ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

シネマ・メディアージュ4

2015-03-04 20:05:51 | メディア
『オヤジと冷たい娘』→『ギクシャクした父娘と義理の息子』…と来て
オムニバス短編映画3作目は
長澤雅彦監督の『この柔らかい世界』

『母と娘とその娘』という三世代に渡る虐待の連鎖…
現実の世界にも存在する重いテーマを
ショート・ムービーでどう着地させるのか?興味があったと奥さん

小説でも『短編』は、長編とは違う力量…
アイデア勝負だったり、キレのある落とし方だったり…がないと
読後に余韻を残すことが出来ないそうですが

細かい説明抜きの『監禁』シーンから、胸が痛む展開へと進み…
ラストシーンの松田美由紀さんのセリフ
『いつでも会いにおいで』に救われたんだとか…

それにしても、夜のお姉さま方に絶大な人気があった【そばかすの天使】(笑)

その『あたしを捨てて行っちまったあんた』を
『母親』にするって発想がスゴイですね(笑)

奥さんによると…
前の2作は、甲斐さんが書かれた歌詞通りではないものの
ある意味『直球』だとしたら

この作品は『チェンジアップ』で
次の『熱海少年探偵団』は『ピンボール』だという(爆)

橋本ー監督が、舞台挨拶の際に
『脊髄で撮った(笑)』とおっしゃってたみたいで

ストーリーを追って、意味を考えながら観るのではなく
シュール・レアリズムの絵を見るみたいに『感じる』ものなんだとか…
そういう点では、一番ショート・ムービーらしい作品なのかな?

サスペンスかと思えば、ホラーに
ホラーかと思えば、バイオレンスへと場面が変貌して行き

山田瑛瑠くんの歌う天使のように清らかな【漂泊者】は
甲斐さんより上手かったと奥さん(笑)
…って、どんなアウトローなんだ!?(笑)

でも…ボクは奥さんと違って『血』に弱いので(汗)
この2作品は苦手かも知れないと言うと

奥さんいわく…
あっ!『オヤジファイト』も手ぶれ感がある映像だよ
…って、それもちょっとキツイかなあ(苦笑)

ともあれ、最後の作品は
『巨匠』青山真治監督の『ヤキマ・カナットによろしく』

『甲斐よしひろ・銀幕デビュー』(笑)とネット・ニュースで流れた際
青山監督、主演の光石研さんと共に甲斐さんが写っておられた写真を見て

もしかして…と思ったものの
よく似たバーはいっぱいあるだろうし…と奥さん
でも、映画が始まって『やっぱり』あのバーだったそうだ♪

それはさておき…
『誰にも知られたくない過去を背負うスタントマンのジョー』こと光石さんが
北九州弁で独り語りをなさるらしいんだけど

奥さんは、このDVDが届いたら
絶対セリフを覚えるくらい見倒すだろうと…(笑)賭けてもいいです(爆)
ほとんど『語学教材』と同じ扱いでしょうね(笑)

『組織の男がバーに現れ』
『ジョーは最後の酒と煙草と音楽を…』という
『ハードボイルドだど!』の世界で

『まだ曲が終わっとらんでしょうが!』
(この通りのセリフじゃないみたいですが)
…って、九州訛りで言われギャップ萌えしたらしい(爆)

バーテンの女性も甲斐さんも連れの?女性も無言で佇んでおられ
…と思ったら、いきなりブルースハープを吹き始められたんだとか…(笑)

『そんなヤツはおらんやろ~!(笑)』とツッコミつつも
『タクシー運転手よりカッコいい♪』と奥さん

でも、甲斐さんご自身もセイヤングで
『本職なんで、あそこカッコ悪かったらもうダメ(笑)』と話されてたし…(笑)

ただ、青山監督が『集音マイクでよかと、よかと(笑)』とおっしゃるのを
『アンプ通さないと太い音が出ない』とオケを作られたのに(笑)

撮影当日に『合わせなきゃいけないんだ!』と気づかれたという甲斐さん(笑)
甲斐友さんいわく…『アテブリ』怪しくなかった?(笑)

DVDで、じっくり拝見したいと思います(笑)
コメント
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