる庭
虫や鳥たちが集まる庭
おいしいジャムの作れる庭
自然が主体で 人間もちょっとだけ楽しめる・・・そんな
「里山ガーデン」
が作れたらいいな

整地されてなんにもないグランドのような庭
静かに植物の飛込みを待って
周りの河原や畦道の花の種を蒔いて
子供の頃遊んだ懐かしい風景
その一部でも庭に作ってみたい
そして名前は「里山ガーデン」と決めた

あれから6年、植物達はここ数年急速に輝きを失いつつある
いつも木、草からエネルギーを貰って暮らしてきたのに

木や草にに向かってエネルギーをください・・・言えなくなった
そして私も植物と一緒に元気を失って
書き留めていた、移り変わりの記録も滞りがちになって
いつたいどうしたらいいのか・・・家の中で考える時間がおおくなった

初めに掲載されている
懐かしき里山

早春の感動を代弁してくれているような文章が溢れていて
ちょつと切ない気持ちに
楽しい里山の雑木林は
手入れはされず荒れ放題に荒れて・・・

コラム・マイノートで
前回はコシノコバイモ
そして今月号のカイコバイモ
興味深く読ませてもらった
絶滅する崖っぷちまで数が減ってしまった花・・・そうか書かれていた
小さな可愛い提灯のような花
復元作業がライフワークになっているという

サクラソウの自生地を守るために長年取り組んでいる
友人のことが読みながら浮かんできた
埼玉ではやはりサクラソウは絶滅崖っぷち

個人のたゆまぬ努力でかろうじて生き続けている
悲しい現実

これからも人知れず消えていく植物たちを見送らなけばならないのだろう





福寿草

2008-03-09 12:52:29 | 山野草
里山ガーデンの福寿草、満開
我が家より、すこし標高が高いところにある山形記念館
福寿草が見頃かも


昨年は暖冬で花茎が早く伸びてしまったけれど
ちょうど7分咲きくらいかな~


一斉にお日様の方を向いて

振り向いているものなんてだ~れもいない


ひろ~い、広い山縣邸の庭、歩いてみたら

一つだけ、虫に運ばれてきたのかな

いっもイチゲも一緒に咲いているのに
イチゲの姿はどこにもなし
やっぱり水分不足のせいなのかな?




田舎暮らし

2008-03-08 01:20:49 | 人形
田舎暮らしで感じることは
贅沢とはちょっと違う豊かさ

玄関には15キロの大豆が紙の肥料袋に入っておいてある
知人が1年前のだけど十分食べられるからと持ってきてくれた

出荷できない小さなジャガイモも一人で持ち上げるのが大変なぐらいいただいた
黒豆も1昨年と昨年のをいただいた

そして裏の物置には長ネギが・・・これは誰に頂いたのかな?

白菜、大根、季節の頂き物の野菜
一人では食べきれない
そこで我が家のワンコはベジタリアンに・・・
鶏がらのスープを作ってコトコト煮込む
食欲旺盛、ベジタリアンなのになぜか体系はメタボに

我が家の律儀なコッコは寒い冬でも休まずせっせと卵を産んでくれる
毎日4個、
買ってたときには気づかなかったけど
いがいと卵って食べないもんだ・・・

あっというまに溜まってしまう

これから庭中に出てくるセリ、野生の三つ葉
山ウドも年々株は大きくなって

5月に入ると、困るぐらいの竹の子が

杏子、梅、サクランボ、ブルーベリー、ビワ、柚子
せっせと大好きなジュースを作って
おかげで私もメタボ気味・・・

食べ物に囲まれている安心感・・・
お金なんかなくったて大丈夫・・・そんな気分になってくる
そこで怠け者はますます大怠け者へと

里山ガーデン

2008-03-07 21:58:19 | 花藍

咲きそろった福寿草も、お水が欲しいよ~

お水をあげたいけど、ホースが届かない

天気予報では午後から雨か雪
雨が降る日の空気は湿度を含んで重い
でも空気は乾いて雨は降りそうじゃない

いつたい雨が降ったのはいつだったのかな~
大地はパサパサ、カラカラ
湿地ゾーンにみずやり
平地ゾーンにも水をまいてあげたいけれど
地下からくみ上げた貴重な水を庭にまくのも気分は重い

野菜の種を蒔こうと、4トントラックで
土を持ってきてもらったのは確か昨年の3月?
小山が出来て、これを一人で平らにするのは・・・いったいいつになるかな~
時間のあるときに少しずつ

ノロノロとおばさん亀
1年たったらなんとなく畑っぽく
ニワトリ小屋の鶏糞を入れて、精米した後の糠を撒いて
落ち葉や小枝を燃やして・・・
大風のおかげで燃やすものが次から次へ


倒れた竹、杉を引っ張り出して
チェンソーで切って

まだまだ燃やす物は山ほど・・・何時になったら野菜の種が蒔けるのか?




温暖化は進行中

2008-03-06 08:56:10 | 花藍
昨日も一日中吹いていた風は夜になってますます強く
竹林がビュウーゴーと唸り声を上げ始めた

昼間燃やしていた火の後が気になって
また真夜中に見に行くことになった

白くなった灰の下に赤い火種が
ホースを引っ張ってくるのはめんどくさく
側に置いてあったシャベルで土をかけた

友人が先日電話で言っていた
「日本もまるでパタゴニャのようになってきたね」その言葉が浮かんでくる

数年前から気になりだした風
春になっても常に微風が吹き湿潤だつた空気は乾いて
水分をたっぷり含んで咲く早春の花たちからも水分を奪っていく

裏の家との境の生垣も葉っぱを落とし
回復しないまま・・・
簾の様になって来て、その隙間から裏の家が見えるようになってきた

こんもりと茂り、家の明かりも見えなかったのに
初めて暗闇の中で垣根の間から差し込む灯りを目にしたときは

いったいあの灯りは何?・・・

こんもりと茂っていたキンモクセイも
年々葉数はすくなくなって小枝の姿が顕わになってきた

竹林も朝の光も夜の光も透けて見えるようになってきた

友人がほとんどの時間を費やして取り組んできたトラスト地
産廃がやってきて、次々と埋め立てされ
湧水があった小川は緑の藻に覆われ・・・・

全国的に稀少になってる沢トラノオの群生地の上を
圏央道の計画が

工事は近くまでやってきている
「もう止めることは出来ないし
迂回させる場所もないのよ
行政との話し合い、どういった方向に持っていこうか
毎日毎日考えているのよ」

湿地を潰し、山を崩し、雑木林を切り開き

温暖化防止と騒ぎながら
二酸化炭素を十二分に吸わされて
瀕死の状態になっている植物達に感謝するのでなく

息の根を止める行為をし続ける

排出量規制、サミット、温暖化防止勉強会・・・
さてこの次はどんなことを考え出すのかな?



イカル

2008-03-05 20:13:30 | 花藍
鳥のことはあまり知らない私だけれど
それでも、自信をもつて識別できる羽がある

野遊びでふらついている時、時々鳥の死骸や食痕に出会うことがある
そんな時、それが素敵な羽だと、拾ったり、抜いたり

沢の中でコゲラの死骸を見つけたときは
拾い上げて、羽を広げてみたら、白と黒の縞と思っていたのが
可愛いい水玉模様で、感激してきれいに抜いて
さ~て、何に使おうか♪~

雑木林で新しい鳥の死骸を見つけたときは
明るい茶色の美しい羽
大事に持つて帰って、図鑑で調べたらトラツグミ
本当にトラのような縦縞のもようで、う~ん、なるほど、
羽を抜いて、ツグミなら食べられるはず?
犬に焼いてあげようかな~思ったけれど
羽を抜いたら、中身は小さく6匹のイヌでは・・・
結局庭に埋めてあげた

山鳥を裏の雑木林で見つけたときは、
素敵な尾羽を抜いて
前のおじいさんと半分コ
私とおじいさんのお腹に収まった

カケスの羽も何度か拾っている
自信持って識別できる羽の一つ

何度見てもこれはカケスの羽ではない

そこで埼玉へ帰ったついでに
羽を持って友人宅を訪問

友人は長年のバードウオッチャー
鳥の声、飛んでる鳥を双眼鏡で識別する
野鳥が大好きな彼女
間違っても、鳥の羽を抜いたり食べたりなんかしない

手にした羽を見て・・なんだろね?
「オオタカはあんまり小さな鳥は捕まえないから
ムクドリ、ヒヨドリ以上の鳥だよね」

そう訊いて・・・思い出した
裏の雑木の上で大きな明るい声で鳴いている鳥が
あまり聞きなれない声なので、気になって外に出てみた
キィーコ、キィーコ、キコキコと鳴きながら
我が家のメイン・ツリーのキンモクセイに
移動する後姿をチラリと・・・
太い黄色の嘴が印象に残った

そう彼女に告げると
「イルカかな?」図鑑を持ってきた

羽に白班が・・・
疑問は解決したけれど

あんな素敵な声で鳴く鳥がオオタカの餌食となったのか・・・

大風が吹いた日、庭に小さな鳥の死骸が2つ
一羽はスズメ、もう一羽はちょつとピンクがかって
なんだろう?拾い上げようとしたら
一緒にいた知人「鳥インフルエンザかもしれないから、触るの止めな」
言われて、出した手を引っ込めた

もう鳥を拾うことも、食べることも出来ないのか
いやな時代になったもんだ・・・・

それでも気になるピンク色した鳥
エナガ・・・かな?