ホントはメディアージュの話の後に
映画繋がりで、こちらを書こうとしてたんですよねぇ(笑)
年末のセイヤングで、甲斐さんが『明日なき房総(笑)』に行かれ
タクシー運転手を演じられた話をなさった際に
『殿山泰司みたいな気分で、三文役者の悲哀を感じながら…(笑)』と、おっしゃって
松藤さんから『それ出すか!?(笑)』と突っ込まれていらしたんだけど
この某雑誌に連載されてた映画コラムにも
『三文役者』が取り上げられてました♪
甲斐さんが上京なさって最初にご覧になった
浅川マキさんのコンサートの会場で
殿山泰司さんが斜め前の席に座られたそうで
松藤さんと目で合図を交わしながら『おしゃれな人だなぁ』と
目の前の『東京の人』をホレボレと眺めておられたという
最初の、それでいてある種オレの中の決定的な
『東京』の印象だったような気がすると甲斐さん
その後、22、23歳の若僧が
『そば屋と寿司屋だけは自分の行きつけを持たなきゃあな』と
イキがって通いまくったのも、その辺りから来てる…んだとか(笑)
今もずっと同じことおっしゃってますもんね(笑)
殿山さんの著書を読まれていたので、あまり期待せずに(苦笑)
完全な寝不足で、いつ気絶してもおかしくない状態で
『三文役者』の試写に行かれたら(汗)
『トンデモナイマチガイデシタ』と大絶賛(笑)
仕事にアブレた昼下がり、ミステリーを読みつつ
ゴロ寝の三文役者がつぶやく
『役者は電話を待ってるのが商売だけんど
電話を待っていることはつらいですなあ』と。胸に沁みいる
ジャズとミステリーと女と酒を愛した名エッセイストであり
タフな役者だった殿山泰司。享年73歳
ずっとお慕い申しておりました…と書かれてます
俳優デビューなさった甲斐さんが(笑)
『役者は待つことが仕事』だから自分には向いてないと言われたのは
この殿山さんの言葉があったからかも知れませんね
甲斐さんが『やっぱ役者は声だなぁとホレボレした』
主演の竹中直人さんとの対談では…
殿山さんと２度共演なさったという竹中さんが
『あぁ～、なんだぁ～』と殿山さん独特の嗄れた声を真似されたらしいんだけど
残念ながら紙面ではワカリマセン(笑)
でも『役者が声』なら、甲斐さんも…？(笑)
新藤監督から『竹中君で向上心のない男がやりたいんだよ』と言われたと竹中さん(笑)
甲斐さんいわく…上手いですね、口説くの(笑)
『そりゃ是非やらせて下さい！』とおっしゃった後に
殿山さんを演ることをお聞きになったらしい(笑)
当時、新藤監督は88歳で
スタッフの皆さんも『おじいちゃん』だったそうで
９時10時に始まった撮影が、15時16時には終わってしまったり(笑)
メイクさんの手がブルブル震えていらしたり(笑)
カメラマンの方が監督より先に
『カット』をかけてカメラを下ろしてしまわれ(笑)
監督が『カットをかけるのは、この私だ！』と怒られたり(爆)
…って、スゴイ現場ですよね(笑)
竹中さんは『仕事が来れば何でもやる』主義だそうで
後で『あ～やんなきゃ良かった』と思うことや(笑)
『もう二度とやりたくない！』と思った監督でも
『またやろう』と言われると一応(笑)行って
『やっぱダメじゃねーかよ』と帰って来ることがある(笑)と話されると
『僕、ものすごい(仕事を)選ぶんですよ』と甲斐さん
いや、最初は選んでるのかなって思ってたんですけど
どうも選んでるんじゃなくて
やりたくないんじゃないかと…とおっしゃってます(笑)
『大河ドラマに出て、皆に認められたら
全部終わっちゃいそうな気がする』から
『また、とんでもない仕事しちゃったよっていうのが良いな』と竹中さん
甲斐さんは『自分を解体する』という点では同じだと話され
『引っ張らないところが良いんですね
青いなって自分でよく思うんですけど
僕、わりと引っ張るんですよ』
でも、竹中さんは舞台で『自分の身をさらして恥をかいていないと…』と言われ
甲斐さんはステージで『てめえをさらしてないとダメですよね
その人印というのがないと…』と共感される部分が多いみたいで
殿山さんの『白昼の襲撃』の話で盛り上がり
竹中さんが『高橋紀子がいやらしくて良かった』とおっしゃると
甲斐さんいわく…僕も好きでした
結婚するなら、ああいう人が良いってずっと思ってましたから(笑)
…って、昔からちょっとハーフっぽいお顔がお好きなんですね(笑)
ちなみに、ボクは新藤監督の奥様が大好きでした♪
余談ですが…
お二人共、加山雄三さんのトリビュート・アルバムに参加されてましたけど
竹中さんは『加山さんって、人の話聞かないんですよ』(笑)と話され
甲斐さんは『スマ・スマ』の収録現場に加山さんご本人が来られて
名前入りのテレキャスをプレゼントされたことに
『この人、自分のスゴさ判ってない』と驚かれたそうです(笑)
映画繋がりで、こちらを書こうとしてたんですよねぇ(笑)
年末のセイヤングで、甲斐さんが『明日なき房総(笑)』に行かれ
タクシー運転手を演じられた話をなさった際に
『殿山泰司みたいな気分で、三文役者の悲哀を感じながら…(笑)』と、おっしゃって
松藤さんから『それ出すか!?(笑)』と突っ込まれていらしたんだけど
この某雑誌に連載されてた映画コラムにも
『三文役者』が取り上げられてました♪
甲斐さんが上京なさって最初にご覧になった
浅川マキさんのコンサートの会場で
殿山泰司さんが斜め前の席に座られたそうで
松藤さんと目で合図を交わしながら『おしゃれな人だなぁ』と
目の前の『東京の人』をホレボレと眺めておられたという
最初の、それでいてある種オレの中の決定的な
『東京』の印象だったような気がすると甲斐さん
その後、22、23歳の若僧が
『そば屋と寿司屋だけは自分の行きつけを持たなきゃあな』と
イキがって通いまくったのも、その辺りから来てる…んだとか(笑)
今もずっと同じことおっしゃってますもんね(笑)
殿山さんの著書を読まれていたので、あまり期待せずに(苦笑)
完全な寝不足で、いつ気絶してもおかしくない状態で
『三文役者』の試写に行かれたら(汗)
『トンデモナイマチガイデシタ』と大絶賛(笑)
仕事にアブレた昼下がり、ミステリーを読みつつ
ゴロ寝の三文役者がつぶやく
『役者は電話を待ってるのが商売だけんど
電話を待っていることはつらいですなあ』と。胸に沁みいる
ジャズとミステリーと女と酒を愛した名エッセイストであり
タフな役者だった殿山泰司。享年73歳
ずっとお慕い申しておりました…と書かれてます
俳優デビューなさった甲斐さんが(笑)
『役者は待つことが仕事』だから自分には向いてないと言われたのは
この殿山さんの言葉があったからかも知れませんね
甲斐さんが『やっぱ役者は声だなぁとホレボレした』
主演の竹中直人さんとの対談では…
殿山さんと２度共演なさったという竹中さんが
『あぁ～、なんだぁ～』と殿山さん独特の嗄れた声を真似されたらしいんだけど
残念ながら紙面ではワカリマセン(笑)
でも『役者が声』なら、甲斐さんも…？(笑)
新藤監督から『竹中君で向上心のない男がやりたいんだよ』と言われたと竹中さん(笑)
甲斐さんいわく…上手いですね、口説くの(笑)
『そりゃ是非やらせて下さい！』とおっしゃった後に
殿山さんを演ることをお聞きになったらしい(笑)
当時、新藤監督は88歳で
スタッフの皆さんも『おじいちゃん』だったそうで
９時10時に始まった撮影が、15時16時には終わってしまったり(笑)
メイクさんの手がブルブル震えていらしたり(笑)
カメラマンの方が監督より先に
『カット』をかけてカメラを下ろしてしまわれ(笑)
監督が『カットをかけるのは、この私だ！』と怒られたり(爆)
…って、スゴイ現場ですよね(笑)
竹中さんは『仕事が来れば何でもやる』主義だそうで
後で『あ～やんなきゃ良かった』と思うことや(笑)
『もう二度とやりたくない！』と思った監督でも
『またやろう』と言われると一応(笑)行って
『やっぱダメじゃねーかよ』と帰って来ることがある(笑)と話されると
『僕、ものすごい(仕事を)選ぶんですよ』と甲斐さん
いや、最初は選んでるのかなって思ってたんですけど
どうも選んでるんじゃなくて
やりたくないんじゃないかと…とおっしゃってます(笑)
『大河ドラマに出て、皆に認められたら
全部終わっちゃいそうな気がする』から
『また、とんでもない仕事しちゃったよっていうのが良いな』と竹中さん
甲斐さんは『自分を解体する』という点では同じだと話され
『引っ張らないところが良いんですね
青いなって自分でよく思うんですけど
僕、わりと引っ張るんですよ』
でも、竹中さんは舞台で『自分の身をさらして恥をかいていないと…』と言われ
甲斐さんはステージで『てめえをさらしてないとダメですよね
その人印というのがないと…』と共感される部分が多いみたいで
殿山さんの『白昼の襲撃』の話で盛り上がり
竹中さんが『高橋紀子がいやらしくて良かった』とおっしゃると
甲斐さんいわく…僕も好きでした
結婚するなら、ああいう人が良いってずっと思ってましたから(笑)
…って、昔からちょっとハーフっぽいお顔がお好きなんですね(笑)
ちなみに、ボクは新藤監督の奥様が大好きでした♪
余談ですが…
お二人共、加山雄三さんのトリビュート・アルバムに参加されてましたけど
竹中さんは『加山さんって、人の話聞かないんですよ』(笑)と話され
甲斐さんは『スマ・スマ』の収録現場に加山さんご本人が来られて
名前入りのテレキャスをプレゼントされたことに
『この人、自分のスゴさ判ってない』と驚かれたそうです(笑)
