野楽里倶楽部 in 那須 ~のらり~

田舎での日々の暮らし・山野草       

イカル

2008-03-05 20:13:30 | 花藍
鳥のことはあまり知らない私だけれど
それでも、自信をもつて識別できる羽がある

野遊びでふらついている時、時々鳥の死骸や食痕に出会うことがある
そんな時、それが素敵な羽だと、拾ったり、抜いたり

沢の中でコゲラの死骸を見つけたときは
拾い上げて、羽を広げてみたら、白と黒の縞と思っていたのが
可愛いい水玉模様で、感激してきれいに抜いて
さ~て、何に使おうか♪~

雑木林で新しい鳥の死骸を見つけたときは
明るい茶色の美しい羽
大事に持つて帰って、図鑑で調べたらトラツグミ
本当にトラのような縦縞のもようで、う~ん、なるほど、
羽を抜いて、ツグミなら食べられるはず?
犬に焼いてあげようかな~思ったけれど
羽を抜いたら、中身は小さく6匹のイヌでは・・・
結局庭に埋めてあげた

山鳥を裏の雑木林で見つけたときは、
素敵な尾羽を抜いて
前のおじいさんと半分コ
私とおじいさんのお腹に収まった

カケスの羽も何度か拾っている
自信持って識別できる羽の一つ

何度見てもこれはカケスの羽ではない

そこで埼玉へ帰ったついでに
羽を持って友人宅を訪問

友人は長年のバードウオッチャー
鳥の声、飛んでる鳥を双眼鏡で識別する
野鳥が大好きな彼女
間違っても、鳥の羽を抜いたり食べたりなんかしない

手にした羽を見て・・なんだろね?
「オオタカはあんまり小さな鳥は捕まえないから
ムクドリ、ヒヨドリ以上の鳥だよね」

そう訊いて・・・思い出した
裏の雑木の上で大きな明るい声で鳴いている鳥が
あまり聞きなれない声なので、気になって外に出てみた
キィーコ、キィーコ、キコキコと鳴きながら
我が家のメイン・ツリーのキンモクセイに
移動する後姿をチラリと・・・
太い黄色の嘴が印象に残った

そう彼女に告げると
「イルカかな?」図鑑を持ってきた

羽に白班が・・・
疑問は解決したけれど

あんな素敵な声で鳴く鳥がオオタカの餌食となったのか・・・

大風が吹いた日、庭に小さな鳥の死骸が2つ
一羽はスズメ、もう一羽はちょつとピンクがかって
なんだろう?拾い上げようとしたら
一緒にいた知人「鳥インフルエンザかもしれないから、触るの止めな」
言われて、出した手を引っ込めた

もう鳥を拾うことも、食べることも出来ないのか
いやな時代になったもんだ・・・・

それでも気になるピンク色した鳥
エナガ・・・かな?