ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ(9/10)その2

2017-09-30 14:50:00 | メディア
上柳さんから「コンサートで、この順でやりますっての最初に発表して
それをCDで並べて、いざまた当日迎えて…
9月の23日、戸田市文化会館から甲斐バンドツアー始まりますけど
これ、結構なプレッシャーですよね?」と訊かれて

甲斐さんは「むちゃくちゃリスク高いですよね
だから、ベストアルバムとしてのクオリティ、完成度も高くないといけないんだけど
そろそろ、ツアーのリハーサルって時に
やっぱ、この曲順じゃなかったかなあ…っていうこともある訳じゃないですか

だから、ホントに緊迫して、2ヶ月くらい考えて
あまりに息苦しくなったんで、オアフに10日間逃げるっていう…(笑)
それで、オアフのジンロクの片隅で、そっと酒飲んでましたよ」と話され

「このこと、いったん置いたんですか?それとも…?」という質問には
「イヤ、置いた、置いた
でも、戻って来る頃には、腹決まってたんで…」とお答えになると

鶴瓶師匠が「それでも、帰りのやな、9時間くらいでまたな
ナンか、もう、これ違うなって…」と
やはり頭のどこかで仕事のことを考えてしまうのではないか?
…と、おっしゃったことから、オフの過ごし方の話へ…

「イヤ、それは全く考えないようにした、そこまでは…
日本に戻って来て考えるようにした」という甲斐さんに
「ちょっと稽古もしたなんの(したくなるのと)違うの?
ギターも弾きたがってってなるやんか、10日間の間に…」と師匠

でも、甲斐さんは「イヤイヤ、とにかく戻って来て…
リラックスした10日間を送っといて…
(「楽器持って行かなかった?」という声に)
それは持って行かない、何もしない
もう、一切考えなかった、それ…
ホントに、毎日プール浸かって、文庫本持って行って
水に浸かりながら読むっていう…みたいなことをしてて…」
…と、いつもの「完全スイッチオフ」ぶりを披露なさってました(笑)

そういえば、以前にkainatsuさんが
ご自身の撮られた写真を栞にして、CDの封入特典になさったことがあったけど
その中の1枚に、宮古島のビーチに座って、腰まで水に浸かられ
本を読んでおられる甲斐さんの後ろ姿を撮されたものが…(笑)

ボクは、師匠と同じで、何か気になる案件がある時は
休みの日でも、片付いてない夏休みの宿題が気になるような性分なんですが
「夏休みの宿題は、9月になってから提出日の早い順にやる(笑)」奥さんは
40日間、ひたすら本を読み続けるという
スイッチの切り替えが出来るみたいです(笑)

それはさておき…「何人で行ったの?家族で行ったの?」という師匠に
「イヤ、2人で…カミさんと…」と甲斐さん
師匠が「俺らのこの年なったら、カミさんと2人やねんて」とおっしゃると
「すごいメチャクチャ良いよね」
「これが判るのはすごいね」と、お二人で
まだ小さなお子さんがおられるらしい上柳さんに説明なさってたんだけど

子供がいない我が家の家族旅行は、常に2人だけなので
お子さんが独立なさった後に、また夫婦2人で旅行することの楽しさが
イマイチよくワカリマセン(苦笑)

でも、甲斐さんは、いわゆる「川の字思想」の持ち主ではないようで
「まず夫婦ありき」とか「好きな人との間に出来た子供」といった風に
ご夫妻だけでお出かけになったり
家族旅行でも、お子さん達はエコノミークラスにお乗せになったりと
欧米的な考えをなさってたみたいだし
そういう意味では、熟年離婚には程遠い方でしょうね?(笑)

ともあれ…「それで、行きがけ…最近そうなんだけど
まあ、6月もNYとワシントンDC行ってて…ってしてるんですけど
(「それもカミさんと2人で?」と師匠)それはまた別の連れもいて…

それで、U2を観に行ったの、ワシントンDCに…
僕、そういうの色々あったんですけど
だから、その…とにかく、行く飛行機全て、映画を全部、ずっと観てるっていう…
ずっと映画観ながら、そいで、その日着くじゃないですか
夕方まで、一切寝ないで…そうすると、時差がなくなるのね」と甲斐さん

「NY(まで)キツイやろ?」とおっしゃる師匠に
「そんなことない、5本くらい観てた
ただね、飛行機の中でね、あの…ナンだっけ?
『この世界の片隅に』だけはダメだと思った
あの呉弁が…最初の20分が、呉弁が全く頭に入って来ないっていう…(笑)
ザワザワしてるからね」と話されると

「俺もあれ観たわ『君の名は』」と師匠の合いの手が入り
「ああ、観た観た!あれは飛行機の中で観るものだね」と…(笑)
ただ「同じようなこと、やってんねんやんか」との言葉に
上柳さんが「でも、鶴瓶さんは、仕事モードは緩やかだけど、一応持って行き
甲斐さんは、全く考えない」とマトメられると

「仕事モードにしとかないと…っていうか
あの人(鶴瓶師匠は)マンツーマンじゃないですか
僕らと、そこ違うんですよ」と甲斐さん
師匠が「(俺は)自分だけやもんね
(でも甲斐さんは)ココは、編曲こんなんしようとかね
(バンドのことも考えないといけない)」と違いを口にされると

「何かの折りに、すぐそう考えるクセがある…ずっと、ついてるでしょ?
(「占い師なの?俺の…(笑)」と師匠の声)
もう慣れたけど、作詞作曲もそれにちょっと近いのよ
だから、ずーっとスイッチ入れてる時は作る、曲を…
そういうの、かなり一緒なんですよ」と…
作り手としての感覚は似ておられるようですね

この話で師匠が思い出されたのが、三枝師匠から振られた落語のネタで
「かなしみをありがとう」と「湯けむり」という2本の創作落語の内
どちらにしようか?と悩まれたそうですが
甲斐さんは、その内容をお聴きになる前に
「『かなしみ』の漢字はどの漢字?」と、作詞をなさる方らしい質問
どうやら「悲しみ」の方だったみたいで
「哀しみ」じゃなかったのが残念なご様子でした
でも、江國さんが書かれた【かなしみがすきとおるまで】は
「タイトルが全部ひらがななんだよね」と絶賛なさってましたよね?(笑)

その「『湯けむり』は、完全に不倫の話やねん
これ、ちょっと問題あるんじゃないかって…(笑)」と師匠
甲斐さんが「長い長あーい昔からの不倫の話ですね
10年くらいは続いてる…(笑)」とおっしゃると
師匠も「『お前に合うねん』って、持って来よった(笑)」と返され、甲斐さん爆笑(笑)

マレーシア出張と偽って、愛人と湯布院にいた男性が
その宿で、自分の妻が「泊まり掛けで相談にのるつもりだ」と話していた
当の女友達を見かけて…といった内容に
甲斐さんは「そんなヤヤこしい話、自分でせえよね(笑)
余計なこと、人に振るな!(笑)」と妙な関西弁でツッコまれ(笑)
師匠は「お前に合うからって
結局、自分におうてた(合ってた)んやけどね(笑)」と落とされてました(笑)
コメント
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