ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

やっと明けたかな?その2

2017-01-09 11:42:04 | 日記
年明け早々の2日に、去年放送された
「歌え若者〜ラジオから生まれた音楽たち」の完全版があったんですが

甲斐さんへのインタビュー部分に関しては
「ハッピー・フォーク・コンテスト」で優勝された後
「フツーにしとけばいいものを、更に悠々と引き揚げて来て」

楽屋に置かれたグランドピアノの上で
「事前の打ち合わせ通り(笑)」賞金を分配なさってるのを
岸川さんに見咎められて「本気で怒られました(笑)
生涯であんな怒られたことない(笑)

僕ね、みんなの前だから、正座させられなかっただけで
後ろから首絞められたんですよ!
[お前、何してんだ!]って、グゥーッて絞められて
[イヤイヤイヤ…]って(笑)」と、若干?ロングバージョンになっていて

その後に、お泊まりになった中野サンプラザで「色んな悪さして(笑)
ドアを開けて、ベッドを出して繋げて
飛び込み前転とかやってた(笑)」と話されてたんですが

「カップヌードル事件」については触れられず…(笑)
もしかしたら、甲斐さんはお話しになったのが
完全版でもカットされたのかも知れませんね(笑)

「さすがにフロントから全部、翌日聞いたみたいで
多分、うんざりしたんでしょうね(笑)
文句は言われなかったんだけど
[プロになるんだからチャンとしような]って言われました(笑)」と甲斐さん

でも「カップヌードル事件」に関しては
岸川さんが、ホテル側に謝罪と弁償をなさったんですよね?(笑)

2006年の夏に癌が発見され、ホスピスに入られた岸川さんが
ご家族に「絶対に他言するな」と命じられ

毎日、携帯電話の着信とメールの確認はなさっていたものの
「言葉を発することが困難になっていたのか
それとも、弱々しい声を聞かせたくなかったのか」

電話に出られることはなかったそうですが
「亡くなる3日前まで、携帯を手放すことはなかった」という話を聴いて

甲斐さんが、岸川さんの携帯の留守電に
「岸川さん、元気?ちょっと夢を見ちゃったんだよね。またかけるよ」と
メッセージを残されたことを喜ばれて

ご家族に「聞くか?」とおっしゃって
何度もお聞かせになったことを思い出しました

お嬢さんが「新番組が始まる時と最後だけ、母の感想を聞く」
「家にいない人だった(笑)」と話され
奥様が「(外で)どういう付き合いしとったんかと思う」とおっしゃる岸川さん

「何度も話を聞かされていた甲斐さんにだけは」と
岸川さんが入院されていることを「知らせておきたい」と思われたほど
甲斐さんを気にかけられ、お名前を口になさっていたんでしょうね

今回の放送では、岸川さんのお墓が
妙安寺ファミリーバンドの門田一郎さんのご実家である
妙安寺に建立されたことにも触れられてましたけど

門田さんは「(バンドのデビュー話が流れてしまった)そんなことより
岸川さんから本気で応援して貰ったこと
その後も岸川さんと親しくお付き合いさせて頂いたことの方が嬉しい

(お墓についても)最後の最後まで切っても切れない岸川さんとの縁を
私は大切に心の中にしまっている」と記されてます

岸川さんのお墓に刻まれているという「風」の字は
岸川さんご自身を表す字として選ばれたんだと思われますが

甲斐さんが今でも「本当に名曲だった」とおっしゃる
妙安寺ファミリーバンドの曲も【風】なんですよね

西日本シティ銀行が発行している冊子のインタビューで
岸川さんが「(ビッグ4に)共通なことは
詩も作る、曲も作る、そして歌が上手い

僕は、西南のグリークラブにいたからでしょう
ボーカルを重視してしまう
詩や曲が良くてもボーカルが弱かったらダメです

彼らはボーカリストとしても一流ですからね」と話されていて
門田さんのことを可愛がっておられたのも同じ理由なのかなあと…

同じインタビューで「ビッグ4」それぞれについての話が進み
「四男坊の甲斐よしひろさんは?」と訊かれた岸川さん

「ボーカルの第一人者ですね
透明とハスキーな錆びた声の中間で、独特の音声です」
「チャーミングな声で」と褒めておられたのに

司会の方が「セクシーボーカル。スタイリストで」と相槌を打たれると
「彼がですか(笑)」と…(笑)

そういえば、甲斐バンドのデビュー当時
業界向けに配られたパンフレットに
岸川さんの推薦メッセージが掲載されたらしいんだけど

その中にも「コンサートを開くと超満員になる
それも女性9に男性1の割合で、圧倒的に女性が多い

番組に出演すると予告すると、有名タレント並みに
問い合わせの電話がかかって来る

本当に出演するのか、何時頃局に入るのかといった具合で
福岡ではそれはもう人気者」と記された後
「どこにそんな魅力があるのか」と…(笑)

でも、その続きには「彼の仕草がヤンチャ坊的で、甘えん坊に見えて
放っておいたら、どこかへ行ってしまいそうで
彼のために何かしてやりたい、してやらなければ

表現が難しいが、そんな魅力を持った青年である」とおっしゃっていて
ナンだか奥さんと共通するような気が…(笑)

「MY NAME IS KAI」の映像の中で
甲斐さんをスタジオに迎え入れられた岸川さんがとてもにこやかで
でも、お二人とも言葉少なく、ただ並んでおられるのを見て

「それだけで充分なんだな」と
父親の元に帰省した息子みたいな感じがしました
コメント
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