野楽里倶楽部 in 那須 ~のらり~

田舎での日々の暮らし・山野草       

人の指図は受けん、

2006-07-26 22:12:12 | 花藍
今日は朝から良い天気、まるで梅雨が明けたよう、おかげで父は5時おき、母が、もっとユックリ寝ているようにと言うと、突然偉そうに、「人の指図は受けん、起きたい時に起きるのだ」おまけに「娘はいつたい、いつまで寝ているのだ」と言って、草取りに出て行ったという、具合の悪い時には「おかさんが頼りだよ」げんきになると「人の指図は受けん」・・・困ったもんだ男とは、1日中の良い天気、結局父につきあって、1日庭で過ごすことになってしまった。「体を動かした後のご飯は旨いな、さて早寝、早起き、朝作り前の一仕事、と昔の人はよく言ったもんだ」と言いながら、7時前に寝室へと消えていった。おかぜで私の仕事は、寝る前の一仕事となってしまう、明日はせめて午前中だけでも雨になってくれないかな~長雨にうんざりしていたはずなのに・・・

サワギキョウ

2006-07-26 21:32:25 | 花藍
昨年、近くの湿地から、挿し芽ように摘んできたサワギキョウ、適当に池の周りに挿しておいた、いったい何本挿したのか?今年は見事に花をつけている。そしてこれもいい加減に、蒔いておいたコオニユリ、消えてしまったのも沢山在るけれど、4年たった今年、1つ、2つと蕾をつけた。何時も散歩や野遊びの途中に、集めたものを、適当に挿したり,蒔いたり、1年たつと忘れてしまうことが多いいけれど、それでも思いがけず芽が出たり、花が咲いたときの喜びは格別、さて今年はカワラナデシコの種を、庭中に蒔いてみようかな~

母の願い

2006-07-26 03:37:00 | 花藍
若くして病に倒れ、その後2度の大たい骨骨折、1度目の時はまだ60代ということもあって、医者に再起不能と言われたにもかかわらず、母の頑張りで、杖をつきながらでも、また歩けるようになった、2度目の骨折の後、歩行器なしでは、歩くことが出来なくなってしまった。車椅子で出掛けることを何度も勧めたが、また歩けるようになれると言って、一歩も外に出ることも無く10年、ベットからながめる景色、それだで終わってしまうのか、そう思って心を痛めていた。ところが勇気を持って、我家へやって来た、85歳と言う高齢、もう歩くことは無理、諦めていた私、でも、もう1度なんとしても歩きたい、母の強い願いを知り、なんとかその願いを叶えてあげたい、そこで1ヶ月、無理をしないで、出来ることから始めることにした。まず歩行器に頼らず、立つこと、2、3分から初め、様子を見ながら時間をふやす。関節を動かすこと、背筋を伸ばして、廊下の往復、15分のマッサージをしながらの足浴、そして2週間、15分も立っていられるようになり、1往復やっとだったのが3往復できるようになり、関節の痛みも取れてきたと言う、足浴の効果は結構すごく、脛の痛みが取れて、2枚はいて寝ていた靴下、素足で寝られるようになった。「1年を目標にがんばろうよ、きっと歩けるようになるから、歩けるようになったら、姉と3人で昔のように温泉にいこうね、そうそう今度はお父さんも入れてあげなくては」母の強い願いは、今は私の願いにもなった。

100歳めざして

2006-07-26 02:25:32 | 花藍
あっと言う間の2週間、今日も朝から強い雨、でも昼ごろには、雨は上がって、父待望の晴れ間、お使いに行こうというのを、せっかく晴れたのだから、まず草刈と言って、庭に出て行く、根こそぎ抜かれても良い場所を、あらかじめ選んでおいた、ところが今日は、根っこを残して上手に刈っている。そのうえ、2時間という時間もきちんと守って、声をかけたらすぐに終わりにした、汗を流しに温泉に行く途中、「お父さん時々頭が変なんだ、というけれど、どんな時変だなと、感じるの」と聞いてみた。すると「それが解かれば、問題ないだろ」とすこぶるまともな答え、「ただとっさの判断ができなくて、何をするにも時間がかかるんだ」
「90近い歳、それはあたりまえ、自分でボケた、頭が変て言うのやめてくれない」そんなたわいないお喋りをしながら・・・温泉に1時間ゆっくり入って、1人で温泉に入れるかなと、初め心配していたが、それも問題なし、「95までがんばるぞ~」「きりがいいとこで、100歳までにしてくれない」