つかの間の雨上がり、さっそく鎌を手に、フラフラ、大事な花を抜かれては、そこで草を抜いてもらう所を、指定して家に入る、時々窓からチェク、ふと気を抜くと、姿が見えない、あわてて外に出て、姿を探すと、鎌を持っていた手は、くま手に変わり、前庭に移動して、小砂利の間に残しておいた、ツボスミレを綺麗に抜いている、「お父さん、どうして頼んでおいたとことを抜かないの」と聞くと「抜きやすいところを、抜きたくなるんだよ」・・・うん、確かに、私が頼んだ所は、膝丈まで伸びた草むら、小砂利の中に点々とある、スミレのほうが抜きやすい、抜きやすい草取りが大好き?となると、せっかく手間隙かけて残した花、皆、抜きやすそう・・・長雨にはうんざり、でも雨が上がったら・・・サー大変・・・
昨日は朝から日差しが強く、数時間の夏、でも昼過ぎには、またいつもの厚い雲におおわれて、いまにも雨が降ってきそう、そんな中、友人が山ユリ摘みにやってきた。久しぶりの裏山行き、里山ガーデンのユリは、雨にもかかわらず、けっこう見事に咲いている。ところが標高7,800メートルの所では、葉っぱも花も、とても痛んで、精気が無い、栃木に住み始めた9年前、田圃の畦や、林縁で、夏になると、見事にヤマユリが咲き誇り、背負い篭を肩に、山ユリ摘みをして歩き、家の中は山ユの香りで溢れ・・・これも遠い昔の思い出・・・なってしまうのかな?