甲斐さんが、東京公演初日の２日前に
「『COVERS』の収録をしたばかり…そんな状態で今日です(笑)」とおっしゃって
今後の展開に関する新たな情報を色々と披露なさったみたいですが
もちろん、ツアー初日からずっと話されている「鉄板ネタ」もあったそうで
例えば…「今年は、東京だけじゃなく、大阪でもディナーショーをやる」という話題では
「去年、試しにディナーショーをやってみたら
１曲目の『感触』から、ナンか客が揺れてて…すごい弾けてて…
途中でスタッフに訊いたら『スイマセン！(ディナータイムが)飲み放題だったんです』って…(笑)
甲斐バンドのファンに飲み放題はダメだろ！(笑)
日本酒からビール、ワイン…色んな種類が揃ってたらしくて…
大阪は、２種類くらいに限定しないと…(笑)
イヤ、東京でさえ、あんなに陽気だったのに、大阪なんて…ねぇ？(笑)
ビール２杯まで！焼酎２杯まで！って制限しないと…(笑)
昔、東大阪で大変なことがあったんで…(笑)
『東京の冷たい壁にもたれて』は良いけど『大阪の冷たい壁』はヤだなあ…
ちっちゃな花園になりそうだもんね？(笑)
ステージに出て行って、収拾つかなくなってたら、僕、帰りますから！(笑)」
…と、若干？膨らませ気味に進化した？感じで話されたそうで(笑)
しかも…「大阪」や「花園」というフレーズを口になさるたびに
「こっち見て笑うの、ヤメて貰っていいですか？」と奥さん(笑)
この日は、花園ラグビー場のある東大阪市在住の甲斐友さんが欠席で
他に関西人が見当たらなくていらしたのか？「私にお鉢が回って来た」とブツブツ…(笑)
まあ、本人にすれば、花園の３列目ど真ん中という夢のような席を味わえたのは１曲だけで
あとは訳も判らないまま、もみくちゃにされて、ようやく落ち着いたと思ったら
かなり後方の見切れ席にいて、遠い甲斐さんを眺める羽目になったという恨みが残ってる訳で(苦笑)
「収拾がつかなくなったのは私のせいじゃない！」と心の中で声を大にしたんだとか…(笑)
甲斐さんが、横浜公演のＭＣで「(コロナ禍の中で)赤レンガ倉庫でライブをやったことは
まあ、意味があったと思う…僕は、ＤＶＤとかにして初めてそれを確認するんですけど
花園をやったのは意味があったのか？判りません(笑)」とおっしゃった時にも
「それを踏み台にして『BIG GIG』やったんじゃないの？(笑)」と口答えしていたらしい(笑)
ともあれ、ディナーショーの話は続き…
「俺はまだ許可してないからね」という甲斐さんの言葉に
「ええーっ!?」と反応したのは、初日２ndステージで
さっきまで奥さんが座っていた「砂かぶり」席にいた甲斐友さんで(笑)
甲斐さんから「バカか!?『飲み放題』を許可してないって言ったんだよ！話ちゃんと聞いてる？
ディナーショーはやるに決まってるんだから」とピンポイントでツッコまれ(笑)
「スイマセン！スイマセン！」という風に頭を下げる姿に
「あの席でのＭＣタイムは要注意だな(笑)」と思っていたそうです(笑)
あとは、もちろん「ＭＬＢでは誰もマスクしてない」から始まる
「マスクしてたら歌ってもいいんじゃないか？
夏から秋にかけて、もうそういう風にして行かないとダメだろうと
今、ＡＣＰＣに働きかけてる」…の話題も登場
「日本は『マスクなしでいい』ってなっても、反対する人も出て来るだろうし
ナカナカ難しいんじゃないかと…でも、そこがいいんだけどね
中国や北朝鮮は、式典とかで何万人が集まったりして
そのあと、170万人とかね、感染者が激増したりしてるし…
まあ、日本はそんなに人が集まることないけど(笑)
僕なんか、４人集まっても『４人かあ…』って思う(笑)」…って
「食事をする時は３人までって決めてる」んですもんね？(笑)
「メジャーは、ホンットに誰もマスクしてないもんね、ナンなんでしょうね？
『ちっちゃいことは気にすんな！ワカチコ！ワカチコ！』みたいな…(笑)」と
大阪公演でも、錦鯉・長谷川さん風の「こん、にちわ～！」よりウケたという(笑)
ゆってぃさんのギャグが、身振り付きで(笑)再登場したみたいですが
アメリカの「マスク着用」は強制というか、国の「命令」だったため
それを解除するということは「しなくていい」っていう
いわば「するか」「しないか」の二択だったのに対し
日本は「マスクした方がいいですよ～」的な「お願い」の範疇に留まっていたので
その解除に関しても、結局は個人の判断に委ねるという形になるんじゃないかと…？(苦笑)
そうそう！「僕、今、大谷(翔平選手)を観るために起きて
夕方は、コロナのニュース観て、感染者数とかチェックして
夜は、ウクライナ情勢…詳細に知りたい…事情通になりたいんで…(笑)」と甲斐さん
我が家の住人は、正確な言葉を記憶してなかったんだけど
それは、甲斐さんが「今は、自分の愛する人、自分を愛してくれる人たちと
どう生きて行くか？ってことを確認する時」といった内容のことを口にされた時に
これが、コロナ禍やウクライナ情勢を通して、お感じになったことを要約した言葉であり
そこから、自然に浮上して来た曲が、今ツアーのセトリになったんじゃないか？と考えていたかららしい
それはともかく…観客が四重人格になった(笑)
「ブルー・シティ」の興奮冷めやらぬ内にメンバー紹介が始まり
「Ｗベース、木村将之！」「フィドル、山田拓斗！(…東京では名前イジリはナシ)」
…とコールなさったあと、次の曲の準備？にかかられる甲斐さん(笑)
「えっ!?」…と、声にならない客席の空気に「あっ！」という感じで
マイクに近寄られ「ギター、鈴木健太！」のコール(笑)
その甲斐さんのメッセージが込められた「レッド・スター」は
東京公演２日目２ndステージで、甲斐さんが下手側をチラッと振り返られ
「また、イヤモニ不調!?」と思ったら…って、前日に「上げて！上げて！」と
手のひらで合図なさるシーンを見かけていたらしく…演奏を止められ
山田さんの方をご覧になって「フィドルが不安定だったから」とおっしゃったそうですが
奥さんは、その途端に山田さんのお顔が強張るのを目にして
「ちっちゃいことは気にすんな！ワカチコ！ワカチコ！(笑)」と念を送ったんだとか…(笑)
実際、その「レッド・スター」のあと、本編ラスト曲の「風の中の火のように」で
甲斐さんは、１番と２番の歌詞が入れ替わったまま歌われたみたいだし(笑)
アンコールの２曲目「八日目の朝」では、鈴木さんのバンジョーに何か引っかかられたのか？
鈴木さんの方をご覧になって演奏をお止めになった…と思いきや
木村さんのカウントのタイミングが早かったようで、仕切り直しになったらしいし…(笑)
もっとも、奥さんは「風の中の火のように」の序盤からパラパラと起こっていた
ビミョーな手拍子に「うーん…」となりながら
いつもの、照明が明るくなるタイミングで、バンザイ状態になると
「ギター弾きながら、こっちを見て甲斐さんがニヤリって笑った(笑)」(…と主張(笑))とゴキゲン(笑)
アンコール１曲目の「汽笛の響き」は、もちろん大いに盛り上がり
手が腫れ上がるほど手拍子していたトコへ、甲斐さんが近づいて来られ、魂を飛ばし(笑)…って
甲斐さんご自身は「こんなに盛り上がるのが、松藤の曲って…」と苦笑いなさったそうだけど(笑)
続く「八日目の朝」でも目いっぱい暴れて(笑)
…って、メンバー紹介の埋め合わせかどうかはさておき(笑)
この時以降、ずっと「八日目の朝」が終わると
「バンジョー、鈴木健太！」とコールなさっていたらしい(笑)
そして…「前から思ってたんですけど
日曜日の夜７時半からのライブに来る人って、不良ですよね(笑)」とか
「ビルボードって、独特のぬくもりがあるんで…
赤レンガ倉庫が延期になって、甲斐バンドで２回やったけど、やっぱり、このメンバーでね…
しばらくやってないと、ビルボード恋しや！って感じになる(笑)
最初は(客席が)近くて、ヤだなあ…って思ってたんですけど…(笑)」のトークも挟まれ
大トリの「目線を上げて」の途中で、ご開帳となった時に
思わず沸き起こる拍手にニンマリなさっていたみたいですが(笑)
ただ、横浜公演から、甲斐さんが大サビの「♪君のすべてと繋がること♪」の
「こと」の部分を下げて歌われるようになったらしく
奥さんは「『GUTS』方式かあ…」と少し残念がってました(苦笑)
その代わり…と言ってはナンだけど、最後の両手上げは、本格的に封印なさったらしく？
片手ずつ交互に上げていらっしゃる内に、両手を上げそうになられた際には
片手をさりげなく横に開いておられたんだとか…(笑)
甲斐さんも「ワカメダンス」は苦手でいらしたのかなあと…？(笑)
メンバー全員での「ご挨拶」のあと、甲斐さんが、メンバーお一人ずつとなさる肘タッチが
横浜公演での「中学生の小突き合い(笑)」から
息を詰め、キッチリと正しい位置にハンコを押す「調印式」みたいに変わっていたそうで(笑)
特に、山田さんの生真面目な表情に、クスクス笑いの奥さん(笑)
まあ、それもこれも「去年、東京でブチ切れた！」話もなく
甲斐さんが楽しそうになさっていたことで、ホッとしたからでしょうね(笑)
もっとも、今ツアーは、例年通りに全13曲となっているにも関わらず
ツアー初日から「ええーっ、もう終わり!?」といった物足りなさというか
「もっと！もっと！」といった気持ちにはならなかったらしく
「とっても満たされた気持ちで会場をあとに出来る」ということとも関係あるかも知れません
